010話 キリノイの街に到着する。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
イリスは俺達が作った串焼きと野菜スープを美味しいと言いながら食べて、食事が済むと侍女と二人でログハウスのお風呂に入る為に夜営テントから寝間着を持参してログハウスの中へ入って行った。
俺は嫁達と食事の後片付けと明日の朝食の下拵えをしながらイリスと侍女が出で来るのを待ち、その間に俺が防御結界を拡張する為の魔晶石を配置して防御結界を張った。
本来ならログハウスの周辺に自動で防御結界を張る仕組みになっているけど、今回の様な護衛任務に就いた時の為に拡張できる仕組みを作っておいたので、その事を護衛騎士4人に伝えた。
イリスと侍女は1時半程でログハウスから寝間着にマントを肩から覆う姿で出て来て俺達にお礼を言ってから夜営テントへ行ったので、俺達は漸くログハウスの中に入る。
俺達がログハウスの中に入ると直ぐに寝室へ向い、装備服を脱いで裸になってお風呂場に行き、シャワーを浴びて身体を洗い円形の浴槽の中の湯に浸る。
「ふぅ~、いい湯加減だな、やっぱりお風呂に入るのは最高だな」
俺は久しぶりにお風呂に入り疲れを癒す。
「う~ん、お風呂なんて初めて入ったけど良いわね、お金持ちのお嬢様になった気分だわ」
私は初めてお風呂に入って良い気分になって感激する。
「本当ね、こんなに気持ち良くなるなんてね、贅沢の極みだわ」
ティアも初めてのお風呂に入って疲れを癒しながら感激をする。
「そうですね、まさか、こんな贅沢が出来るなんて夢みたいです」
ルファもルイズとティアの言った感想に同意して感激する。
「こんな贅沢が出来るなら別に街で宿屋に泊まらず、買出しだけして直ぐに出発した方が良いわね」
私はこれなら街には買出しだけして泊まらず直ぐに出発すれば良いと考えた。
「まぁ、そうだな、無駄使いせずに済むな、ただ情報収集のためにハンター協会には寄った方が良いとは思うけどな」
俺は情報収集は大切だと考えて街に寄ったら、ハンター協会による事を推奨する。
「そうね、シュンの言う通りね、だけどシュンって辛抱が少し足りないじゃないの、うふふ、も仕方がないわね」
私はシュンの反り立つ聖棒を右手で撫ぜるように触り思わず苦笑いする。
俺は嫁達の美しい裸体を見て堪能していると思わず聖棒が臨戦態勢に入るのを見た嫁達は思わず苦笑いをしていたけど、お風呂から上がると寝室の灯を落しベッドの上で嫁3人相手に思わずハッスルしてしまった。
朝を迎えて俺は嫁達とモーニングキスを交わして挨拶を交わしてから皆でシャワーを浴びてから装備服を着てから、外は快晴なので昨晩の様に異空間収納からバーベキュー用のコンロと魔導コンロを出した。
それからコンロに火を点けて鉄板を温めてから魔導コンロの上に大鍋を乗せて水入れて沸かして、嫁達が昨晩下拵えした串差しと野菜スープの具を出して調理を始める。
俺達が朝食の準備を始めると同時に護衛騎士達も夜営テントを片し始めて、片し終える頃には朝食分は出来ているので皆で食べる。
朝食が終わり片付けが終ると、直ぐに出発の準備を整えてから野営場を発ってキリノイの街へ向けて街道を進んて行く。
今日は最初は俺とティアが御者席に座り、俺が手綱を握りティアは助手として隣に座り、イリスが乗る馬車の後方を付いて走る。
午前中は何事もなく順調に進み、昼頃に一旦馬車を街道の端に停めて昼休憩を取り、朝大目に作った串差しと野菜スープを皆で食べて、魔馬達も餌と水を与えと一時程休ませた。
昼の食事をしている時にイリスから今日にはキリノイの街に到着するので、領主邸に泊まる様に勧められて、ルイズが折角のお誘いなので受ける事にした。
昼休憩が終わり再出発して街道をキリノイの街へ向かって走らせていると、暫らくしてまた15人程の盗賊団に襲われたけど嫁達が瞬殺したので死体処理をして半時程のロスで済んだ。
それから3時程でキリノイの街に着いたので街に入場門を通る時にイリスが衛兵に指示を出してくれたので素通りする事が出来た。
キリノイの街は領主邸がある街だけにスリランズの街よりも大きく感じ、街並みも綺麗に区画整理されていてメイン街路が広くて馬車が余裕ですれ違える程であった。
イリスの住む領主邸に到着すると、とても広い敷地に立派な白亜の3階建て屋敷が建っていて1階は従者達が働く職場になっていて食堂もあり執務室も1階にある。
