4 魔法って素晴らしい!
水魔法ゲットでーす!
ぶいぶーい!
水魔法をちょっと試してみようと思います!
でもLV1だから、余り期待は出来ないです!
では、試してみましょー!
「水魔法、発動」
おおー!
私が声を発すると、目の前に水球が現れた。
大人の拳二つ分くらいの大きさだ。
成功だー!
しかし、気を逸らしたら直ぐに消ちゃった。
ふふふ、魔法使えたー!
すごくない?
魔法使えたよ!
やったね!
よし!この調子で実戦で使える様にしよー!
そうと決まれば、実践あるのみ!
どりゃー!
とおー!
ぽべー!
ちょちょー!
ふう、かなり水球を出したな。
そう言えば、魔力切れと言うのはあるのかな?
全然疲れないのだけど。
魔力切れより先に『魔力操作』がLV3に『魔力感知』が発現して、既にLV2になったし。
『水魔法』もLV3になっちゃった。
こんなに簡単にLV上がって良いのかな?
まあ、いいか。
それよりも練習していて気づいたんだけど、水魔法はLV1が水球。
LV2は水球発射、LV3は水刃となっているらしい。
『魔力操作』のレベルが上がると、威力も違う。
最初に水球発射を試したら、子供がボールを投げたような優しい飛び具合だった。
……うん、やっぱりちょっと悲しっかたんだよ。それ見た時。
だから結構練習して、今は小さくとも威力が強い水球が出るように改良したんですよ。
最初を大砲だとすると、現在は銃のようなイメージ。
こっちの方が使う魔力量も減ると言う、まさに一石二鳥の素晴らしい改良。
水刃も最初使った時悲しくなったよ。
だってカッターナイフみたいな威力っだたんだもん。
横幅は150cmくらいあるのに、威力がカッターナイフなんだよ?
木を的にして当てた時、切り倒すイメージで放ったのに少しだけ傷付いただけなんだもん。
そりゃ悲しくなるよ。
だからこっちも改良して、小さくても威力があるようにした。
おかげで太い枝は切り飛ばせるようになった。
やったね!
おや、魔法の練習していたら既に日がかなり傾いてしまった。
あ、そうだ。残りの所持ポイントを身体強化に充ててしまおう。
≪所持ポイント200を使用して、『身体強化LV1』を『身体強化LV3』にしますか?≫
はい!
≪『身体強化LV1』が『身体強化LV3』になりました。残り所持ポイント0です。≫
よし、この3歳児の体がどの位動かせる様になったかな?
試しに、軽く走ってみる。
おおー!
はやい!6歳児さながらの走りが出来る!
レベルが2つ違うだけで、こんなにも違うのか。
次に木を登ってみる。
!
昨日より、断然登り易くなってる!
おおー!
魔法面白い!
次に狼の姿で走ってみる。
速っ!
先程と体の大きさは変わっていないのに2倍近い速さで駆けれる!
素晴らしい!
魔法様々だな。
このままだと、最強の幼児になっちゃうかもー?