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聖女に会いました


「さてと、今日は聖女様に会うことができるぞ~」


そう言って、アドスはアリスを抱き上げる。


「良かった、嬢ちゃん。聖女様は「全ての命に祝福を~」とかいって喜んでたぜ」


「そうね、聖女様に会うといい事があるらしいわよ」



 俺はその聖女様が鑑定眼的なものを持っていないことを祈るだけだよ。

・・・・・・でも、外を見ることがぜんぜんできないから外に出るチャンスを逃すわけにはいかない。






「あなたに我主メルデウス様のご加護があらんことを」


 あれがうわさの聖女とやらか、かわいいなぁ・・・


「こんにちは、ストレイヴご夫妻、あ、かわいい子ですね。お名前はなんていうんですか?」


「アリスです。かわいい娘です(キリッ!)」


「アリスちゃんですか。新たな命にメルデウス様のご加護があらんことを、大事にしてあげてくださいね。最後にこんなかわいい子に会えるなんて思ってもいませんでした。」


「最後、とは?」


「私は、聖女です。皆さんの役に立つためにいます。これからも町や村などをまわらなければなりません。それに、私は怪我を負っている人たちを治すのも仕事ですから。だけど、またいつかお会いする機会はあるかもしれませんし」


 そういって聖女は、俺たちのことを見送ってくれた。確か名前は、モルト・ミルキーどっかの夢の国の創設者みたいな気がするが触れないでおこう。



_____________________________________________________


『・・・・・・・・い』


『・・・・・・・・・・・・め』


『・・・・・・・・・な・・い』


『・・・・・・・・・・に・・・・』


そこには一つの憎しみがいた。



「っは!・・・・なんだ?今のは?夢か?・・・・・・とりあえず寝よう。」



次の朝には何も覚えていなかった。

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