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2話 元人間の魔物達と大怪我。


イリナは、アトラ樹海での生活が長いのか色々と詳しい。

数百年前までは、貿易のためにアトラ樹海を横断する人間もよくいて、そのために作られた道路もあったとか...現在では、この樹海を挟み両側に位置する国同士の交流がなくなり廃れて緑に覆われてしまった。

何故かというと、この樹海の名前の由来になっている、アトラという主が地中に潜り長い眠りについたからだ。

この主は、魔物でありながら人間に対して敵意はなく、人間を襲う魔物達の抑止力になっていて、当時は今に比べると安全だったという。

魔物にも色々いるようで、善良な心を持っている魔物達も当時はたくさんおり、アトラの影響を受けてこの樹海の治安の維持に貢献していた。 

主が眠りについた事で、人間を襲う魔物と善良な魔物の力関係が変わり現在の状態になっている。



 「なんで、アトラは人間に敵意を持っていなかったの?」


 「まだ、魔物として幼体だった頃に人間に世話をしてもらっていたらしい...本人から聞いた訳じゃないから噂程度だけどな」


 「なるほどね、ちなみにどんな姿をしているの?」


 「姿自体は、ほぼ人間で可愛い女の子みたいな感じだよ、魔物って言われても嘘だろってなるくらいさ」



なんだか、急に信じられなくなってきた。

魔物と言えば、怪物や異形の化け物のイメージしかないし、見た目が人間でしかも可愛い女の子って....でも、地中に潜ってるあたりは魔物っぽいかな?

ていうより、モグラか?

イリナは、人間の脅威となる魔物達を教えてくれた。

サイクロプス、肉食ワーム、マンイーター、グランドドラゴン、魔女、食人族などが脅威になるそうだ。

他にも凶悪な魔物はいるが、人間をさほど敵視はしていないので省く。

その中でも、魔女と食人族は積極的に人の形をした生き物を襲うらしい。

食人族は、元人間の理性を失くした集団で魔女を崇拝しており、そうしている内に魔物化する個体が現れ魔女の手下になっているとか。



 「人間って魔物化するの?」


 「人間とか魔物に限らず、マナで繋がりができると供給元の身体的な特徴の影響を受けるんだとか....まあ、大昔に人間の魔法使いに聞いた話なんだけどな」


 「うん? なら、私はフィーのマナを貰っているから、エルフ化したりするの?」


 「エルフ化はあまり聞いた事はないけど、してもおかしい話ではないな」


 「じゃあさ、フィーと出会ってからだけど汗はかかなくなったし、その食べると生理現象で出てくる物があるでしょ、私達二人ともそれが出てこないというか....エルフって、もしかして排泄機能がなかったりするのかな?」


 「いや、オレの知っているエルフは食べれば出るもんは出すよ、でも不思議だな...もしかしたら、フィーはエルフの中でも突然変異で生まれた新種の個体かもな」


 

イリナの話では、極稀に各種族に特異な存在が生まれてくるという。

どれも共通しているのは、たくさんのマナを持っている事で魔族であればそれは魔王になるし、人間なら勇者になったりと様々で特異な体質を持っていたりする。

フィーも、膨大な量と純度の高いマナを持っているので、新種のエルフの可能性はあるみたいだ。


 

 「話は変わるけど、ミルト達はどうしてレラの国に行きたいんだ? あと、どこでフィーを拾ったんだ?」


 「少し長くなるけど、いい?」



私は、これまでの経緯を話す。

育った町で、育ての親に襲われそうになった事や、逃げ切るためにアトラ樹海に入り魔物に襲われ瀕死の重傷を負った事、目が覚めると不思議な空間に居て泉に浮かんだ魔方陣の中心にフィーが浮いていた事などを話した。


 

 「けっこう悲惨な目に合ってるんだな....まあ、でも結果的にはフィーに出会って良い方向に向かってるんだから、よかったよな」


 「うん、未練はないし今は新しい人生を歩もうと思ってるよ、それに私には幸運の女神...いや天使がついてるしね」



私は足を止め、フィーを抱き寄せ頭を撫でる。

まだ出会って数日しか経っていないけど、私にとってこの子は必要な存在になっている。

利用したいとか都合がいいからではなく、表情があまり変わらず感情表現も恐らく苦手なこの子を不思議なくらい愛おしく感じる。

生まれてから、まともに愛された事がなかったからその反動もあるのかな?

