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たそがれ怪奇譚第2部 黄昏篇   作者: 狐鹿コーラ
黄昏編その2 神造り
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とある守り神

「私だって昔からこうだった訳じゃない」




かなえさまがそう呟いた。




「なんだって?」




狐月が聞き返す。




「私、かなえさまは造られた神様なんだよ」




かなえさまは笑顔でそう言った。



「詳しく教えろ」



狐月がそう言って話の続きを促した。




「私はたそがれ町の守り神だったんだ。だが時代の経過によって存在を忘れられていった」




「それで?」




狐月がそう尋ねる。




「もう存在が消えかかっていた。忘れられたくなかった。このまま消えたくはなかったんだ。ちょうどその時、私の前に一人の男が現れた」





「その男が行った神造りの儀式によって私はかなえさまになった。」



「でも良かったと思っているよ。人の願いを叶えるのは楽しいし。」



「人間の欲望には限りがない。そんな面白い物を見られるんだ。『狼月』には感謝しないとね」




「今なんと言った!?」




狐月が驚く。



「狼月だよ。神造りの儀式を行った男の名は狼月」




かなえさまは平然とそう言った。



「それっていつ頃の話だ?」




零二がそう尋ねる。




「君達の基準で言うと明治時代頃かな」



かなえさまは笑顔でそう言った。




「どういう事だ?」




狐月は考え込んだ。狼月は平安時代の人間だ。




狼月と名乗る男の存在。謎がまた一つ増えた。





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