2歳になったので本を読みたい
二歳になりました。魔術スキルを何とかこっそり風だけ取れた。
そんなステータスは
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ステータス
名前:アリス・ストレイヴ
種族:人間
性別:女
年齢:2
二つ名:ビギニング共和国 ストレイヴ侯爵の嫡子
ジョブ:(なし)
ジョブ履歴:(なし)
ジョブLv:0
lv:0
生命力:150
魔力 :638
力 :60
俊敏 :45
体力 :98
知力 :98
パッシブスキル
魔力察知:1lv
アクティブスキル
無属性魔術:3lv
風属性魔術:2lv
魔力操作:3lv
魔術制御:2lv
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2歳になったからある程度動き回れるから、しっかりとした魔術書を見たいから現在探して回ってるけど広いな。いや自分が小さいのもあるんだろうけど、それでも広い。
「はぁ、どこにゃんだろう」
噛んでしまった。まったく幼いからだのせいで舌がよく回らないし、声もかわいらしい少女の物だからなんだか落ち着かない。
「あった」
ようやく見つけた。扉を開けるのも一苦労する。
「ほへーー」
ほんの量がすごい。図書館のようにさえ思える。この中から魔術に関する本を探さねばならない。
「ふぅ~」
ようやく見つけた本で調べていたけど、やっぱりいろいろこういう専門的な本で調べるべきだな。で、分かったことといえば、
火 風 雷 土 水の属性はその名のとおりの物をつかさどっていて、闇は闇と創造をつかさどっている光は光と生命をつかさどっている。けどこの二つに関しては少々あいまいのような感じがしたけど、で今度は空間と時もそのまんまだった。無は完全に属性をとものわない魔力だけで発動する物のようだ。しかし、属性外魔術もあるようだ。召喚などが代表的なようだ。それに属性を合成して同じような別の物を作り出すこともできるようだ。
そして、魔術でも普通の人間が極めれる物は一つか良くても二つの属性ぐらいのようだ。才能のあるものはもっと多く使えるようだけど、これに関してはほとんど理由が分かってるようだ。人間だと時間がないようだ。体は一つしかないからできることも限られる感じだ。
「体が、二つぐらいあればなぁ・・・・二つ?自分と同じ物がある?・・・・そうか!」
体が一つしかないならもう一つ作れればいいんだ。どっかの漫画であったな。多〇影〇身の術とかあれは確かチ〇クラを等分割にして実体のある分身を生み出して、更にその経験を本体に還元できるはずだから、このファンタジーの世界で魔力をつかって擬似的に再現できないか試してみよう。
「さてと、片付けよう」
この部屋を後にしようと部屋を出た。
「だれ?」
見慣れない人がいた。だがどこか父に似ていた。