フィーを抱きしめていると、服の中に入っていたイリナが苦しそうに悶えている。

間に挟まっていて身動きが取れなくなっていた。



 「ごめんごめん、苦しかったよね?」


 「ぷはっ! 窒息すると思ったよ....まったく、そうゆうのは他所でやれよな」


 「うん、なんか理屈じゃないんだよね...急に抱きしめたくなっちゃってさ、ちゃんとイリナを確認してからするよ」


 「そうしてくれ...まあ、少し歳の離れた妹みたいに思っているのかな」


 「妹か、確かに妹がいたらこれくらいだよね」


 

フィーの頭が私の胸の位置くらいだし、種族の違いはあるけど妹ならしっくりくるかも。

そう思うと、余計に可愛くなり髪がくしゃくしゃになるまで頭を撫でた。

 


 「妹ってなに?」


 「妹は血の繋がりがあって、後から生まれた子の事だけど分かるかな?」


 「血の繋がりとか生まれるが難しい」



フィーは、記憶がないせいか一般的な常識というか概念がなくて理解するのが難しいのだろう。

何も書かれてない、真っ白なノートみたいな存在なのだと思う。

だから、私の教える事でフィーの育ち方に影響があるだろうから責任重大だ。


 

 「ちょっとずつ、ゆっくり覚えていこうね」


 「うん」



フィーの手を引き歩いていると、何かが横たわっているのが見える。

なんだろうと思ったけど、それは魔物なのか足を止めて近くに落ちていた石を拾い投げた。

反応がない....死んでいるのか?

死んだふりをして、私達を狙っているのかも....もう少し様子を見る。


 

 「あれ、怪しくない? イリナ、どう思う?」


 「もう一回、大きめの石を投げてみたらどうだ? さっきのは小さかったろ」

 


確かに、小さめだったから当たっても痛くはなかったかも。

ちょうどいいのが見つかった。

私の手のひらぐらいの石を見つけ強く投げつけたけど、ピクリともせず反応がない。



 「このままじゃ通れないし、用心しながら確認しに行こうね」


 「ああ、頼むぜ油断するなよ」


 「フィー、静かに着いて来てね」


 「分かった....静かにする」



近づいてみると、それは人の形をしていて異形の化け物だった。

顔こそ人間の女性のようで美形ではあるけど、そこから下は長くゴツゴツした太い腕に長く鋭い爪が伸びていて、爛れているが大きい乳房があり腹は裂けていて内臓が垂れ下がり、脚は細く色白で体全体の歪さが目立つ。

身長にして2メートル以上はあり、これが突然起き上がってきたら夢に出てきそうで怖い。


 

 「こいつ、魔女だよ」


 「これがそうなの? なんか、イメージと違うし大怪我してるけど」


 「この裂けた腹は元からだよ...この内臓を自在に動かして、相手に絡ませて逃げられないようにするんだ」


 「想像したら気持ち悪いね...絶対に捕まりたくないよ」

 


イリナの話では、魔女は住処になる家を持っているらしく、迷い込んできた人間や魔族やエルフをその整った顔で微笑み油断したところを襲って、薬や魔術の材料にしているとか....そのために、普段は布切れを着て体を隠しているらしい。

フィーが、何か気づいたようだ。



 「ミルト...少し、動いてる」


 「えっ...ホントだ、内臓がちょっとだけ動いてるね」

 

 

私は、風魔法をいつでも放てるように風の渦を発生させる。

すると、魔女はカスカスの声で何かを話しだした。

 


 「あぁ、あ、いつら、よくも私をこ、ごんな目にぃ....」



驚いた...言葉も話せるのか。

イリナが警戒し、注意を促してくれる。



 「瀕死のようだけど、気を付けた方がいいぞ」


 「だよね、フィー私の後ろに隠れてね」


 「うん」



魔女は、よほど恨みがあるのか独り言が続く。



 「あの、さ、捧げものは、美味かったが、毒を盛るとはぁ、ぁあ...」



捧げものってなんだろう....。

人の形をしているなら、捕食するみたいな事を言ってた気がするけど、まさか人間とか魔族とかエルフが食べられちゃったのかな?

毒とか言ってるけど、確か食人族が手下なんだっけ...食人族に毒を盛られたのかな? 

なんだか、複数の気配を感じる。

何かに囲まれているのか、周りの茂みや木の陰からガサガサと音がしていて、何かが私の顔を目掛けて飛んでくる。

ほんの一瞬の間だったけど、私の後ろに隠れていたフィーが素早く前に出てきて、それを手で弾いてくれた。

それは矢で、先端には怪しい液体が塗られているようだった。

 


 「フィーありがとうね、おかげで助かったよ....それに、よく見えたね」


 「ミルトが危ない気がした、だから守った」



ほんとに、すごい反射神経と動体視力だね。

それに、矢が飛んで来たって事は知恵のある生き物か?

