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 小雨が窓の外の景色を濡らす、六月の終盤。

 今日はいよいよ、ハーヴェイとの外出日だ。

 約束は午後六時。

 今日はお互い仕事なので、アパートに迎えに来てくれることになってるが――。

 すっかり身支度が終わった身体で、腕時計をのぞき込む。

「時間になったけど……」

 来ない。

 アパートの外の物音に耳を澄ませてみても、気配すらない。

 おかしいな。

 首を傾げていると、スマホが鳴った。



「ん? これは」



 優しいピアノのバックミュージック。

 アプリ『癒執事』のアラーム機能だ。

 聞き覚えのある低声が、優しく言葉を発する。



『お待たせいたしました。主様。お時間です――』 



 言葉が終わると同時に、スマホから一筋、また一筋と光が溢れる。


「こ、これは」

 まぶしい……。

 思わず腕で顔を覆ったとき、また言葉が紡がれる。



『癒執事の館へようこそ――』


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