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遭難
登山しようと言ったのは君
自分の為と大きな荷物を選んだのも君
それなのに
「疲れた」と言って
大きな荷物を渡すんだね
突然荷物を渡されて
私はへとへとになってしまったの
「ごめんね、こんなところに連れてきて」
そう言った君は
私の元から走って逃げた
待って欲しいと声を上げても
振り返ることもしなかった
私は大きな荷物を背負ったまま
一人ぼっちで途方に暮れる
荷物と君の面影、背負ったままで
一人ぼっちで途方に暮れる
君はどこでどうしているかな