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カイト(17)

種族:上級下等悪魔ハイ・レッサーデーモン

Lv.4/30・1・1


HP:1706/1706(1371+92+243)

MP:1195/1195(1128+67+0)


物理攻撃力:799(671+31+97)

物理防御力:811(641+39+131)

魔法攻撃力:789(684+105+0)

魔法防御力:920(736+82+102)

素早さ  :730(639+64+27)


スキル

剣術Lv.5

盾術Lv.5

体術Lv.6


火魔法Lv.4

水魔法Lv.3

風魔法Lv.3

土魔法Lv.3

光魔法Lv.3

闇魔法Lv.3

付与魔法Lv.3


無限倉庫Lv.4

鑑定Lv.4

探知Lv.3

鉄壁Lv.2

見切りLv.2

直感Lv.1


状態異常耐性Lv.5


取得経験値八倍

取得SP八倍

上昇ステータス八倍

SP(1080)


武器:閃光丸

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「さて、ステータスを確認してみたわけだが…」

(武器の性能は物理攻撃力に加算されないんだね。)

(あくまで素手で殴りつけた時の強さ、いわば筋力といったところか。)

「剣を持つだけで攻撃力が強くなるとかありえねぇもんな。」

(装備は剣のみ。変態さんかな?)

「やめろ…しゃれになってねぇ…。」

(そんなことより、SPが1000を超えてるな。とりあえず500くらい振ってみたらどうだ?)

「そうだな。…スキルを取るか、ステータスを上げるか……。」

(スキルにはどんなのがあるの?)

「ん?んー、そうだな……。隠密とかどうだ?」

(良いんじゃない?奇襲は安全だしね。)

(……すごくしょうもなくて関係のない話をしてもいいか?)

「どうしたんだ?」

(隠密が餡蜜に聞こえてすごく食べたい。)

(しょうもな!食べたいって……口ないから食べれなくない?)

「いやいや、カオナシは口が無かったが、自ら口を作り、あらゆるものを喰らい尽くしただろ?」

(そりゃカオナシはスライムみたいなもんだからね?僕たちはドロドロしてないよ?)

(くそっ、やはり無理なのか……)

「金田くん。諦めたらそこで試合終了ですよ…?」

(っ…。香羽先生…‼︎……………俺、餡蜜が食いたいです……)

(……何が始まったの?)

「餡蜜はまた今度、地上に出た時にでも食おうぜ。」

(あぁ。必ず三人で地上に出よう。誰一人として欠けることなく。俺たち三人なら必ずできるだろう。)

(ねぇ、さらっと死亡フラグ立てるのやめよ?)

(いくか、カイト。)

「あてにしてるぜ?ユウキ。」

(フッ、まかせておけ。)

(しかも裏切りフラグまで……)

「はっ、また脱線してしまった…」

(何の話だったんだ?)

(SP何に振るかでしょ……)

「あぁ、そうそう。で、隠密は決定として、レベルはどこまで上げる?」

(無難に5くらいでよくない?)

(150pt.か…まぁ、妥当だな。)

「よし、じゃあ隠密は取る。他は?」

(鑑定上げてみたら?)

「そうだな……いっそ10くらいまで上げてみるか。」

(スキルレベルは最高どこまで上がるんだろうね。)

(10までなんじゃないか?)

「やってみればよくね?」

((賛成。))


 新しく隠密のスキルを習得し、鑑定のレベルを10まで上げる。


「お、レベル10まで上げたらもうSPを振れなくなったぞ。」

(10で最高レベルみたいだね。)

(今どれくらい残ってるんだ?)

「ん?えーっと、1080−150−50−60−70−80−90−100は?」

(えっと……580!)

(480だろう?小二でもできるぞ?)

「なぁ、俺、今気付いたんだが。電卓なるスキルがあるんだが。」

(え、何それ。)

(何ポイントで取れるんだ?)

「普通のスキルと同じ扱いなんだが。」

(取ってみなよ。)

「あぁ。」


 電卓なるスキルを習得した俺が早速使ってみようとすると目の前に見覚えのある並びをした0〜9までの数字と記号が現れた。


「おぉ、電卓だ。」

(電卓だね。)

(四則演算のみのシンプルな電卓だな。)

「……でも、あんま使わないよな。」

(ダンジョンの中で電卓使って計算しなきゃいけない状況なんて無いもんね。)

(地上に出てもいちいち電卓出して計算して、なんてやっていたら馬鹿みたいだからな。)

「でも、電卓のレベルを上げたらどうなるんだ?」

(え、……えーっと、いろいろできるようになるんじゃない?最終的にはスマホの電卓みたいになるんだよ。きっと。)

(スマホの電卓はそんなにすごいのか?)

「あぁ、なんか累乗根とか三角関係とか。」

(ほう、それはすごいな。)

(へぇ、グラフが三角形になる関数があるんだ。何次関数なの?)

「(は?)」

(へ?)

「なぁ、雄岐。こいつこんなアホだったっけ?」

(いや、そんなはずはないと思うんだが。)

(聞こえてるよ?失礼だな。)

「まあいいか。異世界来てまで勉強する必要もあるまい。」

(そうだそうだ!)

(同感だな。)

「よし、じゃあ第三層(仮)目指して、出発!」

((進行!))

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