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ビースト戦隊ジュウカイジャー  作者: りっきー
9/10

第9話「偽写楽、現る」


ここは、マンモスベースの地下にあるトレーニングセンター、ケンイチたちはそこで、戦いの訓練をしていた。


ブーン「よし、そこまで、休憩だ。」

「ケンイチと和登さんもロックも、絶好調だな。」

ケンイチ「いや、普通だよ。」

ロック「どうってことない。」

和登さん「楽勝ね。」


それを見て写楽は、少しうらやましくなった。


写楽「僕も、もっと強くならなくちゃ。」

ピノコ「写楽。」


そのころダークペガサス団の方は、部下たちが天馬博士のパイプオルガンを聞いていた。


ハムエッグ「んー、いつ聞いてもいいねボスのピアノは。」

ランプ「いや、なんか違うなー、ボスのピアノの音色は、こんなんじゃない、おまえ、ボスじゃないな。」

天馬博士「いたずらもいい加減にしろ。」


すると、部屋の奥からもう一人天馬博士が現れた。


七色いんこ「な、なんだと。」

スカンク「ボスが。」

サラ「2人?これはいったい。」

偽天馬博士「ふふふふ、はははは、楽しんでいただけましたか?」


すると、偽天馬博士がダークモンスターに変わった。


ハムエッグ「おまえは、ボスの作った、クレイフォックス、どんな奴でも成りすます能力いや実にすごい。」

クレイフォックス「あっはっはっ、ほめられてもうれしくないね当たり前過ぎて。」

ランプ「オレたちにちょっかい出すヒマがあったら街を震え上がらせて来い。」

クレイフォックス「まあまあまあ、これから素晴らしいショータイムの始まりだよ。」


そのころ、屋敷では、ケンイチたちは、訓練を終え休憩していた。


ブーン「みんな、訓練ご苦労だったな、今日は何の事件もないし、自由にしていいぞ。」

ピノコ「やったー、お休みだ、みんなで遊園地に行くのよさ。」

お茶の水博士「待った、ここを空っぽにしちゃ困るよ。」

ブラックジャック「いけませんか?」

お茶の水博士「まぁ、何の事件もないし、わしもお出かけするけどね、留守番もよろしく。」

写楽「だったら僕が残るよ、やることあるし。」

ピノコ「写楽っていい人ね。」

和登さん「でもあと一人残ってたほうがいいよ。」

ロック「OK、こうなったらアレで決めよう。」

ブラックジャック「いつもの、アレか。」

ウラン「アレね。」

アトム「いつもの。」

ケンイチ「しりとり対決だ。」


そこで7人は、誰が留守番するかしりとりをした。


ロック「り、りんご。」

ウラン「ご?ゴリラ。」

アトム「ら?ラクダ。」

ブラックジャック「だ、だるま。」

ケンイチ「ま、ま、マンモス。」

和登さん「す、スミレ。」

ピノコ「れ、レモン。」

写楽「はい、んが付いたから、ピノコちゃんの負け。」

ピノコ「えー、だってお腹空いてたんだもん。」

ブラックジャック「夕方には戻って来る、そしたら交代だ。」


その頃クレイフォックスの方は、どうやって人を化かすか考えていた。


クレイフォックス「んー、どうやって人を化かそう、ん?ジュウカイジャー、そうだ、あいつらの位置に潜入して留守番して、情報を奪ってやる。」


その頃、留守番しているピノコと写楽の方は。


ピノコ「遊園地もない、お菓子もない、ピノコはかわいそうな女の子。」

写楽「まあいいじゃない、2人でゆっくり留守番も僕は楽しいよ。」


ピノコは、机に置いてある写楽のパソコンを見た。

すると、パソコンにはピノコの写真があった。


ピノコ「やだ、写楽ったらあたしの写真,•••••は。」

写楽「ピノコちゃん?」

ピノコ「これ、なに?」

写楽「あ、いや、それはその。」


写楽は、焦った。


ピノコ「あたしについての細かいデータが全部揃ってる、あたしのことまだ疑ってるの?」

