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ゆいこのトライアングルレッスン

ゆいこのトライアングルレッスンU〜熱波師たくみのサウナより熱い恋!?〜

作者: 佐藤そら
掲載日:2024/09/21

トライアングルレッスンウィーク!

毎日投稿、最終日!

本日は、おまけでーす!?

「ここが噂のアルバイト先ね!」


「アイツ、なんだか知らないけど、技極めたって言ってたぞ」


「ほぉ〜! それは楽しみ!」


 わたしは、ひろしと一緒にたくみのバイト先を訪れた。



「はぁあー! あっつーーい!」


 わたしは今暑さに耐えている。

 そう! ここは男女が一緒に入れるサウナである。

 横にはサウナ着のひろしがいる。


「ひろしは、サウナにはよく来るの?」


「うーん…ちょくちょく? アイツがこの道に進んでから、連れて来られることが増えたかな?」


「そうなんだ…」


 わたしは一度も誘われていない。

 わたしの知らないところで、2人は会ってたのか。

 なんだか少しだけ、心がチクッとした。



 ひろしが髪をかきあげる。

 これが、汗もしたたるイイ男!?

 鍛えられた筋肉質なひろしの腕…。

 ドキッとして、わたしは思わず目をそらした。


「ゆいこ? どうかした?」


「へぇっ!? いやっ…別に?」


 よく考えたら、これって今、この空間には、ひろしとわたしの二人きり!?

 急に意識してしまい、体の熱がより上がった気がした。


 隣から、ひろしの視線を感じる。

 わたしはゆっくりと、ひろしの方へ顔を向けた。


「ゆいこ…」


「な、何!?」


「俺さぁ、ずっと、ゆいこのこと…」



「おっ! ホントに来てくれたんだな!」


 突然、扉が開き、熱波師のたくみが現れた。


「た、たくみ!」


「ん? お二人さん、どうかした? まあまあ、俺の才能を見るがいい!」


 たくみは、サウナストーンにアロマ水をかけると、タオルでわたし達に風を送る。


「ヘリコプター!」


 たくみは、タオルを頭上でくるくると回した。


「パラシュート!」


 両手でタオルの端を掴むと後ろから前へ。

 わたしの元に風が吹いた。


「ピザ!」


 たくみは、タオルをピザ生地のようにくるくると回した。


「エンジェル!」


 たくみがタオルを動かすと、羽を持った天使が現れた。


 たくみは次々と技を繰り出し、その華麗なタオルさばきに、わたしは思わず見惚れてしまった。

 たくみに、こんな才能があったとは!



 やがて、ととのったわたしのもとに、たくみがやって来た。


「ゆいこ、俺の熱い想いは届いたか?」


「うん、届いたよ!」


「ずっと練習してたんだ。ゆいこに見せるためにさ」


「わたしに?」


「そう! アイツを練習台にしてな!」


 そうか、だからわたしを、今日まで誘ってくれなかったのか…。

 わたしは、なんだかホッとした。


「たくみのタオルさばきを見てたから、なんだかピザが食べたくなってきちゃった」


「アモーレ! ピザでも食べに行きますか?」


 サウナより熱い乙女心が、ととのう日は来るのだろうか?

1週間トライアングルレッスンU!

ありがとうございました╰(*´︶`*)╯


またいつか(^^)/

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― 新着の感想 ―
[一言] これ下野さんのお声で聞きたかったなぁ(笑) 脳内再生はもちろん下野さんなんだけど いいね、思わず笑っちゃった(笑)
[良い点] 熱波師たくみいいなぁ。 タオルを回しまくってるたくみが目に浮かびました。 そして、ノリノリで演じてくれる下野さんの声が脳内再生されました。
[良い点] 1週間のトライアングルレッスンお疲れ様でした! 最終話のお話も面白かったです。 1週間の締めにふさわしいぴったりととのうようなお話でした。 たくみの愛の熱波の力が想像以上で、それまで…
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