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序章
Infinite Possibilities - 無限の可能性 - 通称 IP
遥か古代より存在する能力の最上を指し他の能力者を遥かに凌駕するその力は、
いついかなる時代でもその名を轟かせていた。
銀河系の最終点、惑星トゥースは未だ惑星の7割が未踏の地であるといわれている。
確認されている3割の地の平和を一つの組織が力でねじ伏せた。
「Desire」と名乗る組織は総称を政府とし独裁政権を1000年続けてきた。
政府の目的は世界一統。全ての未踏の地を治めること。
その為現存する全てのIPを政府直属の奴隷として例え幼児であれど連行した。
そんな中一つの革命が起きた。
一人のIPが立ち上げたレジスタンス Light association - 光の結社 - が、
政府が統治する地の一部を奪還、IPが人間として扱われる独自の国を作った。
それから100年政府と光の結社による戦争は未だに続いている。
時代は政府が独裁政権を開始して1001年目になろうとしていた。
これは政府管轄の學社に通う一人の青年の革命を辿る記録である






