第11話「四天王、襲来」
声「天馬博士、ただいま参ります、よし行くぞおまえら。」
「おー!」
その朝、まだ誰も新たな敵の接近に気づいていなかった。
ケンイチ「あーあ、なんの事件もなくて、平凡だな〜。」
ロック「まぁ、ダークペガサス団の妙な動きもないし。」
そのときです、お茶の水博士が来た。
お茶の水博士「みんな、時空を越えて何かが近づいて来てる。
ケンイチ達は急いでモニターに行った。
ウラン「もしかして、新しいビーストなの?」
ロック「誰がパートナーになるんだ?」
ブーン「いや、ダークサイレンだ。」
ブラックジャック「新たな敵か。」
写楽「また幹部が増えちゃう。」
ケンイチ「そんなことあるか、いきなりぶっ飛ばしてやるさ、みんな行くぞ。」
そのころ街では、時空の扉から4体のビーストが現れた。
声「ごきげんよう、人間たち。」
4体のビースト達は、街を破壊し始めた。
ケンイチ「待てー!」
そこへ、グレートジュウカイオーが現れた。
レオ「やばい、奴だ。」
ケンイチ「なに、あの4体知ってるの?」
ボブ「あれは間違いない、ダークペガサス団四天王だ。」
ケンイチ「え、四天王だって。」
アクイラ「ダークペガサス団位置の最高幹部達だ。」
四天王A「ほー、あれがこの時代に来たというビースト共、8体合体とは、笑えるな〜。」
トラコ「まじやばいで、あいつが相手なんて。」
デューク「ホ、ホントに。」
ジーク「俺たちには、俺たちの時代にはなかった力がある。」
シャチマル「きっとあるッス。」
ケンイチ「誰だろうと関係ない、一気に倒そう。」
「お、おー。」
写楽「どうしたの、みんな。」
和登さん「なんだか、テンション低くない。」
ケンイチ「とにかく行くぞ。」
ロック「クロコダイルマグナム!」
ところが、始祖鳥のビーストの動きが素早くてなかなか当たらない。
さらにサーベルタイガーのビーストがグレートジュウカイオーに襲いかかった。
アトム「このー、ライノドリルブレードだ。」
四天王D「あまい。」
そのとき、アンキロサウルスのビーストが尻尾のハンマーでグレートジュウカイオーを叩きつけた。
ケンイチ「レオ。」
写楽「あいつ、今までの敵よりかなり強いよ。」
さらに、スピノサウルスのビーストがグレートジュウカイオーに襲いかかった。
そして4体の一斉攻撃でグレートジュウカイオーは倒れた。
四天王A「しょせんビーストはビースト、俺たちの敵ではない。」
四天王B「さて、あいさつはここまで天馬博士がお待ちだ。」
四天王は、撤退した。
ケンイチ「レオ、レオ、しっかりして、レオー!」
レオとビースト達は、大きなダメージを受けていた。
そして、レオ達の手術が始まった。
ケンイチ「うーん、レオ。」
和登さん「ケンイチ落ち着いて。」
ピノコ「きっと大丈夫なのよさ、先生の腕を信頼しよ。」
ケンイチ「まさか、レオの身に。」
ケンイチは、「もしもレオが死んだら。」を思い浮かべた。
ケンイチ「レオー。」
レオ「世話になったなケンイチ、また、天国で会おうな。」
ケンイチ「レオー。」
「レオ、行くなー!ドテッ。」
ブラックジャック「手術は成功したぞ。」
ケンイチ「そうか、よかったなレオ、今度奴らに会ったら目にもの見せてやろうよ、な。」
でも。
レオ「うーん。」
レオは、喜びの言葉もなかった。
そのころ、ダークペガサス団の基地では。
四天王A「ごきげんうるわしい天馬博士。」
天馬博士「ようこそダークペガサス団に、四天王のジュラルミン、鬼胴、マギー、ジョーズよ。」
ランプ「今までどこに行ってたんだ、突然消えて。」
サラ「どこかでコソコソ隠れていたの。」
ジュラルミン「いろいろと事情があってね。」
鬼胴「しかし、もうご心配はお呼びません。」
サラ「ふん。」
ハムエッグ「あ、それにいきなりグレートジュウカイオーを倒すとは、さすがじゃないか。」
サラ「しかし、奴らは意外としぶといわよ。」
ジョーズ「いや、ビースト達の心は、もう真っ二つに折れている。」
サラ「ふん、どうだろうね。」
マギー「それじゃ、証明してご覧入れようじゃない。」
そのころジュウカイジャーの8人は、キャンピングカーで山を走っていた。
ケンイチ「なぁ手術、ホントに成功なの?先生。」
ブラックジャック「うん、キズは治ってるはずだ、でもなー。」
写楽は、シャチマルに聞いた。
写楽「君たちの未来で、何かあったの?」
シャチマル「うん、まあね。」
ピノコ「もっとちゃんと話してくれないと、わからないじゃない。」
トラコ「せやな。」
シャチマル「うーん、四天王は、悪賢いうえに。」
ボブ「めっちゃ強い奴なんだ。」
トラコ「うちら、ひどい目に合いっぱなしやった。」
アクイラ「あいつらにだけは、連戦連敗だったんです。」
ロック「そんなにすごいのか。」
アトム「でも、追い出したんでしょ?」
ジーク「いや、ある日突然四天王は、姿を消したんだ。」
デューク「その理由は今でも謎なんだ。」
和登さん「ビースト達は、その四天王に苦手意識があるみたいね。」
と、そのとき、ブラックジャックが突然急ブレーキをかけた。
そこには、四天王が待ち構えていた。」
ケンイチ「おまえたちが四天王だな。」
ジュラルミン「いかにも、私は四天王、青龍のジュラルミン。」
鬼胴「同じく、白虎の鬼胴。」
マギー「同じく、朱雀のマギー。」
ジョーズ「同じく、玄武のジョーズ。」
ジュラルミン「おまえらには興味ない。」
鬼胴「ビーストを出せ。」
ケンイチ「ふん、ふざけた奴だ、望み通りやってやる。」
ガチャ!
