二つ目の月
前回からの続き、みんなの好きなキャラは何になるかな?
元東京都、夜道と言って良いのか定かではないが夜道を歩く3人の人影が居た。
「いやぁ、今日は収穫が多かったっスね〜!俺達の味方が一気に五十人も増えてこんなに食料も手に入るなんて!」
「あは、確かに今日は運が良かったねー、明日と明後日は大分余裕が生まれたかなー、ゆっくり出来るねー」
「無駄口を叩かずに早く歩け、そんな事言っているから食料ではなく水がすぐ無くなるのだろう」
「いやいや、仁魅さんは真面目っすね〜、でもこんな会話も大事っすよ?」
「そーそー、煌婪君はこういうところが足りてないから皆に怖がられるんだよー、僕のフランクさを見習ったらー」
「永月殿も凰臥殿も…どちらかと言うと怖がられてるのは凰臥殿だろう、私ではない」
「あは、そんなことないよー」
「まぁまぁ二人ともピリピリしないで、ほらほらいえーいピース」
喋る量が多いためすぐに水分を消費する集団、ではなくこの三人が日本を復興させようとする三人だ。
最後にピースをしたのが永月庸兜特徴的な短髪で、緑髪の幼い顔をしている青年だ、パーカーを羽織り、中には長袖のシャツを着てジーンズを履いている。
基本的に避難民達とのコミュニケーションやムードメイカーは永月が担当している。
よく伸ばし棒をつけて喋るのが凰臥誑詈短髪の赤髪で、目の色が左右で赤と青に爛々と光っているのが特徴的だ、服装は寒そうな肩出しにダボッとしたパーカーに短めのズボンを履いている。
交渉や激しい口論、喧嘩の納め役を担当しているが、凰臥はよく怖がられている
真面目な最後の一人は仁魅煌婪、トゲトゲの白髪で、まるで研究者の様な白衣を羽織り、中にはカッターシャツを着ていて、長いズボンを履いている。
食料や水分の物資管理の担当をしており、子どもには良く好かれるが生真面目なため、大人からは少し怖がられている。普通逆だと思う。
「永月殿、そのテンションも大事だと思うがもう少しこれからのことを考えたほうが良いと思うのだが」
「え〜そういうのは仁魅さんとか凰臥くんが考えてほしっすよ〜、俺はそういうのは苦手なんで!」
「あは、庸兜君は馬鹿さんだからねー、僕達が考えるしかないんだよねー」
「ちょっ、はっきり言わないでくださいっす!」
「…」
こんな自由な集団が本当に日本の復興を出来るのかが心配だよ。
いや、元気な集団ですねほんとに、これで復興出来るのか私も不安です。水分が先になくなりそう。
個人的には永月の感じが好きです。ちなみに全員男です、そして仁魅以外全然ガタイがよくないわーい終わったーです。まぁこれからの私のアドリブに乞うご期待…期待できないか