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登場人物&メカニック紹介

本編は今夜22時更新。

【登場人物】


ルッタ・レゾン:

 ヴァーミア天領に住み、テオドール修理店で働いている十二歳の少年。実年齢より若干幼い外見をしており、十歳前後と見られることが多い。

 八歳の頃に巻き込まれた飛獣のスタンピードによって両親を失い、その際に前世の記憶が蘇った。前世の名前は風見一樹。日本生まれの日本育ち。アサルトセルという名のロボットゲームのプロゲーマーをしていたが不慮の事故で死亡している。

 卓越したアーマーダイバーの操縦技術を持つが、平民生まれのために魔術適性は低く、乗れるのは量産機のみとなる。


テオ:

 テオ爺と呼ばれているテオドール修理店の店長。ルッタの雇用主。元はタイフーン号の専属整備士だったが、とある出来事を経てクランを引退し、アーマーダイバーの整備を行う店を開いた。

 その後、ルッタの両親が従業員となったが出張先で飛獣のスタンピードに遭遇して死亡。生き残ったルッタをテオが引き取ることとなった。


ギア・エントラン:

 雲海船タイフーン号の艦長であり、クラン・風の機師団のリーダー。

 元はアーマーダイバー乗りだったが左足を失ったのをきっかけにアーマーダイバーを降りた。


ラニー・イット:

 タイフーン号の副長。若干お調子者。


リリ・テスタメント:

 風の機師団のエース。オリジンダイバー『フレーヌ』の乗り手。オリジネーターと呼ばれている。白い長髪に緑色の瞳、人形のように整った顔立ちをしている。感情が表情に現れることは少ないが、好奇心が強く、顔に出ないという以外は感情豊かではある。


シーリス・マスタング:

 アーマーダイバー乗り。姉御肌。

 愛機はイロンデルタイプの『レッドアラーム』。現時点での兵装は万能型。魔導銃二丁と魔導短剣、バックパックにフレイムキャノンを装備している。


ジェット・リスボン:

 アーマーダイバー乗り。無口な大男。

 愛機はフォーコンタイプの『ツェット』。魔導長銃に魔導戦斧、そして十二機に分裂してマナシールドを張る有線シールドドローン『ビットスケイル』を装備したタイフーン号の防衛の要。

 ビットスケイルを十全に扱うには機体だけの出力では足りないため、タイフーン号から有線で魔力を得て操作している。


ケニー:

 風の機師団の新人アーマーダイバー乗りでブルーバレットの元パイロット。ゴーラ武天領軍との戦闘で死亡。


マーヤ・ドゥドゥ:

 タイフーン号の船医をしている老婆。医者であり、癒術師でもある。ルッタの両親とは知己であり、ルッタが生まれた際にカレンの腹から取り上げたのも彼女である。


ジハルド:

 ゴーラ武天領軍のアーマーダイバー部隊の隊長。そこそこ強い。


ラガス・ヴェルーマン:

 ゴーラ武天領軍の魔人将。自身を増魔人(ぞうまびと)に改造することでオリジンダイバーのノワイエに搭乗することが可能となった。パイロットとしての能力が低いわけではないが、現時点では凡百の域を出ていない。


ザッカ・レゾン:

 ルッタの父親。故人。元タイフーン号のクルーでアーマーダイバーの整備士だったが、ルッタが産まれたことで引退しテオドールの元で働いていた。ルッタが八歳の時に飛獣のスタンピードに巻きこまれて死亡。


カレン・レゾン:

 ルッタの母親。ザッカと結婚し、ルッタを産んだのちにタイフーン号を降りた。ザッカと共に飛獣のスタンピードに巻きこまれて死亡。



【メカニック】


アーマーダイバー:

 八つ存在する上位天領、通称『八天領』で生産されている約6メートルの人型ロボット。機導核をコアとし、飛獣の羽から取れる飛膜を使用したフライフェザーで竜雲海を飛ぶことができる。

