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8話:もう恋なんて……


 異世界、初めての恋に別れを告げ奥の鍛冶屋受付に向かった先には……。


 カッンカッン…… 太くてゴツゴツした短い手足の髭面のドワーフが、赤く熱した鉄を叩いて形を整え武器を作ってた。その隣に受付窓口が有り更に奥の部屋には、革や鉄を縫い合わせて防具を作ってた。


《鍛冶を習得しました。》

《裁縫を習得しました。》


 受付にはドワーフの小柄で可愛らしい女の子がいた。もう恋なんて、しない、なんて言わないよ……


 難なく装備を売り払ったが、本来なら全部で金貨45枚以上する装備なのだがランクが全て最低ランクになってた為金貨10枚だけだった。俺もゆくゆく運の無い男だ………用事が終わったので商人ギルドを後にしてナポリさんの料理屋にハーブと香辛料を届けに行った。


『鈴木さん、いらっしゃい。』


「そうだナポリさん今日からベルウッドを名乗る事とにしたので改めてよろしくお願いします。」


『この世界で生きていく覚悟決めたんですね。』

「あっ……ハイ……」


 まさか初めて名乗った瞬間にフラレルとわ思わなかったが……。  異世界収納からハーブと香辛料を取り出した。


「お金はいらないので、その代わり手が空いた時間にで良いので料理の仕方を教えて下さい。」


『それでしたら、別に構いませんが。』


「マジで?良かった!」


 30歳、独身童貞男。多少は料理できるがやっぱりプロに習いたいしね。パスタの麺やパンなんて粉から混ぜて作ってるみたいだし。異世界1人旅するなら美味しい物を食べながらのんびりと自由気ままに満喫したいからな……


 それに鉄製の料理道具の値段を見たら10倍以上の値段だった。この王国は戦争前で大量の鉄を溶かして武器を作ってるせいで鉄の価格が高すぎるので、道具は安い国で買うことにして。料理を教えてもらうさいに道具を借りて作れば今のところ必要ない。料理を皿に盛り付けて異世界収納にいれればタダだ。陶器の皿は安かったので大量に購入した……


 独身30歳ともなれば悪知恵が働く。今日は追加で【ハーブ】や【香辛料】、海から【塩】と食材を仕入れて明日から料理を教わることにして宿でスキルを【合成】する事にした…………






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