032話 ルガルドの街で買物をする。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
俺は嫁達に囲まれて街路を歩き街並みを眺めていたら、先頭を歩いていたルイズが立ち止まり前の方から男の声が聞えて来た。
「へぇ、いい女が集団で歩いているじゃん、どうだ俺の屋敷で良い事して遊ぼうぜ」
軽いノリのどこかのボンボンがルイズ達の行く手を阻む。
「ホォ、私達が戦乙女と知っての事を起こす気かい」
「ふん~、俺を誰だと思っているんだ。この街の領主の後継者だぞ」
「だから何だというのだ。それなら戦乙女特権を使わせて貰おうか、権力を行使するというのなら決闘を申し込む」
私は赤枠赤いタグを見せて、ハンター協会に所属するCランク以上の戦乙女は権力者に寄る横暴に振る舞いには決闘して勝てば例え相手が死んでも無罪放免となる。
「それは良いわね、ルイズ、私に決闘させてくれるかしら、いい話の種になるわよ、どう坊や、戦鬼妃である私と決闘しましょうか、たっぷりと貴方の精気を吸い取って上げるわよ」
ヒイラギがボンボンの男に右手の掌を向けると、ボンボンの男の精気を吸い取り始める。
「うっ、何だ。身体が怠くなって来たぞ、ウワー、やめてくれ、本当に戦鬼妃なのか、勘弁してくれ・・・」
「あら、もう終わりなの、まだ足りないわよ、女遊びするくらいだからもっと好いでしょう、もう二度と女遊びが出来なくなるくらい精気を吸い取って上げるわよ」
「オイ、誰か助けてくれ~、もう二度と女遊びしないから勘弁してくれ~」
「うふふ、そう、ならもう少しくらいは良いわよね、私達にチョッカイを掛けた罰よ」
「うっわ~。もう止めてくれ~、うっんん」
パタン・・・・。
「うふふ、まぁ、このくらいで良いかしらね」
ヒイラギは右手の掌を空に向けると、男から吸い取った精気を解き放ち魔素へと変換した。
「あら、大丈夫なの、このバカは、辛うじて生きているわね」
レティが、倒れたボンボンの傍に行って屈んで、その倒れた男の頭を人差し指で突っついて生きているか確認する。
「ほら、その生ごみの同伴者、トットとその生ごみを回収して運んでいきなさい」
ヒイラギが連れの男達を睨んで命令をする。
「ヒィ~、分かりました。オッイ、ボヤボヤすんな、早くしろ・・・」
ヒイラギに睨まれた男達は顔面蒼白となりビビりながら倒れた男の傍に行き抱えようとする。
「あっ、生ごみの保護者に言っておきな、チャンと教育しろとな、領民が可哀そうだろ、違うか」
ヒイラギは連れの男達に向けて吐き捨てるように告げる。
「は、ハッイ、すいませんでした。急げ早く屋敷まで運ぶぞ」
ボンボンの連れの男達が痩せこけて倒れた男を引きずりながら運んでいく。
パチパチパチ、パチパチ・・・・。
近くに居た街の民達から行き成り拍手が起こる。
「ねぇ、ヒイラギ、あれでどのくらいで回復するのかしら」
私は素朴な疑問としてヒイラギに質問する。
「う~ん、何もしなくても半年くらいで体調は戻るけど生殖機能はどうかな、少なくても3年から5年くらいかな、場合によっては不能のままかもね」
「あら、そうなったら気の毒ね、まぁ、あぁいう男はそのくらいで丁度いいわね、さぁ、市場へ行きましょうね」
私は周りに居る民達に一礼してから市場へ向けてメンバー達と歩きだす。
私が周辺に居る民達に一礼するとまた拍手が起こり、メンバー達も周辺の民達に小さく手を振って応じながら市場へ買物する為に向かう。
「さっきの男はだいぶ民達に嫌われている様ね、まぁ、あんな風に女性にチョッカイを出していたら嫌われるのは無理はないわね」
レティが手を小さく振りながらルイズ達に話す。
「なぁ、あんな事をして大丈夫なのか、仮にも領主の息子だろう」
俺は領主と言う権力者がどのくらいの権威があるか分からないのでルイズに質問する。
「う~ん、確かに領主は街の中では一番の権力者だけど、街を一歩出ればただの平民と変わらないはハンター協会は治外法権だから領主の権威は通じないし息子には何の権力も無いわよ、領主が庇うと厄介でしょうけどね」
私はタグ持ちの戦乙女の特権を簡潔つにシュンに説明する。