「ライオン!」
「シャチ!」
「タイガー!」
「イーグル!」
「バイソン!」
「クロコダイル!」
「ライノス!」
「ファルコン!」
8人「ビーストチェンジ!」
ケンイチ「いくぞ、レオ。」
ところが、ビースト達は怯えて逃げていった。
ケンイチ「ちょっとどういうこと?」
ジュラルミン「ビースト達の心が折れているんだよ。」
ブラックジャック「心が。」
写楽「折れてるって。」
ピノコ「そんな。」
ケンイチ「奴ら、ただ弱気にになってるだけだよ、おまえなんか、僕たちだけで十分だ。」
ジュラルミン「それはどうかな。」
ところが、四天王の攻撃にジュウカイジャーは、なすすべもない。
ジュラルミン「行け、ワルイーダー。」
ジュウカイジャーの8人は、必死で戦ったが。
鬼胴「おまえたちパワーが足りてないな。」
鬼胴がワルイーダー達にネジを打ち込んだ、すると、ワルイーダー達がパワーアップした。
ケンイチ「なんだこいつら。」
ブラックジャック「急にパワーアップしたぞ。」
ケンイチ「このー、ライオンソード、ライオファイヤー!」
写楽「シャチランサー、キラーホエールスプラッシュ!」
ピノコ「タイガーダガー、タイガーブリザード!」
和登さん「イーグルクロー、イーグルトルネード!」
ブラックジャック「バイソンボー、バイソングランド!」
ロック「クロコダイルファング、デスロールスパイラル!」
アトム「ライノアックス、ライノインパクト!」
ウラン「ファルコンアロー、サウザンドアロー!」
8人は、必殺技で一気にワルイーダー達を倒した。
ケンイチ「次はおまえだ。」
レッドビーストは、ジュラルミンに立ち向かった。
ジュラルミンもスピノブレードで戦った。
ところが、ジュラルミンには、かなわなかった。
鬼胴は、サーベルクローでブルービーストとオレンジビーストを斬り裂き、
マギーは、プテリクスダガーでホワイトビーストとイエロービーストとピンクビーストを斬り裂き、
ジョーズは、アンキロハンマーでブラックビーストとグリーンビーストを叩きつけた。
鬼胴「仲間の危機なのに現れない。」
マギー「わかっただろ。」
ジョーズ「ビースト達の心はもう死んでいる。」
ジュラルミン「念のため、とどめを刺してやる。」
四天王の4人は、ビーストを召喚した。
ケンイチ「みんな、車に戻ろう。」
ケンイチ達は必死でキャンピングカーで逃げた。
だが、四天王もビーストで攻撃しながら追ってきた。
でもケンイチ達を乗せたキャンピングカーは、トンネルに逃げ込んだ。
鬼胴「どこへ逃げようと心に刻み込まれた恐怖からは逃げられん。」
四天王達は、トンネルの上のやまに待ち構えた。
写楽「ふー、助かった。」
ブラックジャック「なんとか巻いたな。」
ロック「確かにあいつ、ただ者じゃない。」
ピノコ「めちゃくちゃ強いのさ。」
アトム「僕たちが逃げ出すのも無理ないよ。」
ケンイチ「だからって、情けなさすぎだよ。」
ケンイチは、レオに聞いた。
ケンイチ「なにやってんだよレオ、悔しくないの、なんとか言ってよ。」
レオ「ごめんよケンイチ、だが、僕たちには勝てない。」
ケンイチ「僕たちが組んで、勝てない敵なんかいない。」
レオ「でも、あいつらだけは特別だ。」
ケンイチ「僕だって特別だ!」
レオ「えっ?」
ケンイチ「僕だって1番だ、君だって1番だ。」
レオ「僕が?」
ケンイチ「そうだよ、思い出してよ、僕たちみんなで一緒に頑張ってきたじゃないか。」
ケンイチの話を聞いて他のビースト達が頭を上げた。
ケンイチ「僕たちパートナーがいるだろ、大丈夫だよ。」
レオ「そうだね、勝てないって決めつけちゃってたよ。」
トラコ「ほんまや、ビビっておったわ。」
シャチマル「今は、写楽がいるッス。」
ボブ「てやんで、べらぼうめ。」
アクイラ「過去に囚われすぎていたようです。」
デューク「全くだ。」
ジーク「俺も。」
ルーシー「あたしも。」
ケンイチ「もう君達の口から弱々しいセリフは聞きたくない。」
