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属性魔術

「さて、それでは属性魔術に話を戻します。

属性魔術の属性には9種類が確認をされています。

現在、確認をされているのは、火・水・風・土・氷・雷・木・光・闇がある。

これとは別に回復魔術を属性の一つに入れると考える学説もあるが、回復魔術は別に授業があるので、ここではそちらに譲ろうと思う。

この属性だが、属性魔術の使い手でも通常は1つないし2つをメインとするものが多い。

というのも、1つの属性を使いこなそうとするには、それ相応の訓練を必要とする為に、いくつも手を出せないということがある。

自分が実際に試して、発現しやすい属性を選ぶと良いでしょう。

勿論、その属性のスキルを所持していれば簡単に発現しますが、スキルがなくても人によって発現のしやすい属性というものがあります。

例えば、私自身は先程、実演したように、火と土の属性が得意で専門としていますが、元々生まれ持ったスキルとして火の属性魔術のスキルがありましたので、火は昔から起こすことが出来ました。

その後、魔術学園に入学して、他の属性に挑戦していくなかで、土の属性が発現しやすいことが分かり、土の魔術の訓練を重ねていくことで運良くスキルとしても取得することが出来ました。

スキルは生まれ持ったスキル以外にも、その元となる技術を磨いていけば、スキルとして発現がしやすくなるのは、皆さんご存知でしょうが、属性魔術も同じです。

そういう点でも、たくさんの属性魔術を使うよりも、1つないし2つ程度の属性に絞ってスキルを狙った方が良いでしょう」


そういえば、こちらの世界に転生した当初、属性魔術をスキル創造できないかと思って、リストを確認していたら、属性魔術の種類によって、取得に必要な魔力量にかなりばらつきがあったな。

あれは、少ない方が俺に合った属性魔術で、多いほうが俺には合っていないのかもしれない。

まぁ、それでも魔力量を上げて、そのスキルに関して学んでいけば必要な魔力量が減るので、どんな魔術でもそのうち取得できるはずなのだ。

ホント、神様に感謝、感謝だわ。


「また、いくつかの属性には親和性が高いもの同士の属性がある。それは、水と氷、風と雷、土と木になる。

この属性同士は親和性が高いので、どちらかの属性魔術が使えると、もう一方の属性も使える可能性が高い魔術同士になります。

火の属性にも親和性の高い属性があるのではと言われていますが、現在のところ発見はされていません。

それと種族的に取得しやすい魔術というのも存在しています。

エルフは木の属性が、ドワーフは土の属性が、獣人は系統にも寄りますが風の属性が多いとか。

ただ、これは多いってだけで、エルフで火の属性のファイアーボールをバンバン打ち込むようなのもいたりしますので、あまり気にしないで良いと思います。

ちなみに、人族は偏りがないと言われています」


じゃあ、Sクラスだとエルフのユーリアが木で、狐系獣人のダキニが風なのかな?

