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たそがれ怪奇譚第2部 黄昏篇   作者: 狐鹿コーラ
黄昏編その1 口裂け女
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「だろ?俺にも色々と予定があるんだよ」




死神が得意げにそう言った。




「例えば?」




狐月がそう尋ねる。




「この後デートに誘われてるんだ」




死神は嬉しそうに呟いた。



彼はどうやらあの世に恋人がいるらしい。




「完全にプライベートじゃねえか・・・」




狐月が呆れながらそう呟いた。




「そろそろ時間だ。じゃあな」





そう言って死神は去っていった。




死神を見送った後、狐月は淳也に電話をかける。




「狐月か。どうしたんだ?」



「口裂け女に会った」



「まじか!?で、どうしたんだ?」



「もう二度と人間を襲わないように、「君が!泣くまで!殴るのをやめない!」ってな感じでボコっておいた」



「流石だよ狐月」




淳也は苦笑していた。



こうして、それ以来口裂け女に人間が襲われる事はなくなった。




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