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徒然なる何らか  作者: 如月ふたば


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一輪

松風と衣擦れが響く部屋

「先生がお生けになった梅は本当に美しゅうございますね」


床の間にたった独り飾られた私


先に手折られた兄妹たちに思いを馳せば香りに乗じて彼らの視線が見えるようだ


大人と同様の背の高さの花瓶に差された我々や他の花々

きらびやかなシャンデリアの下、絢爛なドレスや宝石に負けぬよう

香りも色も鮮やかな世界の一部となり部屋に佇んでいる


ぽとりと我々から一輪落ち行く

踏みつけられ花弁が絨毯に染みを作った

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