写楽「違う、メンバー8人についてのデータを撮っているんだよ、ほら、これが僕のデータ、7人の特徴を生かした、新しいフォーメーションができないかなって。」

ピノコ「写楽、あたしのことを信じてくれてないなんて、ショック。」

写楽「ピノコちゃん、誤解だ、そんなつもりじゃ。」

ピノコ「来ないで、知らない。」

写楽「ちょっと僕、外行ってくる。」

「はー、僕の悪いクセだ、一緒にいる友達のデータを調べなきゃ、気が済まない。」


それを見ていたクレイフォックスは、思いついた。


クレイフォックス「よーし、あの絆創膏小僧に成りすまし基地に潜入だ。」

「忍法、成りすまし。」


すると、クレイフォックスが写楽に化けた。


その頃、ケンイチ達の方は。


和登さん「やっぱりかわいそうだったかなピノコちゃん。」

ブラックジャック「いいんだ、こうゆうことは厳しくしないとな。」

ケンイチ「じゃあ僕はここで、夕方には博物館に戻る。」

和登さん「じゃあボクも行く所があるんで。」

ブラックジャック「オレも行く所があるからここで。」

ウラン「じゃあ私もロックくんと行く所があるんで。」

アトム「えー。」


そのころピノコの方は、一人で本を読んでいた、すると写楽が帰ってきた。

ピノコは、写楽が帰ってきたとたん、椅子のかげに隠れた。


ピノコ「写楽、まだ許してあげない。」


すると、写楽がパソコンをいじり始めた。


ピノコ「まだデータ集める気、もういい加減にして!」


ピノコが叫んだとたん、写楽がピノコの方を振り向いた。

すると、ピノコに向かって来た。


ピノコ「何よ、写楽が悪いんだからね。」

「写楽?」


するといきなり、写楽がピノコの首をつかんだ、そしてピノコを突き飛ばした。


ピノコ「あ、あなた誰?」


そのころ本物の写楽の方は、街を歩いているとBライザーからダークサイレンがなった。


写楽「ダークサイレン、どこからだろう、え、ここは、僕たちの基地じゃない、ピノコちゃんが危ない。」


写楽は、慌てて引き換えした。


そのころ、和登さんの方は、レストランでお会計しようとしたとき。


和登さん「ん、ピノコちゃんにお土産?」


そのころピノコの方は、偽写楽に襲われていた。

すると、ピノコのBライザーから和登さんの連絡が来ていたけどピノコは連絡することができない。

偽写楽は、椅子を持ち上げてピノコに近づいて来た。

すると、本物の写楽が来て、ピノコをかばい、偽写楽に椅子でぶつけられた、そして、偽写楽が再び椅子をぶつけようとしたとき、写楽が偽写楽を蹴飛ばした。


ピノコ「写楽、本物?」

写楽「そうだよピノコちゃん、大丈夫、ピノコちゃんのことをもっと知りたいからね、助けに来た••••うっ腰が。」


写楽は腰を押さえながら言ったとたん、偽写楽が突然写楽に襲いかかった。

写楽は必死で攻撃したが全然効かない。

さらには、偽写楽の方が写楽の動きもコピーしていて全く勝負が付かない。


写楽「僕の動きもコピーしてる、これじゃ勝負が付かない。」

ピノコ「あいつに写楽の真似なんかできない、誰よりも優しい本物の写楽は一人だけ。」

写楽「ありがとう、ピノコちゃん、こい偽物ヤロー。」


偽写楽は写楽に向かって駆け出した。

写楽は、うまくかわしそして、偽写楽の顔を思いっきり蹴った。


写楽「観念して正体を現せ。」

偽写楽「ならば、見せてやる、僕の正体を。」


すると、偽写楽の正体は。


ピノコ「だ、ダークモンスター、そうか、さっきの写楽はダークモンスターが化けてたんだね。」


クレイフォックス「その通り、僕はクレイフォックス、誰にでも化ける事ができる、こんなふうに、忍法成りすまし。」


すると、ブルービーストに化けた。


写楽「うわぁ、変身した僕に化けた。」

クレイフォックス「ヒャッハッハ、この姿を利用しておまえらの信頼をなくしてやるぜ、あーばよ。」

写楽「ま、待てー。」


写楽は、慌てて偽ブルービーストを追いかけた。

そして、走りながら変身した。


ガチャ!

