表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

Leaving for

作者: Daiki

僕が高校生の時に始まりました。

僕はとある私立の進学校に通っていたのですが教師達からすれば僕は劣等生だったのかもしれません。音楽好きのギター少年だった僕は勉強もせずにひたすら自宅で練習していました。そもそも学校には軽音部が無く、さらにはロック禁止というルールまでありました。当然浮いてしまうわけですよね、クラスでは嫌われ者でした。教師には

「音楽なんてやめてしまえ。」

便乗してクラスメイトが

「音楽で食っていけるわけないやろ。」

いやいや、別に食っていく為にしてるわけじゃないんやけどな。なんなら彼らはアニメ観るのに何時間も費やしていました。みんなが必死に勉強してる中自分はしてないわけですから。そんな中別校舎の中高一貫、いわゆる中学から上がってきた学生達がバンドを組みたいということで僕らの校舎へやってきました。彼らは中高一貫の中でもずば抜けて成績も良かったため教師達も咎めなかったのでしょう。その時に僕は初めてバンドというものを経験します、これが高校1年生の冬のことでした。そこで友達ができるわけですね。しかし、僕自身我儘なところもあり人に指示されるのが嫌いで面倒臭くなってしまいました。後に自分達の校舎からもバンドしたいという人間が出てきて、結局すぐに解散したのですがそこで大きな出会いを果たすことになります。このバンドで初めてオリジナル曲というものを経験し、外部のライブに参加することもありました。この外部のライブで出会ったのが僕の恩師に当たります。この恩師には出会った時から話が弾み、そのライブ以降も音楽に限らず恋愛の相談、進路の相談など人生におけるアドバイスをして頂きました。恩師として慕い始めたその時から僕は絶対この人の様に生きたいと思い始めたわけですね。この時にLeaving forを書いたわけです。ですが自分の思い通りにはいかず、学校から出てバンドを組んでも解散し、解散し、解散しの連続でした。気づけば大学受験も失敗してました。一年の浪人を経て大学に入学するわけですがその時にはもう音楽からは離れようとしてました。その時は学校の先生を目指してましたし入学したての時には彼女がいました。毎日それなりに楽しく過ごしてたと思います。ですがしばらくするとやっぱりこれじゃない感が出てきてしまいました。態度に出てしまってたんでしょう、彼女とも学校とも上手くいかない日々が続きました。そして決断をしました、本気で音楽に打ち込もう。そこで彼女と別れ、学校にも行かなくなり、そしてとあるバンドに入りました。このバンドに半年程所属していたわけですが人生の中でそれまでの人生の中で一番濃かったと思います。まず自分の技術の無さを実感させられました。このバンドではベースだったのですが今思えばあの時は酷かったなと思います。必死に周りに追いつくために練習し、徐々に周りから認めて頂けるようになりました。こうしてライブ活動をしてる時に出会ったのが相方になります。当時は一緒に音楽するなんて考えてもいませんでした。そしてこのバンドで脱退を決意するわけです。ある程度認められる様になってくると今度は指示されるのが嫌になってきたわけです。その後とあるイベントのバックバンドをする様になるのですがそこで対バン相手として再会しました。

何度かそれが続きライブを観て会話をする中でもしやこの人とならやっていけるかもしれないと、、。こうして僕は彼女に話を持ちかけ、年が明けたら始動しようとなったわけです。こうして今に至ります。

 思い立ってから約5年の月日を経てLeaving forという曲が現実になったわけですね。夢を叶えてくれそうな本当に最高の相方です。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