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序章
変人が書く文の主となる内容は誰でも書けるような恋や愛や友情についてである。
私にしか書けないものがあるとは思いもしないのである。またこういった内容を書く人は決まって含みを持たせるだけで内容は、ほとんど皆無なのだ。それは私もしかりである。なんせなんの才能も無いのだから。ここまで無いと清々しいほど胸を張り自分の凡人さをさらけ出せるのである。
少し筋の通っているようで何が言いたいのかわからない自論を話したい。人は中途半端なものを持ってしまうと間違った行動を取りがちである。ここでは見栄や勘違いを間違いとしておく、そうすると人はあるかないか中途半端な才能を持つと決まってあると思いたがる。よって間違った行動をとるのである。しかし才能のある人はあるのだから見栄には見えないのであろう。
だから私は恵まれている才能が無いのだから勘違いをしなくて済んだということだ。