伯父が来た
「誰?」
誰かみなれない人が物凄い勢いで走っていく姿が見えたけど、どっかに行ってしまった。
「誰だったんだ?」
そろそろ昼時だな。そう思いつつ食堂に向かってく。
食堂についた。
「おおーーーー!どこにいたんだ?ア~リス・・・別にいいけど♪」
そう言うと俺を抱き寄せる。
「う~~ん」
ちょっと嫌な気がするけど、これも愛なんだろうな~
・・・・・あれ?見慣れない人がいるな。
「ん?あぁ!こいつはお父さんの弟で昔家を出て行ったんだよな~(チラ)」
「う、うるさいな~。ていうかなんでここにいるかとか聞かないのか?」
なるほど。でも、似てるけどこの人どこかヤの付く職業人みたいな気が・・・・
「しょうがねぇだろ。こっちに戻る用ができたから来ただけだ」
「ようって?~」
「ていうか、この子誰?もしかして、お前の子?」
「そうだ!かわいい娘だろ~」
ようってなんだよ。
「あ、そうださっきの用ってのは、この国までの聖女様の警護だ。」
「ブフッ! あ、あの聖女か!?いや、なんで、お前のようなしがない冒険者なんかが?」
せ、聖女だと!?やはりそんな存在がいるのか・・・・あってみたい気もするけど・・・・・・会えないだろうな。でも冒険者とか言ったな、でもあんまりわかんないな、食文化は日本レベルのものを見かけたけど、服とかも現代のものに似たものを見るしな、昔来た勇者ていうのは現代日本から来たような気もするけど、時間軸はどうなってるのだろう?
「そうだ!その子でも聖女様に見てもらったらどうだ?」
「いやそんな恐れ多いだろ」
「大丈夫だろ。むしろ侯爵でさらにこの俺の兄弟なんだ少しぐらい見てもらえるだろ?」
「う~ん。確かにそうだけど・・・・・少しぐらいならいいかな~」
おいおいおい。なんか急に話が始まってるぞ。ど、ど、ど、どうなるんだ?
「明日にでも話してみるよ」
「頼むよ」
なぜか、どんどん話が進んでしまって、聖女に会うのか?どうなるんだよ!