「ただ領主もタグ持ちの戦乙女を相手にする場合は命を落とす覚悟が必要だけどね、決闘を申し込まれたら自身で受けるから代理人は認めないけど、特例として番の戦乙女なら認められるわね」
ディアがルイズの補足としてシュンに説明する。
それから俺達は街の民に市場の行き方を教えて貰い、市場へ行く途中で小腹が空いたので魔物肉の串差しを8人分買って、その場で皆で食べて串をゴミ箱に捨てる。
その後に俺達は市場へ行って出店を周り、最初にヒイラギの部屋着と下着と生地の反物を買う為に古着屋に立寄る。
ヒイラギは部屋着と下着などを5枚ずつ購入して、ルイズが赤と白と紫とピンクの生地の反物を購入して纏めてルイズが支払う。
ヒイラギの買物を済ませるとまた出店を周って、香辛料と魔物肉と干し肉などを買い、それから野菜など買ってから種も何種類か買うと、隣の出店に胡椒の苗木と珍しくゴムの木の苗木を見つけてルイズに購入して貰う。
野菜を買った時に異次元空間の中に居るダンクに餌として与え、後は果物の苗木と何種類が売っていたので苗木を全て購入して次々と異空間収納に収納して、他に良い種や苗木がないか出店を嫁達と周った。
俺達は一時程市場を見て周り昼のお弁当を購入して、ヒイラギの分と予備の分の日用雑貨と食器をルイズの提案で多目に買って北の門へ向かう。
俺達が買物をしている様子を領主が番の戦乙女と監視して、その戦乙女はルイズ達を見て身体が恐怖を感じて身振りが止まらなくなり、領主に関わりたくないと顔面蒼白になって訴えて決闘を申し込むのを回避した。
「ねぇ、あんた、彼奴らは化け物よ一騎当千レベルしかも全員よ、私なんて瞬殺されるわよ、あんな化け物と戦って死にたくないわよ」
「えっ、確かに戦鬼妃が居るとは聞いたが他の戦乙女達もか、そんな事があるのか」
「でも実際に彼奴らはそうなのよ戦鬼妃と同等のオーラがあるの、あんたは領主の立場を捨てる覚悟があるの、赤枠赤札のタグ持ちよ」
「だが、金枠ではないのであろう、赤枠なら何とかならんのか」
「はぁ、事実上赤枠が最上級の場合があるのよ、金枠になるにはどこかの国に属さないとなれないのよ常識でしょう、帰るわよ」
領主の戦乙女は戦いを回避する為に番相手の領主の腕を掴み屋敷へ向かって歩き、一刻も早くこの街から出て行く事を祈らずにいられなかった。
俺達はハンター協会の裏側に路地に入り馬車とダンクを出して繋げて、ハンター協会の脇の路地から街路に出てからゆっくりと街路を通り、北門へ向かっていき衛兵にタグを見せて検問を終えると北門を通り街道に出る。
街道に出ると東に向って馬車を進めて走らせて俺は手綱に切り、ルイズの二人で身体を密着して御者席に座り異次元空間での畑作りの話をする。
「なぁ、ルイズ、異次元空間に牧場の他に野菜畑や果汁園なんか作って、レベルを上げると屋敷も建てられるから、立派な屋敷を建てられる様に頑張ろうな」
「うふふ、そうね、プライベートルームも欲しものね、ただ寝室はシュンと一緒だけどね」
「そうか、俺としては早くルイズとの間に子供が欲しいからな」
「そうね、ただねピークの25歳までは戦乙女として頑張りたいの、26までは辛抱してね、それが過ぎたら5人でも10人でもシュンの子を産んであげるからね、チュッ♡」
私はシュンに私との間に子供が欲しいと言われて愛おしくなりと同時に嬉しくなり頬にキスをする。
太陽が沈みかけるまで街道を東に向けて走らせて、街道の近くの森が在ったので、その辺りで馬車を停めてダンクを馬車から外して異次元空間の中に入って貰った。
馬車から嫁達が全員降りたのを確認してから異空間収納に馬車を収納してから、ルディを異次元空間から出してあげるとルイズに所には走り寄って足に頬を擦りより、俺は森の近くログハウスを異空間収納から出して置く。
俺と嫁達がログハウスの中に入ると寝室へ行き部屋着に着替えて、それから皆でリビングに行くとルイズとヒイラギがキッチンに立ち料理を作り始める。
俺はダイニングテーブルの席に座り異次元空間で種別ことに野菜の畑を作り買った種を撒いて畑を次々と作り種を撒く事を繰り返した。
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