暇な女神様
「俺は何の変哲もない高校生神矢文斗。今日は新作のラノベを買いに行く日だ。」
信号が変わり横断歩道を歩き始めた。
「危ない!!」
知らない女性の声が聞こえたため振り返ろうとした次の瞬間、ドン‼︎という鈍い音が近くに鳴り響いた。
俺はトラックに轢かれてしまった。
意識がどんどん遠くなっていく。
「俺死んだな、、、、、もしも生まれ変われるなら今度はもっといい生き方を、、、」
ここはどこだ?俺は死んだんじゃないのか?
「ようやく目が覚めましたね」
「あなたは?」
「私はネーレと申します。女神をしております。」
「女神様??じゃあなぜ俺はこんなところにいるんだ?」
「それは私が今とても暇だからです。」
「はあ?」
「だって女神と言ってもすることが最近ほとんどなくてとても暇してたんですよ。お詫びとしては何ですが異世界に転生させて差し上げます。」
「え?いいんですか」
「はい!でもただ異世界に送るだけじゃ物足りないと思うのでランダムにスキルを得られるというスキルを持たせて飛ばします。このスキルはモンスターを倒すと貰えるポイントを使うことでスキルを得られます。このスキルを使って異世界ライフを楽しんでください!」
「もちろん私はここから見させてもらいます。あといつでも私と喋れるようにしますので何かあったらお尋ねしてください」
「わかりました」
「それでは今から異世界へ送ります。あっ忘れてた異世界では文斗では変ですのでフィートと名乗りください。」
「それでは異世界ライフを楽しんできてください!!」