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無題

作者: 夢見町であいましょう

老いた私は まるで山の上に追い込まれたように厳しいかった 誰もが迎える老いは 最後まで 我慢しかない それでも生きていくことは 人に与えられた大切なことだと、、友は生きているだけでいいの、と励ましてくれました だから 今の私がいます

頂きは 前に道は崩れ落ち 後ろには 後ずさる

足場もなく

まんじりとも出来ない熱波は前進を阻む


どうしたらいいか 脳は活動をやめた

でも この一歩を踏み出さない限り

戦いは終わらない


両足も両腕も痛みは止まらない

じっと横たわる身には 身動きすら許されない

自由に羽ばたくトンビは頭上から

縦に横に斜めに そして輪を描いて飛んでいった


老いてしまったものだ

でも一歩でも 半歩でも足を動かさなくては

片目しか開かない目をつぶったまま

じっと物音に耳を傾ける


まだ 私にはペンがある せめてノートをとろう

最後に残された力をしぼって


今日も明日も踏み出さなくては

それでしか それを大切に、、、


前には崖 後ろも崖

歩けば道が崩れるかも知れない


どうしたらいい

長い人生の果てが こんな厳しいものだなんて

、、、受け入れようか?


最後の一呼吸が終わる迄 果たして手をひいてく

れる誰かはいるのかな?

判らなくてもいい この一歩を踏み出すだけだ

たとえ 道が崩れ落ちても 長い闇が待ってた

としても


今 この一歩を踏み出さなくては、、、

支えてくださっている 全ての人達に感謝を込めて書き終えました

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