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徒然なる何らか  作者: 如月ふたば


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22/28

転がる石

脳のデフォルトモードネットワーク(DMN)のイメージな石さんが主役です

僕は川の底に住むただの石

川が波立てば転がっていく

他の石たちと一緒にころころと


ある日流れ着いた川底は

とても穏やか

あまり波立つことも無い場所だから

僕はこの川底で過ごしていくだろう


時々ある小さな波で

周りの石らと戯れるくらい


ここにはね

ぴかぴか光る石、つるりとまぁるく綺麗な石

面白いほど平らな石

たくさん個性がある石たちばかり


僕のいびつな形はちょっと恥ずかしいんだ


でもね、お友達の平らな石さんが教えてくれた

「個性があると言ってくれたくれた石たちは

みんな君が作ってくれたんだよ」


どういうことか分からずいると

「君が転がれば転がるほどに

私たちはみんな磨かれていったということ」


それってつまり僕も役に立ってたということ?


そう君がいたから私たちは「個性」や「魅力」が出来上がったの

だからただ転がっているだけのいびつな石だなんて思わないで

私たちを作ってくれたのは君


私たちを作ってくれたから

みんな笑顔になったんだよ


そう言ってくれたんだ

DMN:めちゃくちゃざっくりいうと脳の安静時。ただその時にはひらめきがある。とのこと。

かなりざっくりとした意訳ですから、気になった方はお調べください。

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