「シャチ!」

写楽「ビーストチェンジ!」

「僕に化けたからって手加減しないよ。」

偽ブルービースト「おのれー。」


そして、両者はぶつかり合った。


そのころアトムの方は、口笛を吹きながら帰っていた時、和登さんに合った。


和登さん「早いじゃない。」

アトム「なんだそっちも早いじゃない、何だそれ?」

和登さん「ピノコちゃんに差し入れよ、何がいいか連絡したんだけど出てくれなくて、ボクのチョイスで、あ、ピノコちゃん。」

ピノコ「ねえ、写楽と写楽を見なかった?あのね、写楽が、あーのんびり説明してる場合じゃあ。」

ブラックジャック「おい。」

ケンイチ「ピノコちゃんは、何があったの?」

アトム「さあ。」

和登さん「よくわかりません、写楽くんと写楽くんがどうかしたがって。」

ロック「ダークモンスターだ、写楽をコピーしたんだ。」

2人「え!?」


みんなは、急いでピノコを追った。


一方写楽の方は、偽ブルービーストと激しく戦いを繰り広げていた。

そこへ、ピノコが来た。


ピノコ「写楽。」

写楽「ピノコちゃん。」

ピノコ「あなた、本物?」

ウラン「うわぁ、ブルーが2人、ケンイチ。」

ケンイチ「どっちかがダークモンスターが化けている。」

和登さん「なら、どっちが本物か、ボクが見つけてやる。」


和登さんは、イエロービーストに変身して立ちはだかった。

そのとき、ピノコが立ちふさがった。


ピノコ「和登さんダメ、どっちが本物の写楽か。」

和登さん「大丈夫よ、おい、写楽。」

写楽と偽写楽「ん、なんだよ、今忙しいの。」

和登さん「ちっ、わかったよ、偽物は、••••あんだよ、ピノコちゃん。」

ピノコ「えー!」


イエロービーストがピノコを撃った瞬間、写楽がピノコを助けた。


和登さん「おまえか、ダークモンスターが化けたのは。」

偽写楽「ぎくっ。」


イエロービーストが偽ブルービーストを撃った、すると術がとけて正体を現した。


クレイフォックス「ひー、逃げろー。」

ブラックジャック「追うぞ。」

クレイフォックス「ふー、なんとか逃げ延びた、あ、嫌な予感、えー!」

8人「スーパービーストバズーカ!」

クレイフォックス「ひー。」

8人「ターゲットロック、スーパービーストファイヤー!」

クレイフォックス「ぐわぁー!」

ドッカーン!

七色いんこ「ビッグエナジー注入!」


すると、クレイフォックスが巨大化した。


8人「ビースト召喚!」

「超ビースト合体!」

「完成!グレートジュウカイジャー!」

クレイフォックス「忍法成りすまし。」


すると、クレイフォックスがグレートジュウカイジャーに化けた。


クレイフォックス「さあ、本物はどちらでしょう、ヒャッハッハ。」

写楽「どっちがどっちが本物なのピノコちゃん。」

ピノコ「んー、全然わかんない。」

シャチマル「あのね、乗っている君たちが本物っすよ。」

写楽「あ。」

ブラックジャック「いくぞ。」


グレートジュウカイジャーは、偽グレートジュウカイジャーを容赦なく攻撃した。


クレイフォックス「おのれー、オレを本気にさせてようだな。」


クレイフォックスは、目からビームを出して攻撃した。


写楽「僕たちも本気だ。」

8人「グレートエイトビーストドリーム!」

クレイフォックス「ぐわぁー!」

ドッカーン!


そして、マンモスベースに帰ったケンイチ達は、和登さんのお土産のまんじゅうを食べていた。


和登さん「写楽くん、何してるの。」

写楽「僕には必要ないデータを消去しているだけだよ、データだけじゃわからないこの8人のこと。」

「さーて今度は僕とピノコちゃんが休暇をもらう番だ。」

ピノコ「やったー、写楽とデートデート。」

写楽「じゃあ遊園地でも行こうか。」


こうして、写楽とピノコは、2人で遊園地へ、遊びに行った。

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