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ジェフリー達と合流

注:ユーリアの母親の名前が他のキャラと同一なのに気がついて、ローザへと変更されました。

「ねぇ、ねぇ、アキト兄、私も一緒に海沿いの街に行きたい!連れっていって!」


一晩、ユーリアの実家でゆっくりさせて貰って、早速ジェフリー達と合流しに出ようと思っていたら、リリスちゃんからそんなお願いをされた。


「うーむ。まずは、お父さんとお母さんの許可がないとだなぁ」


「分かった!お父さん、お母さん。私もユーリア姉とアキト兄と一緒に旅行に行っても良い?」


リリスちゃんは早速、学園長先生とローザさんにお願いにいった。


「私はアキト君がいるから、一緒に行っても安心だけど、流石にジェフリー殿下もご一緒の旅行だからね。

アキト君がジェフリー殿下と合流した時に、殿下や護衛の方々の許可が得られたらだね」


「そうね。ユーリアやアキト君が良くても、あちらが難しかったら我慢しなさい」


学園長先生もローザさんも、ジェフリーやその護衛方の心配をしているようだ。

まぁ、ジェフリーは、この国の第一王子の長男なので、そこは気をかけないと行けないだろう。


「アキト兄、なんとかお願い出来ないかな?」


「まぁ、確約は出来ないけど、出来る限り頼んでみるから、待っていてね」


「はーい。アキト兄、よろしくお願いします」


ということで、リリスちゃんの依頼を受けて、ジェフリー達と合流しに向かいます。


「アキトさんなら大丈夫かと思いますが、道中気をつけてくださいね。

エルフの里で、アキトさんが迎えに来るのをお待ちしております。」


「ありがとう、ユーリア。気をつけて行ってくるよ。

それじゃ、皆さんも行ってきます」


見送りに来てくれた、ユーリアとユーリアの家族に手を振って、森の外まで転移をした。

しかし、俺とユーリアのやり取りを見て、リリスちゃんやローザさんがニヤニヤしていたので、またユーリアがいじられていそうだな。




『コア、こっちの方向で良いんだよね』


『あぁ、大丈夫だ。間違ってないぞ』


ジェフリーには、コアの複製を渡しているので、ジェフリー達の現在の場所も把握出来ている。

ジェフリー達も馬車で移動しているはずだが、俺の縮地の連続の方が早いので、そのうち合流出来るだろう。

時折、魔物が現れて襲ってくるが、そもそも縮地について来られる魔物はいないし、ちょっとした休憩中に襲ってくる魔物は、護衛で表に出ているジャンヌがサクサクっと片付けている。


そんなこんなで、ジェフリー達を追いかけていると、豪華な馬車と騎士の集団が見えた。

うん、流石にあの集団は目立つな。

さて、縮地じゃジェフリー達を追い越してしまうので、身体強化のみで並走するように近づいていった。


近づくと、騎士達が素早く警戒態勢になった。


「すいません。ジェフリー殿下の友人のアキトなのですが良いでしょうか」


「あぁ、事情は聞いています。一度止まりますね」


警戒を解いて、騎士の集団と豪華な馬車が止まってくれて、馬車の中に声をかけてくれた。


「おぉ、アキト。ちゃんと合流できたな。流石だね。

皆、ここで少し休憩を取りたいと思うので、休んでくれ」


馬車から降りてきたジェフリーが声をかけてくれ、騎士達にも休憩を促す。


「無事に、ユーリアをエルフの里まで送って来たぞ。

まぁ、学園長先生までもセットで送ることになってしまったけどな」


「そうか、学園長先生はユーリアの父親だしな、何処かでアキトの能力を聞きつけて、便乗しようと思ったんだな」


「そういえば、ダキニとシーラはどうしたんだ?」


馬車の中から出てきたのは、ジェフリーだけだった。


「あぁ、まぁちょっとね。外の空気も吸いたいだろうし、そろそろ出てくるだろう」


すると、ちょうどダキニとシーラが出て来た。

ただ、ダキニの顔が真っ青でふらふらしており、シーラがダキニを支えていた。


「ダキニはいったいどうして、あんなふらふらしているんだ?」


「いやぁ、どうにもダキニは馬車に酔ってしまったみたいで、それをシーラが看病してくれていたんだよ。

ただ、どうにも馬車に酔うのは回復魔術では回復しきれないらしくて、移動中ずっとあんな感じだったんだよ」


一番、海を楽しみにしていた、ダキニがあんな感じなのは可哀想だな。

なんか、良い方法はないかな?


