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僕と異世界と主人公と  作者: ぬまろ
28/32

学園ナンバーズ第一予選 - after


今日は第一予選だけで終わりだ。早く終わったし他の会場でも見に行こうかな。そう思って全部の会場が見れる第一会場へと足を向けた。


しかし第一会場はおろかほとんどの会場で決着がついていた。ああそうか、うちの第二会場は決着こそあっけなかったけど沈黙の時間が長すぎたんだ。


第五会場はまだ続いているようだ。中央の巨大モニターには我らのクラスの希望であるユウ君が先輩らしき人と戦っている。


ユウ君は基本全属性を扱えるので臨機応変に対応している。


対して相手の人は氷魔法を主体に戦っている。氷魔法とはまた珍しい属性をお持ちですな。うおっ!鉄の杖に氷を纏って禍々しい武器になり果てている。氷魔法カッコイイなおい!左目が!!疼く!!!


「ユキ先輩!僕は負けませんよ!有名になって母ちゃんを楽させるんだ!ファイアアロー!!」

ユウ君が炎系の魔法を連発する。


「私の氷は、、、それぐらいの炎じゃ溶けない。君もしってるはず。アイスシールド」

先ほどまでは禍々しい武器だった魔法の杖が途端に盾に変形する。一度使用した魔法の形状を変化させるのは難しいはずだけどあのユキっていう先輩は呼吸をするように変形させた。強いな。


「まったく溶けないわけじゃない!メガファイア!」


「往生際が悪いのは君のいいところでもあり、悪いとこでもある」

ポーカーフェイスだからわかりにくいけどアイスシールドはどんどん小さくなっている。



「終了!生き残っているみなさんは明日の第二予選トーナメントに進出です!」

ああ、ほかの場所で誰かが脱落したみたいだ。



「勝負は、おあずけ」

ユキ先輩が手を出す。


「はい、そのときは負けません!」

二人は握手を交わす。会場からは拍手が聞こえる。ユウ君!これはしっかりとアピール出来てるっぽいぞ!よかったな!



...





...


教室に来た。明日の段取りと結果の報告会だ。


第一グループのクリス・き・ホワイトネスさんは回復をしまくって乗り切ったらしい。どうやら回復魔法の10分の1の威力ではあるがブローチの耐久度を回復できるみたいだ。いいことを聞いた。

サリウス兄さんも残ったらしい。マリアンヌ様が第一会場で見ていたらしく結果を教えてくれた。


第二グループの僕とスイ・こ・アクアネスは勿論通過しました。光の雨が降ったんだってさ。はは、、、


第三グループのマルフォイは「問題ない~ね」とのことだ。


第四グループのクロ・か・ダークネスも順調に勝ち残ったみたいだ。


第五グループのユウくんは見たぞ!頑張ってたな。


第六グループのフウ・け・ウィンディネスは「紙一重だった」とのこと。勝ったらしい。


第七グループのケイ・く・バーニングシュウゾも残った、叫びすぎてうるさいケイを中心に多くの生徒が集まって乱戦になったらしい。


第八グループのカリン先輩はどうだろうか。あとでサリウス兄さんに聞いてみよう。



「みんな突破したな!!!明日も頑張ろうぜ!!!!円陣組もうぜ!!!!」

僕、マルフォイ、マリアンヌ様、シュバルツ様、ユウ君、クロ君、クリスさん、ケイ君、フウ君、スイさん


10人が円を組んでデカゴンの形となる。

「明日も頑張るぞ!」

「「「「「「「「「おーー!!!」」」」」」」」」



最後のデカゴンは10角形って意味です。そうだったはず。でもシリウスを抜いた主人公9人をエニアグラムで表現したかった思いもあったりする。

エニアグラムでググってみてね。

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