レオ「悪かったよケンイチ、もう一度僕と組んでみる?」
ケンイチ「もちろんだよ、レオ。」
ブラックジャック「しかし、どうやって戦う?」
ピノコ「うーん?そうだ!」
そのころ、ダークペガサス団の基地では。
天馬博士「さすが四天王、見事だ、その調子でビースト共にとどめを刺ずんだ。」
ジュラルミン「言われるまでも、さあ出てこいビースト達。」
そのころキャンピングカーの中では、作戦会議が始まった。
ピノコ「ビューンって飛んで、ドッカーンで、完了、どぉ?」
アクイラ「なるほどね、これがピノコが考えた作戦か。」
デューク「そいつはめいあん。」
シャチマル「きっとうまくいくッス。」
ボブ「うん、べらぼうにすごいぞ。」
トラコ「ピノコやるやん、天才や。」
ピノコ「名付けて、ピノコのアッチョンブリケー大作成。」
ケンイチ「レオ、今のはOKだな。」
レオ「あー、了解だ、みんなやろう、もう昔の僕たちじゃない事を見せてやろう。」
7匹「オー!」
ケンイチ「四天王には、絶対負けない、夜が明けたら出撃だ、それまで各自イメージトレーニング開始。」
写楽「うん。」
ピノコ「うん。」
和登さん「うん。」
ブラックジャック「うん。」
ロック「うん。」
アトム「うん。」
ウラン「うん。」
早速みんなは、イメージトレーニングを開始した。
そして夜が明けて、8人は、グレートジュウカイオーで奴が現れるのを待った。
ケンイチ「やいやいやいやい、四天王、隠れてないで出てこい。」
レオ「僕たちは逃げも隠れもしないぞ四天王。」
ピノコ「あ、来た。」
そこへ、空から四天王のビーストが現れた。
ジュラルミン「最初からおまえたちなんか敵じゃない。」
鬼胴「ま、これで最後にしよう。」
そして、四天王のビーストが、一斉にグレートジュウカイオーに攻撃した。
ところが、グレートジュウカイオーは8匹のビーストに分離した。
そして、デュークは、レオとシャチマルとトラコとアクイラとルーシーを尻尾で力いっぱい弾き飛ばした。
ジュラルミン「だが、これでは追いつかん、分かれろ。」
レオ「こっちも分かれろ。」
そしてボブとデュークとジークがビームでレオ達を押した、すると、レオとシャチマルとトラコとアクイラとルーシーは、ものすごいスピードで突入した。
鬼胴「まさか、あいつら、俺たちの3倍速い。」
そして、一気に4匹を撃ち落とした。
8人「やったぜー。」
ピノコ「ピノコのアッチョンブリケー大作成、大成功。」
でも、4匹は、まだ生きていた。
ジュラルミン「少しはやるようだな。」
ジョーズ「だがこれぐらいで殺られる俺たちじゃないぜ。」
レオ「な、なんだって。」
ケンイチ「しぶとい奴だな。」
そのとき、どこからか遠吠えが聞こえてきた。
ウォーン!
ジュラルミン「なんだ、いまのは。」
鬼胴「ボス、あそこに。」
鬼胴が指差すと、崖の上にオオカミがいた。
マギー「あそこにも。」
マギーが指差す所に、もう一方の崖の上にチーターがいた。
ケンイチ「誰?」
ジュラルミン「おまえたち。」
オオカミ「そこまでだ、四天王。」
チーター「今度こそ倒してやる。」
鬼胴「い、生きていたのか。」
四天王は、2組に分かれて逃げた。
4匹「レディーゴー!」
ケンイチ「すごーい、何なのあのビースト。」
オオカミは、しつこくしつこくジュラルミンと鬼胴を追った。
オオカミ「逃げても無駄だ。」
チーターの方は、ものすごいスピードでマギーとジョーズに追いついた。
そして、4匹を追い詰めた。
ジュラルミン「し、しまった。」
チーター「チーターネイル!」
オオカミ「ウルフハウリング!」
4匹「ぐわぁー!」
ドッカーン!
ロック「あいつら。」
デューク「かっこよすぎる。」
ピノコ「なんかいいとこ持ってかれちゃった。」
写楽「ね、ねえ、すごい仲間が現れたね。」
ケンイチ「あれ、ビーストだよな。」
レオ「それが•••••。」
ケンイチ「え?」
レオ「僕たち、知らないよ。」
8人「えー!」
彼らは、乱入してきた謎の連中が何者か、知らなかった。




