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ポジティブなエゴイズムってあるの?〜ブルーロックの心理学

 映画に次いでアニメの二期も発表され、ますます盛り上がるブルーロック。


 この作品が画期的だったのは、チームワーク、調和が重視される部活ものでエゴイストをヒーローにしたことでしょう。エゴ=自我、己を重んじる能力とスーパーエゴ=超自我、 他者を重んじる能力。

これは実はどちらも私たちの中に存在します。


 調和と協調性を優先する日本のような社会にはエゴイズムは疫病神扱いかもしれません、 しかし実際には()()()()()()()()()()()が存在します。むしろ精神健康度を健全な領域に保持するには、このポジティブなエゴイズムが不可欠だとすら言えるでしょう。


 例えば、蜂楽の「怪物」はエゴイズムの具現化であり、イマジナリーフレンドの形を取ったエゴそのものです。エゴ(自我)があるからこそ、夢を追いかけ、成し遂げようとする原動力になります。エゴ(自我)があるからこそ、己の固有性を正当なものとして信じ、この世に独創的な存在でいられるのです。


 ある意味、エゴ(自我)こそがすべての物事の原動力であり、牽引力のある核心でもあります。

サッカーの協調性に偏ったプレイでも、エースプレイヤーの存在が雲泥の差をつけます。コーチの甚八はプレイヤーたちに教えます。「過剰な協調性はむしろ偽善であり、軟弱だ」と。エゴを敵ではなく、己を高く推進する調教すべからざる猛獣だと捉えるべきなのです。

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