表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/46

0章

はじめまして。小説家になろうで投稿する初めての作品になります。

細かいところがわかっていなくて不備もあるかと思いますが、

楽しんで読んでくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 かつて、この森は精霊が棲むと言われていた。

大陸を四等分に隔てた丁度中央地点に存在し、その広さは大国ひとつほどに匹敵した。

それほど広大な土地であるにもかかわらず、もともとどの国にも所有されておらず、樹齢を何千と経たような身丈の長い木々が立ち並び、所によっては日光も届かないほど鬱蒼とした場所には地元の者でも踏み入らない。特にここが協定を結んだ国々の指定する禁猟区となってからは、この森で産まれ育った者以外には、滅多に来るものなどいなかった。


 森の丁度中央に当たる場所は小高い丘になっており、そのあたりだけは大樹で囲まれているだけの草地となっていた。西の在る国では満月の日に妖精が躍るという童話があり、東の在る国では精霊たちによってえらばれた王が太陽に祝福されるという民話が語り継がれた。


 そんな場所に、ある少女のための塔が建てられた。


 かつて彼女は、貧しい集落の生まれであったがゆえに森に捨てられ、森にすむ者たちによって匿われ、育てられた。人によって幾度となく危害を加えられ、また、人によってその危機を脱し、救われてきた。


 結果として彼女は、民から選ばれし者となった。


彼女には前世の記憶がある。


それがこの世界に生きる上での救いとなり、また、力となったのだろう。


これは、そんな少しだけ変わった、風変わりな少女の物語。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