異世界の設定を全てハンガリーにするとありがちな事
どうも。私だ。推敲をしろと言うお叱りは甘んじて受けよう。
さて、今回はタイトル通り異世界の設定をハンガリーにすると起こることを述べよう。
え?誰も異世界の設定をハンガリーにしないって?なら、これを読んでしまった奇特な君がすればいい。
では、本題に入ろう。まず、ハンガリーを君は知っているか?
ハンガリーとは、オーストリアのお隣さんでトランシルヴァニアの旧領奪還を目論む、ハンガリー平原という広大な土地を支配する国家である。
こいつらの歴史を簡略に述べると、フン族の野郎がモンゴルの方から遥々来て、ハンガリーの地に国家を建国する。civ4とかで聞いた事もあるかも知れん、あのアッティラがその王だ。で、アッティラが死んだ後、ウラルの方から遥々来たマジャール人が移住して現在のハンガリーとなる。
なので、本来ハンガリー人はモンゴロイド系なのだが、長い歴史の中でコーカソイド化していった。
だが、昔の名残なのかこのハンガリーだけ周辺諸国と言語の語派が違うのだ。
ハンガリーの周辺諸国はスラブ語派、ゲルマン語派、ラテン語派なのだが、こいつらだけフィン・ウラル語族と言う別グループだ。
この時点で既に異世界の設定に用いるには、問題ばかりだ。
だが、この子の一番の問題を上げるとすれば、その自身のルーツから来るアジア感であろう。
例えば、ハンガリーの有名な数学者であるボーヤイ・ヤーノシュが居る。我々、日本人からすれば欧州感溢れる名前だが、全然そんな事ない。
何故なら、姓名の順序が日本と同じだからである。つまり、ボーヤイが姓でヤーノシュが名前だ。
私はこれを聞くと頭が痛くなる。
例えば、欧州感溢れる異世界に転生した山田太郎さんは、その世界でタロウ・ヤマダになることなく、ヤマダ・タロウのままなのだ。折角の風情がぶち壊しである。
だが、ハンガリーの問題点はこれだけである。
ここからは異世界物を書く作者が喜びそうなものばかりである。
まず、最初に上げるとすればハンガリーは温泉大国である。
つまり、温泉回を不自然なく登場させる事が出来る。また、現地の住人に温泉文化があるのでヒロインとキャッキャウフフするのはちょうどいいだろう。
その後、主人公が魔法というなの赤に強襲されて滅べばなおよい。
次にハンガリーの気候は比較的穏やかだ。年間平均気温は10度前後である。
さらに、ハンガリーには四季がある。つまり、四季イベントを不自然なく登場させれるのだ。
そして、ハンガリーはキリスト教だからクリスマスイベントも出来るぞ!
で、総括するとハンガリーが異世界の設定だと、よく見る普通の設定でしかないことを書いてから気づいた。
だが、色々な主要イベントを不自然なく出せるからこの国は便利である!
だからみんなもハンガリーを使おう!ドイツやフランスやイギリスなんて言う主要国なんか使ってないでハンガリーを使おう!