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人物紹介＆これまでのあらすじ

《カンナ》

　本編の主人公。

　呪いの人形『ハチベエ』にとり憑かれ、運だけがアホみたいに高い。

　基本大人しく、基本腹黒い女の子。

　可愛いものと甘いものが大好き。

　虫はキライだが無視には慣れているもよう。野菜もキライ。

　ステルスのスキル持ち。おかげで気づかれにくい。

《アヤ》

　本編のヒロイン。茶髪。

　モテモテだけど自覚なし。仕草も可愛いが無自覚。頭もゆるいが胸元もゆるい。

　カンナが世界を救った時、近くにいただけで経験値のおこぼれにありつく。

　現在「勇者」「英雄」と呼ばれ、言われるがままにホイホイ人助けをしている。

　良い娘だが、地味にアホ。

《ハチベエ》

　カンナにとり憑いてしまった黒猫のようなフォルムをした呪いの人形。

　その正体はとある高名な魔術師。

　カンナに冷たくあしらわれ、不遇な日々を送る。

〜あらすじ〜

　理由も分からず異世界に転移してきたカンナは、そこでアヤと出会うもアヤの特に不用意でもない一言で、彼女を「ビッチ」認定してしまう。

　ひょんなことから人形遣いになったカンナは、お人形屋さんで呪いの人形・ハチベエに出会い頭で呪われる。その内容は『ステータス一点無茶振り』。おかげでカンナは運だけがアホみたいに高くなってしまう。

　そのおかげもあり、日々自堕落な日常を送っていた２人は、クラン『砂漠の砂』と交流を持つようになる。

　だが、それが巧妙でもないワナだった。

　コロッと騙されたアヤは、モンスターに襲われあわや死にかける。

　そこにカンナが助けに来て、あれよあれよと世界を救ってしまった。

　　※参考文献『うんちーと！〜カンナと呪の人形の異世界彷徨記〜』