登場人物&メカニック&魔獣紹介
本編は22時更新となります。
【登場人物】
ラタール・ネーシャン:
タイフーン号の料理長を務める女性。ルッタの母親カレンとは同期。
コーシロー・ジンナイ:
ブルーバレットの専属整備士。整備士としての腕はルッタと同等でそれなりに優秀。東洋系の平たい顔をしており、異世界転移者ではないかとルッタは疑っている。
ラウラ:
レッドアラームの専属整備士の女性。
オーエン:
ツェットの専属整備士で、タイフーン号の整備班の班長でもある。
【メカニック】
レッドアラーム:
シーリスの愛機で、ブルーバレットと同じイロンデルタイプの機体。バランスを重視した万能型で、魔導銃二丁にバックパックにフレイムキャノン二門、魔導短剣を装備している。
ツェット:
ジェットの愛機で、フォーコンタイプの改造機。
魔導長銃と有線シールドドローン『ビットスケイル』、魔導戦斧を装備したタイフーン号の防衛の要。防衛用魔導兵装であるビットスケイルは十二機に分裂しマナシールドを張って防衛を行う。量産型であるフォーコンタイプでは出力が足りないため、タイフーン号から有線で魔力供給を行うことで使用を可能としている。
【魔獣】
甲殻獣ロブスタリア:
ロブスターのような甲殻類の生物が元のランクC飛獣。全長は10メートルあり、両腕の鋏はアーマーダイバーの装甲も砕く。殻は青白く、焼くことで赤色に変色する。飛膜が腹にあり、それで竜雲海を泳ぐ。二、三体から十体くらいまでの群れで移動する。食用として好まれている。
ブレイドバット:
ヤイバの様に鋭い翼で攻撃をしてくる蝙蝠型のランクE飛獣。五~十体程の群れで行動する。
ドラゴン:
最強種と名高いランクA飛獣。飛獣でありながら、深獣に近い強さを持ち、鋼も通さぬ鱗、大樹の如き太い尾、装甲を切り裂く爪、アーマーダイバーを凌駕する速度で飛ぶ翼、何者をも噛み砕く牙と火を吐く顎門を持っている。
ルッタが戦ったドラゴンは標準型で、それも地上戦であったため、戦闘評価はB+相当と言ったところ。ドラゴンの素材は優秀で、全てが利用でき、捨てる箇所がないとも言われている。
ドラゴンによってはランクA+以上、ネームドはランクS、或いはワールドイータークラスも存在する。