 飛獣と相対するために各天領に輸出されており、それぞれの天領に合わせて仕様も若干の違いが存在する。

 量産機以外にも出力を1.5倍程度まで上昇させた高出力型の製造も可能だが、生産コスト及び維持費などに難があり、また負荷が大きい分機導核の寿命も短い。そのため、専用機、エース機などの一部運用に留まっている。

 操縦には魔力を制御するための魔術適性が必要とされ、平民では量産機すら乗れない人間も多く、高出力型は優秀な人材を掛け合わせ続けてきたサラブレッドである貴族でもなければ扱えない。


ブルーバレット:

 元々軽量型であるイロンデルタイプの装甲を外して重量を落とし、フライフェザーの出力も速度に全振りした機体。

 前搭乗者は乗りこなせず死亡したがルッタとは相性が良かった。

 なお、ブルーバレットはルッタの前世で遊んでいたゲームのロボットの名称。偶然の一致か否か?


イロンデルタイプ:

 ヘブラト聖天領で量産されている軽量高機動型のアーマーダイバー。

 フレーヌに近い流線形のフォルムをしている。装甲が少なく防御力は低いが、速度は同じ量産機のフォーコンタイプを凌駕する。

 イロンデルの名の意味はツバメ。


フォーコンタイプ:

 重装甲の戦士のような出立ちをした、ゴーラ武天領で製造されている量産型アーマーダイバー。出力が高く、速度よりも安定性と防御を重視している。

 フォーコンの名の意味はハヤブサ。


オリジンダイバー:

 古代文明の遺跡で発見されることがある機体。出力は量産型アーマーダイバーの二倍以上。専用の特殊装備と自己修復機能を持ち、サポートメカによる修理もおこなう。操縦できるのは一緒に発見されることがあるオリジネーターと呼ばれるホムンクルスのみとされているが、魔術適性が高ければ一部機能は使えないものの操縦自体は可能。


フレーヌ:

 リリの専用機。ボディーカラーは白。流線型の騎士のようなフォルムをした機体で、主武装は魔導長銃と魔導剣キャリバー、円形盾。キャリバーは魔力刃を刀身に宿す専用武器。さらにタレットドローン『シルフ』が四機ついており、シルフのそれぞれの名称はアン、ドゥ、トロワ、キャトル。

 また、脚部にフライフェザーはついておらず、代わりにルミナスフェザーという光の翼を発生させて飛行する。

 フレーヌの名の意味はトネリコ。


ノワイエ:

 ラガス・ヴェルーマンが搭乗しているオリジンダイバー。

 重装甲に二対のフライフェザーを搭載しており、武装は魔導戦斧と魔光銃、両肩にシールドドローン『ゲンブ』二機を乗せている。なおゲンブにはそれぞれフライフェザーが付いており、重装甲であるにも関わらず、ゲンブを装着したフライフェザー計八枚のノワイエの機動力はそれなりに高い。

 ノワイエの名の意味は胡桃。


雲海船:

 大量の飛獣の飛膜を船底に貼り付け、大型のフライフェザーを装備した竜雲海を移動するための船。船導核で動き、竜雲海の流れに沿って移動する。


タイフーン号:

 全長35m、全幅12m。

 ルナール艦級。

 サルベージ船だが重武装しており軍船に近い機動力と装甲を持っている。アーマーダイバーは四機搭載可能。可動式魔導砲は左右に二門ずつあり、メイン武装は現在故障中。乗員は三十名ほど。

 ルナールの名の意味はキツネ。


軍用サングリエ艦級:

 全長50メートル、全幅20メートル。

 ゴーラ武天領の軍艦。装甲が厚く頑丈。アーマーダイバーは最大五機搭載。

 サングリエの名の意味はイノシシ。

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― 新着の感想 ―
[一言] なかなかに気になる設定がチラホラあって今後が楽しみですねー フレーヌ、ノワイエ以外のオリジンダイバーの登場も楽しみですわ!
[気になる点] リリがホムンクルスという情報は初出? オリジネーター=古代文明の遺産のホムンクルスという情報と合わせて、本編で開示されるまで伏せて置いたほうがよかったのでは?
[気になる点] 機体名なのか機種名称なのかが分かりづらい時があるけど、まあ問題は無し。
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