「あ、そうそう。一つ頼みがあるんだけどさ。

ユーリアの妹のリリスちゃんっていう子がいるんだけどさ、一緒に海沿いの街に行ってみたいらしいんだよ。

ユーリアを連れて来る時に、一緒に連れて来ても良いかな?」


「ほぉ、ユーリアの妹か。うん、それならば問題ないぞ。

アナベラ、問題ないよな」


いつの間にか、ジェフリーの近くには専属メイドのアナベラさんが立っていた。


「はい、殿下。

ユーリア様の妹でしたら、魔術学園学園長のユリウス様の御息女。

身元もハッキリしていますので、何も問題はありません」


まぁ、身元に関しては自称異世界から来た俺の方が怪しいだろうに。

魔術学園での付き合いもそこそこ出来たから信頼をされているんだろうが。

王族のしかも直系で王位継承権も高いジェフリーの身辺を考えれば仕方ないのだろうな。


「ジェフリー、アナベラさん。ありがとうございます」


さて、リリスちゃんからの依頼も無事にこなしたので、ダキニとシーラの様子を見に行くか。


ダキニが木の根元に寄っかかりながら、それをシーラが看病していた。


「あ、アキトさん。無事に合流できたんですね。ユーリアさんも大丈夫でしたか?」


シーラが、ダキニの看病をしつつ俺に気がついた。


「無事にユーリアをエルフの里まで送って来たよ。

そっちは、だいぶ大変そうだな。ダキニの馬車酔いってそんなに酷いのか」


「えぇ、しかも酔いってケガや病気とも少し違うので、回復魔術が効きにくいので、申し訳なくて」


確か、車酔いとかって、視覚情報と三半規管のズレから来るから、何を回復させれればよいのか、よく分からないよな。


「あ、アキトがいるのだ。そうか、ここは天国なのだな」


外の空気を吸って、少し回復をしたダキニが俺に気がついた。

しかし、人の顔見て天国ってなんだよ。


「俺もダキニもまだ死んでないぞ。しかし、ダキニ本当に大丈夫か?」


「あんまり、大丈夫じゃないのだ。すっかり、馬車で酔ってしまうのを忘れてしまっていたのだ」


「そういえば、ダキニだって、自分の国からエルトリア王国の王都まで来るのに馬車を利用していたはずなのに、その時はどうしていたんだ?」


「レオグランド連合国から来た時は、この馬車よりも、もっと酷くて揺れのキツイ馬車だったのだ。

だから、逆に最初のうちに馬車の酔いで気絶してしまって、付き添いで来てくれた人におまかせしてしまったのだ」


なるほど、豪華で性能が良いからこそ、ダキニが気絶するほどの酔いにはならないらしい。


『コア、何か良い方法はないかな?』


困った時のコア頼みである。


『ダキニのダンジョン内での実力から考えれば、残り2日程度ならば馬車に並走し続けられるのではないか?』


『あぁ、馬車に乗らずに並走するわけか。

別に獣化まではしないで身体強化で十分だろうけど、魔力が持つかな?』


『そこは、私の複製を身につけておけば、適時魔力を回復させることが出来る。

ダキニの身の回りに魔力で覆ってやれば、良いのだろう』


『なるほど、それならずっと並走し続けられるか。

ということは、俺が転移を繰り返して移動している時もコアに手伝って貰えば、魔力回復が早まったんじゃない?』


『最大魔力量がかなり大きく、魔力回復極大を持つ主には、私の回復など微々たるものなので提案しなかったのだ。多分、数秒の違いでしかないぞ。』


そういう理由が合ったわけだ。

優秀執事のコアならば、俺に有効な方法ならば提案をしてきてもおかしくないからな。


ダキニかシーラのどちらかを馬車酔いにしようと思ってダキニさんに選ばれましたw

乗り物酔いで気絶までするかは知りませんが、まぁ異世界特有の症状ってことにしておいてくださいwww

作者は車で本を読んでいてなった程度なので、あまり分かりませんw

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