2階がメイド達の居住スペースとなっていて、3階が領主の家族のプライベートエリアになっていて、俺達はイリスの計らいで3階の客室に泊めて貰えた。
領主邸の玄関前に馬車が停まると、領主のソウトスが娘のイリスを出迎えてくれて、俺達も従者の薦めもあり馬車から降りて領主のソウトスに挨拶するとイリスが1階にある応接室へ案内してくれた。
イリスは父親の領主ソウトスに30人はいた盗賊団に襲われていたところを俺の嫁達が助けてくれた事や野営の時の事を自慢気に話して、今日も盗賊に襲われたけど瞬殺した事を嬉しそうに話していた。
「そうか、それは娘のイリスが世話になった様でありがとう。それでは謝礼として100万ルピでどうであろうか」
領主のソウトスは娘のイリスから話しを聞いて謝礼金の額をルイズに提示した。
「はい、ありがとう御座います。それだけ頂ければ十分です」
ルイズは領主のソウトスが提示した謝礼の額に即答で了承した。
「うん、それでは直ぐに用意させよう」
領主のソウトスは執事に合図を出すと、執事が謝礼金を用意する為に一礼してから直ぐに応接室から出て行った。
それから領主のソウトスは戦乙女と話す機会がなく、初めて戦乙女と話すので色々と嫁達と雑談をする事になるけど、イリスがなぜか俺にあのログハウスに興味があったのか質問をしてきた。
俺達は雑談の間に執事が持ってきた謝礼金をルイズが受取り直ぐに異空間収納の収納すると、晩餐の時間までソウトスとイリスから俺達に色々と質問されたことに答えていた。
晩餐の前に客室に案内されて取敢えず普段着に着替え終えた頃にメイドが呼びに来たので普段着でダイニングへ行く事にした。
「あの、ドレスの様な物は持ち合わせがなく、不恰好ですいません」
ルイズが代表で領主のソウトスに謝罪を入れる。
「あぁ、気にする必要はない。君達も私の様な領主と会う機会など今までなかったのであろうからな、まぁ、こちらにお掛けください」
領主のソウトスは笑顔で俺達の服装の事を許してくれた。
それから晩餐の料理がメイド達によって配膳されて来て、料理が並んだところで領主の乾杯の音頭で食事が始まった。
イリスは母親の隣に座り母親にも俺達の事を笑顔で話ており、領主のソウトスも笑顔でイリスの様子を見ながら食していた。
食事の途中で執事が領主のソウトスに耳打ちをすると渋い表情をしたので、何か悪い知らせが入ったと俺達は察した。
「あのすまんがルイズ殿、いまハンター協会から東の森で魔物の姿が消えたそうです。最悪の場合スタンピードの前兆の可能性が高いと連絡があった」
領主のソウトスは渋い表情で皆に伝えた。
「魔物の姿が突然いなくなったという事ですか」
私は真剣な表情で領主のソウトスに確認する。
「あぁ、そうだ、ルイズ殿、悪いがルイズ殿のチームで調査してくれんかな報酬はハンター協会に指名依頼で出すからどうであろうか、生憎今この街には適任のハンターが居ないそうだ」
「そうですか・・・分かりました。その指名依頼を引き受けましょう」
私はシュン達を見て意思確認をすると皆が頷いてくれたので、領主のソウトスに引き受けると返事をした。
「そうか、感謝する。何か次から次へとすまんな、でも君達が居てくれて助かった。騎士団を派遣するのも良いがな街の警備が出来なくなるからな」
「一応ですけど、緊急事態に直ぐに対応できる態勢の準備をお願いします。仮にスタンピードだとしたらいつ発生するか分かりません。森の異常も何時から始まったのか分かりませんので」
私は最悪のケースを想定して領主に直ぐに対応できるように準備するように伝えた。
「あぁ、そあだな、門番の衛兵と騎士達に今から24時間警戒態勢を執る様に指示しておいてくれるか」
領主のソウトスはルイズに言われ直ぐに執事に指示をだす。
「畏まりました」
執事は直ぐに返事をして一礼してからダイニングルームから出て行った。
「ふ~ん、今日は晩餐が終わったら、先に大浴場にでも入って頂き、明日に備えてゆっくりと休んで頂きたい」
「はい、分かりました。お風呂に入れるのは助かります」
私は領主のソウトスの気遣いに感謝をする。
俺達は晩餐が終わった後にメイドと共に客室に戻り部屋着を持って大浴場まで案内して貰い、脱衣室で服を脱ぎ大浴場に入って身体を洗ってから広い浴槽の湯にしたり旅の疲れを癒す。
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