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第9話陰キャオタクの俺がなぜか美少女のメイド服姿を見ているのだが!?

まずは緊張しながらも定番のアニメショップに向かった。

自分は初めて行くので場所なんてほぼ分からない。何せ綾人はオンラインショップで購入するのが大半なのだ。


「綾人君着いたよ!」


そこには本当に探していた店があった。


「場所知ってたのか?」


「えっ!あ!周りを見てたら偶然見つけたの」


「そうか、まぁいいやとにかく入るか」


「うんそうだね」


店内では某スクールアイドルの曲が聞こえていた。

残念ながら綾人はアイドル系のものは興味はない。アニメは全期見たけど。


「やっぱり美少女ばっかだね」


「それはまぁー、キャラが可愛くないとだめだろ」


「まぁーそうだね」


お目当てのグッズ手に取りながら答える。


「真奈も十分可愛いからメインヒロインとかになれるだろ」


グッズ選びに夢中になって適当に喋ってしまった。


「え、」


ヤばい。おいおい自分なに言ってるんだよ!物凄く恥ずい。


一方でそんなことを言われた真奈はというと、


え!綾人君に可愛いって言われた!私綾人君のヒロインになれるの!?


とんでもない勘違いしていた。


顔を真っ赤にして体をくねくねしてイヤンイヤンしていている。


「あのー、ちょっと真奈さん?」


「あ!ごめんなんでもないよ!私トイレに行ってくる!」


顔を下に向け真奈が走っていく。


「え?あ、分かった」


なんでもなくはない気がする。


「それにしても恥ずかしそうにしてる真奈も可愛いな」


お目当ての物をレジに持っていく。グッズやラノベ、キャラソンなどだ。


「全部で合計6081円になります」


高くなるとは想定していたものの高校生ではかなり痛い。綾人はバイトをしていないので動画投稿サイトなどの収益で生活をしのいでいる。


財布から英世様6枚を取り出そうとした途端、カードを持った綺麗な手が現れた。


「クレジットで」


「お、おい真奈なにしてんだよ」


「いいの、言ったでしょ?綾人君が喜んでくれればいいって」


「言ったけどさ、それにブラックなんて」


買ってもらった物が入った青い袋を持ち、店から出る。


「じゃあ!次どこ行こうか」


「次は真奈が選んでくれ」


「わかった!」


真奈が歩き出したのでついて行く。


「ならここかな」


真奈が指をさした先は、


「メイドカフェか?」


「いいかな?」


「あぁ、俺も行きたかったから良かった」


「メイドなら私がしてあげるのに」


「え、今なんて」


「綾人君がしてほしいならしてあげるよ?」


真奈のメイド服姿を一瞬で想像してしまった。

絶対可愛い。


おっといけない、いけない。


「いや、大丈夫だ」


「してほしくなったらいつでも言ってね!」


「だから大丈夫だって!」


真奈がいたずらっぽく笑う。


綾人はそんな真奈を放っておいてメイドカフェに入っていく。


「お帰りなさいませ!ご主人様!」


メイドさんがお迎えしてくた。


席に座り注文しようとしたが逆に喋りかけられた俺ではなく真奈に。


「ご主人様!メイド服着てみませんか?」


「え?私ですか?」


真奈が少し戸惑う。


「絶対に似合うと思いますよ」


真奈が俺の方法を見てくる。


「いいんじゃねぇーか」


「なら着ます!」


真奈がメイドさんにつれられていく。


いや、まてよ、たった数分後前のことがが起きようとしているんだが!?


それにそんなメイド服着てみませんかなんて普通は言わないだろ。

それほど真奈が可愛いってことなのだろうが。


数分後に戻って来た。だが、、余りにの可愛さに客はもちろんメイドさんまで口を開けたまんま固まっている。

オムライスにハートを描いている途中だったのかケチャップが出すぎて凄い状態になっている。


「どうかな綾人君?」

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