イリナが、教えてくれる。



 「おいおい、これは食人族の仕業だよ...囲まれているぞ」

 

 

どうしようか?

囲まれているのなら、逃げるのは難しそうだし戦わないといけないか。

突然、何か人のような塊が落ちてくる、私達の目の前でそいつが威勢よく雄叫びをあげた。

身長は平均的な成人男性くらいで、体中に何かを塗り模様のような何かを描き、気味の悪い面で顔を隠している....そして、男性の象徴のアレが丸出しだ。


 

 「ぐぅぅっぼぅぁぁぁあああ!」


 「ちょっと、その汚いのを見せつけながら叫ばないでよ!」



目の前で大声を出され、イラっときたのかフィーが反撃をする。



 「...どっか行け」


 「ぶふぉっ!」

 


フィーが、食人族の腹を蹴り飛ばした。

食人族は、10メートル以上は吹き飛び茂みの中へ消えていく。



 「ミルト、大丈夫?」


 「大丈夫だよ、アイツ等ばっちいから素手で殴っちゃダメだからね」


 「ばっちいって何?」


 「すごく汚いって事だよ」


 「分かった、素手で殴らない」


 

生理的にっていうか、興奮したアレを見せつけてくる食人族が気持ち悪いからだ。

そんな奴らの体を殴って、フィーの可愛い拳が汚れてしまうのが耐えられない。

私も怯んでないで戦わないと...。

今度は横から食人族が現れ、私はフィーのようにそいつを蹴り飛ばした。

フィーほどの威力はないけど、食人族はけっこう吹き飛び激痛でジタバタしている。

 


 「なんだ、私もけっこうやれるじゃん!」


 「なっ、言った通りだったろ!」


 「うん、マナの影響ってすごいね!」


 

次々と、食人族が茂みから現れ肉弾戦を仕掛けてくるが、私達は蹴りや風魔法で蹴散らし矢が飛んでくれば、フィーが手で弾いてくれる。

こんなに戦えるなんて思いもしなかったし、この間まで私一人では逃げるのが精一杯だったのに、フィーのおかげでずいぶんと強くなったもんだと感心する。

気づかない内に、けっこうな数を蹴散らしていたみたいで、襲い掛かってくる食人族の勢いが落ちてきた。

 

 

 「けっこう倒したんじゃない? あと、もう少しかな...うん? あいつは何かが違うぞ?」


 「あれは、完全に魔物化した奴だな、他の奴より強いから気を付けろよ」


 「うん、それになんなのアレ? すごく気持ち悪いね」


 

そいつは、背の高さは3メートル以上はありそうで、頭からは髪の毛のように触手が垂れ下がり、筋肉質な体形のあらゆる箇所からも細い触手のような物が生えている。

コイツも例に漏れず、アレが丸出しで見るに耐えない。

でも、戦うしかない。

私は近づいてきてほしくないから、ありったけの魔力を込めて風魔法を放つ。

できるだけ致命傷に、もしくは一撃で倒せるように風魔法の先端を鋭くし貫けるようにイメージする。

風の渦は、直撃し魔物化した食人族の体を貫いた。

体に大きな穴ができ致命傷を与えたと思ったけど、全く痛がっている素振りを見せず穴の内側からニョロニョロとした無数の触手が生えてきて、ぽっかりと空いた穴を塞いでしまう。

ある程度の不死性を持っているのか、何事もなかったようにして近づいてくる。



 「アイツ、もしかして死なないの?」


 「いや、そんな事はないはずだけど....まずいな、逃げる事も考えないとな」


 「だよね...うわっ!」



距離は10メートルは離れていたけど、体から生えている触手が伸びてくる。

柔らかそうな質感からは、想像できない程に鋭く硬質化していて早かった。

その触手をかわしきる事ができなくて、私の横腹の肉をえぐり血がいっぱい出てくる。

すごい激痛だけど、以前にもっと痛い経験をした事があるから耐える事ができた。

でも、致命傷になる程の傷で状況は非常にまずい。

 


 「血がいっぱい、お腹の横が大変」


 「だ、大丈夫....痛いけど動けるから....」


 「おい! 後ろの魔女が起き上がりやがった!」



忘れていた。

毒を盛られ死にかけていたと思われる、魔女が起き上がり仁王立ちしている。

魔女は私達に掴みかかろうとしてきたけど、フィーが思いっきり蹴り飛ばし止めを刺す。

魔女に気を取られてしまい、魔物化した食人族がすぐ傍まで近づいて来ていて、私はそいつの触手に捕まってしまう。

柔らかくヌルヌルしているそれは、もがけばもがく程絡みついてきて締め付けてくる。

そいつは口を大きく開き、無数の刺の生えた長い舌を私の頭に近づけてきた。



 「いっ、いやぁっ、やめて! 気持ち悪い!」

 

