登場人物・一年五組(第二版)
★第二部から新登場
八村慎太郎
やや大柄な男子生徒。実家の商売(建築業)を手伝っているためか帰宅部員。
東の大商人であるハチムラ商会に拾われ、「数字を計算する事のできる能力」をもって寵愛されている。
街道事件を経て上田たちと契約を結び「ハチムラ商会の勇者」として投資を行うなどなかなかにしたたかだが、同時に背負い込みすぎる面もある。
冒険者ランクは持たない。
辺士名義雄
かなりのチャラ男で、どちらかと言ういじめっ子の部類に入る。サッカー部員。
「透明になる事ができる能力」を持ちそれにより盗賊団「黒目団」の長となり、秘宝を狙いそれを奪取していた。
討伐後は逮捕され入牢している。
米野崎克美
赤井の女友達その3。やはり漫研部員。異世界転生・転移もののラノベが好き。
異世界では「炎魔導士」であり、単純明快ながら高い魔力を持つ。
どこまでもこの異世界生活を楽しんでおり、師匠であるガーメに弟子入りしてすっかり良い師弟関係を築いている。
冒険者ランクはYランクだったが、これは登録後の更新をしていなかっただけ。後にTランクまで引き上げられた。
キミカ王国の事件後は事実上の宮廷魔術師になった。
細川忠利
細川忠興の三男と同姓同名。歴史研究会所属のエリートで八村を一回り大きくしたような体格。
異世界では「妖術師」の能力を持ち幻影を作り出す事ができる。
半ばキラキラネームめいた名前のためにコンプレックスを抱いており、エリートたる自分に縋っている所がある。松枝を彼女にしているのもエリートたる自分の存在を強調させるための道具と思っている節あり。
リョータイ市で活動していたがすれ違いにより上田たちとは会えず、平林が襲われたと言ううわさを聞きつけトードー国を訪れてそこで上田たちと衝突、暴走する。
戦後は前田の部下に押し込められた。
Rランク冒険者。
前田松枝
学級委員長らしいまじめな性格で料理部所属。卒業後は料理学校への進学予定。
異世界では「風魔法使い」であり、癒しの風をも巻き起こす事ができるTランク冒険者。
当初からトードー国におり、上田たちと共闘する。その後は細川を支える役となり、冒険者ランクは持たなくなった。
持山武夫
「あらゆるアイテムを収納できる」チート異能により廃品回収で生計を立てていた。ちなみにそのチート異能には「装備をはぎ取る能力」もある事が判明。
また「存在感を消す能力」も習得したようで、ブエド村でひっそりと上田たちと合流。そのまま同行する事に。
なお名目的にはハチムラ商会所属。
冒険者ランクはVランク→Tランク。
★第一部から続けて登場
剣崎寿一
剣道部員。実力は確かで異世界でも「剣豪」だが、転移した際に元より持っていた戦闘願望のブレーキが壊れたのかオラオラ系の性格になり、戦いを楽しむ狂戦士になってしまった。
「どんな大きな武器でも自在に扱える」能力を持ち、非常に長い剣を用いていた。
ノーヒン市にて再び上田と戦う事となる。
河野速美
上田と共に並走できるほどの能力を持った天才陸上娘で裕一の幼稚園時代からの幼馴染。「とんでもない快速を発揮する」チート異能を持つ双剣士。
ノーヒン市、ブエド村にて再び上田たちと共闘する。
三田川恵梨香
すさまじい力を持つ賢者。
だが性格は全く矯正されておらず、平林倫子に対してすさまじい敵意を見せその上に圧倒的な力でブエド村に降臨した。
怠惰を病的に憎み、労働と勉強を愛する。家で一日数十時間単位の勉強をして来たとも言われているが……。
遠藤幸太郎
野球部員。一年生で一軍になったほどのフィジカルエリート。
異世界では「桁外れた腕力」を持った剛戦士であったが、現在はお尋ね者となっている。
ブエド村にて上田たちと戦った時には、すっかり三田川の手駒と化していた。
ノーヒン市にて獣娘たちを見張っていた仮面の剣士の正体でもある。
神林みなみ・木村迎子・日下月子
外伝にてマイペースに冒険中。
★第二部にて名前のみ登場
藤井佳子
赤井の女友達その2。絵を描くのが好きな漫研部員。
宮廷画家になっているらしいことは確認されている。
★第二部外伝で登場
ムーシ・田口
金髪碧眼のハーフ。サッカー部員(ただし二軍)。日本人とフランス人のハーフ。