まぁ、本人の資質によるところが大きいらしいので、気にする必要ないか。


「それじゃ、実際に属性魔術の初心者が使えるようになる方法ですが、これは決まった方法があるわけではない。

一応、定番化しているのは、魔力を手のひらに集めて、それをその属性に変換しろって想像することかな。

ただ、間違いなくこの想像力が大事になってくる。

より具体的に詳しく想像したほうが、魔術として現れてくれます。

それでも、最初は火なら小さな種火が一瞬とか、風だと目には見えませんから発生したのかしなかったのか、見た目では分からないことも多々あります。

成功していない場合は、手に集めた魔力がただ手のひらから放出されていく感じしかしませんが、成功するとそれ以外にも、ちゃんと魔力が消費される感覚が分かると思います。

それを手がかりにすると良いでしょう。

それでは、各属性の説明もしましょう・・・」


こうして、属性魔術に関する授業は進められた。




放課後、転移を繰り返して、ナスカのダンジョン最奥まで来てしまった。

授業で色々と属性魔術について教わったので、早速試してみたくなったのだ。

それに、学園内だとジャンヌを始め、他の従魔の皆もずっと俺の収納の中にいるので、少し開放させて自由にさせようと思って、ここに来ました。

まぁ、ジャンヌは寮の俺の部屋に入ると、出てきているのですが。


さて、では属性魔術の訓練をしましょう。

火の魔術のスキルは、スキル創造で取得が出来るのですが、せっかくなのでスキルを取得する前に、まずは挑戦してみましょう。

上手くいかなければ、とっとと取得してしまいますが。


手のひらに魔力を集めて、それを属性変化させる。

既にスキル創造できる火の属性で、焚き火やキャンプファイアーをイメージします。

すると、手のひらからこぶし大の赤い火を作り出すことが出来ました。

というか、意外と簡単だったな。しかも、思っていたよりも結構大きな火が灯っている。

やっぱり、スキル創造で既に手に入るレベルまで火の属性魔術について理解が進んでいたからなのでしょうか。

まぁ、ナスカ防衛の時に見つけた魔族が散々、火の魔術を使っていましたからね。

しかし、暑いな。手のひらは魔力を送っているからか、ガードされているようだけど、火の熱が他のところには迫って来て暑い。

あ、スライム達もちょっと離れてしまった。


よし、それじゃ他の属性でも発現させられるか、試してみよう。


色々と試してみたところ、火に加えて、風と雷の属性魔術を発生させられることが分かりました。

とりあえず、火の属性魔術のスキルは取得してしまって、風と雷もスキルが取得出来るレベルまで、ここで訓練をしていきましょう。


あ、その前にスキルを取得したので、火の魔術に変化があるかを先に試してみましょう。

もう一度、同じように手のひらに火を出します。

先程はこぶし大でしたが、特に意識せずに発現した火は俺の顔と同じくらい大きくなりました。

それでいて、消費している魔力量は少なくなっています。

なるほど、これが属性魔術におけるスキルの恩恵なのですね。

そして、今度も暑い。スライム達がもっと離れてしまった。寂しい。


でも、火というか炎って、赤いと低温で青くなると高温になるんだよな。

じゃあ、今度はより高温の青い火を灯してみよう。

イメージをより明確にして、魔力を送る。

温度も上がるということで、少し密度の濃い魔力を送ろう。


すると、先ほどと同じ大きさの青い火が手のひらに出来上がった。

うん、間違いなくさっきよりも温度が高いんだろうな。

めっちゃ、俺の周りが暑くなっている。

スライム達なんか、めっちゃ離れてしまって、今はちっちゃくプルプルしている様子が伺える程度だ。寂しい悲しい。

スライムが離れるなら、この魔術は使用禁止にしようかな。


「まさか、主は青い炎を使える方だったとは・・・」


そう言って、ジャンヌが驚いていた。

そういえば、ジャンヌを始め、スケルトン組は皆離れたりしてないな。

スケルトンは熱に強いのだろうか?

アンデットは炎に弱いイメージがあったが。


「ジャンヌ、何か青い炎にあるの?」


「いえ、昔のおとぎ話のようなもので、青い炎をまといし魔術士が世界を旅して悪い魔物を倒していくってお話なのです。

結構有名な話で、私も小さな頃に憧れたものでした。

結局、属性魔術はあまり得意ではなく、火の属性も発現出来なかったので、ブレアフル家の得意な近接戦闘を学んだのですけどね」


「あれ?あまり得意じゃないってことは、ジャンヌも少しは属性魔術を使えるの?」


「えぇ、私は雷の属性をちょっとだけ。スキルも発現してません。

遠距離攻撃が出来るほどの威力も出せませんが、高速移動や縮地をする時に雷の属性をまとうと速度をさらに加速することが出来ます」


「へぇ、どうして今までは使って来なかったの?

俺との修行の時も使ってなかったよね」


「えぇ、主と行動するようになって、そこまで必要な敵に出会うことがありませんでしたから。

それに、私が伝えたかったのは、ブレアフル家伝来の近接戦闘で属性魔術を含めた技は、こちらはどうしても個人の資質に依存をするので、そこまで伝えたいとは思っていませんでした。

でも、今回、主もせっかく属性魔術を学んだことですので、さらに修行することが増えましたね」


あ、これもしかして・・・


「いやぁ、俺としては、まず風と雷の魔術のスキルを取得したいし、他の属性魔術も発現させたいし・・・」


「それならば、私達と修行をしながら、そちらも学びましょう。

実際に、主は魔族の火の魔術を受けることで、スキル取得まで進んだようなので、私と他の3人もちょっとだけ属性魔術を使えるので、それを組み込めば間違いなくスキルが取得できますよ」


こうして、ジャンヌ+スケルトン3名の修行がさらにきつくなった。


ほぼ説明回ですね。

思いつきで動いているので、整合性が若干怪しいかも・・・

どう考えても矛盾がヤバいとかありましたら、感想にご一報ください。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] 教師の話し方にですます調とだである調が混じっているのに違和感を感じるので、どちらかに統一した方が良いと思います。
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