 

私は、取り乱してしまった。

嫌悪感と恐怖に支配されてしまい、自然と大粒の涙が流れ触手からなんとか逃れようとジタバタする。

もう終わりだと思った....私の最期が、こんなおぞましい魔物のせいで終わるのだと思うと悔しくて悲しい。



 「ミルトから離れて!」


 

ズドンと大きな衝撃が伝わる。

フィーが飛び上がり、魔物化した食人族の頭を思いっきり殴った。

魔物化した食人族の頭が、フィーに殴られて陥没している。 

殴られた衝撃で地面に叩きつけられ、絡みついていた触手から私は解放された。



 「ミルト...大丈夫?」


 「うん、ありがと....すごく、怖かったよ...」


 「うわ、おい! 早く止血しないとまずいぞ!」



私のえぐれた横腹からは、先ほどより血が大量に溢れ出てきている。

触手に強く締め付けられた事により、傷口が大きく開いたようだ。

意識が薄れてゆく....食人族達は、魔物化した仲間と魔女が倒された事によって、恐れを感じたのか逃げていく様子が見える。

でも、私はもう駄目かもしれない。



 「イリナ....フィーの事よろしくね....」


 「やめてくれ、そんな事言うな! 気をしっかり持てよ! きっと、助かるから!」


 「ミルト? 眠っちゃうの?」



そうだよね、フィーは死というものを理解できていないよね。

もっと長く生きたかったなぁ、フィーとこのままレラの国を旅して楽しく穏やかに暮らしたかったな。

瞼が重くなり、もう限界だった....意識が消えていく。




 

 「うぅん? ここはどこだろ....?」


 

水の流れる音がする。

近くに川があるみたいで、私の体は岩肌に寝かせられている。

似たような状況は、前にもあったけど環境が違う。

そういえば、横腹をえぐられて致命傷になり意識がなくなって....多分だけど、私は死んだはずだった。

確認すると包帯ではないが、布の切れ端のような物で傷口が覆われていた。

見覚えがある....布の切れ端は、きっとフィーの上着だと思う。

そうだ、フィーとイリナは?

 


 「ミルト、起きた」


 「なっ? 大丈夫だったろ」


 「うん、生きてて嬉しい」



岩陰から、小さな二人が姿を現し何か草をいっぱいに抱えて近づいてくる。

多分、薬草か何かかな?



 「フィー、イリナ、ここはどこなの? それに、お腹の傷は?」


 「ここは崖の上から見えた山脈だよ、傷はちゃんと手当したし...お前、10日は眠っていたぞ」


 「10日も寝てたの? でも、どうやって私を運んだの?」


 「フィーがここまで担いできたんだよ、傷の方はオレが薬草を見つけてきてフィーの上着を破いて処置したんだ」



こんな小さな体で、私を担いでここまで来てくれたんだね。

大変だったと思うし、迷惑かけちゃったな。



 「そうだったんだ、二人とも私を助けてくれてありがとうね....」


 「いいんだよ、フィーからマナを供給されていたから助かったんだと思うよ、マナは生命エネルギーそのものだからな」

 


私は、フィーを抱きしめる。

イリナは、小さいから手のひらで優しく撫でる。

ホントに助けられてばかりだな....私は。

 


 「山脈って事は、樹海は抜けてしまったんだよね?」


 「そうだよ、このまま川沿い下れば高原が見えてきて、さらに進めば人里に繋がる道に出られるはずだ」


 「そっか、やっとこの危険な場所から出られるんだね」


 「ああ、でも山脈にも危険な奴が居るからな....気は抜けないぞ」


 「私が、全部やっつけるから大丈夫」



ここまで来る間に、他の魔物にも遭遇したそうだ。

私を担ぎながら、魔物達を簡単に蹴散らしていたとか。

ホントにすごいね、この子は。



 「傷の方はどうなってる? 昨日見た時は、ほとんど塞がっていたけど」


 「うん、どうだろ...? 傷は跡すら残っていないね」



肉がえぐれていたのに、元通りに治っていてびっくりだ。

マナの影響ってすごいね。

これもフィーのおかげだろうし、頭をいっぱいに撫でる。

フィーも、ぎゅっと強く抱きしめて私の背中をさすってきて、イリナはその様子をやれやれといった様子で眺めている。

さて、あとは最後の山脈を抜ければ一安心だね。

少しふらついたから、移動するのはもう少し休んでからにしようと思う。

  

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