初依頼 シビレ草採集のため、イケジリン村へⅣ
12/6よりどうやら俺は異世界転生したようだー改ーから世界レイウェアの神殺しへと題名を変えました。
闘気を使って闇龍にの目の前に立った俺はオークの亜種が話せるのだからと思って威圧しながら話しかけて見た。
「退けェ邪魔だァ」
『だが断る♪人間が何のようだ?』
闇龍はテレパシー的なもので返してくる。
俺はオークの亜種とは違ってそのまま話すと思っていたがやはりそうはいかないのか?と思った。
オークの亜種はもうここにはいないそうだが、同時にナンパズ五人組をお持ち帰りしたのは覚えている。
その時、オークの亜種が"地声で話すの禁止だった"とさりげなくつぶやいていたからだ。
俺は、あの後ナンパズ五人組がどうなったのかはわからないが、今頃力尽きて別の意味で死んでいるだろう。
「何のよう?それはなァ、お前を倒しに来たんだ。これ以上村を荒らされては俺が住んでいる街にも被害が喰らうかもしれないからな。それに、何より違約金を食らうのがいやだからだ!!」
俺が最後に気持ちいっぱい叫んだ時、後ろのギルド、騎士団、領主軍連合から「そんなことかよ!?」という驚きにまみれた声が響いてきた。
俺はそれを無視して、銅剣を懐から取り出して闇龍に向けた。
『銅剣なんかで儂に勝てるでも思っているのか?はっ舐められたものだ。いいだろう儂もそれなりの力を出させてもらおう』
闇龍は俺にテレパシーでそう言って咆哮した。
それと同時に、闇龍が纏っていた闇の力、つまり邪竜の力が強まり、それが俺を飲み込んでいる。
『ほう、これでも平気か』
「もちろん」
俺は銅剣に魔力を込め、闇龍に斬りつけるが、闇龍の尻尾によって阻まれる。
俺は何度も闇龍に斬りつけるが、何度も何度も俺と闇龍の間に銅剣と尻尾がぶつかり合う音、火花が散っている。
「【気戦術】っ…あ…はあ、どうだ?」
俺は気戦術を使おうとしていた時、ちょうど闇龍も動きを止めていたので銅剣を動かしていたのをやめていたが、その隙に闇龍の尻尾の部分が俺の胴に叩きつけられ、俺は少々吹っ飛んだが、そこから勢いをつけて頭を狙って銅剣を振るった。
『甘いな』
その時、闇龍からのテレパシーが脳に響く。
それによって俺は集中が一時的に切れ、真っ正面を見ると、闇龍は大きな口を開けて口の中にある魔力を圧縮して俺に撃とうとしていた。
「ブレスか!?」
俺がそう言った時、ブレスが放たれて、俺背中すれすれで当たらず、そのブレスは村の後方にあった森を吹き飛ばした。
「よかった…あれ当たっていたら死んでたかもしれんな…っと危ねえ」
俺は当たらなかったことに安堵していたが、すぐにまたテール攻撃をされたので、銅剣で弾いたが、その時、銅剣にひびが入った。
俺はそれを見て舌打ちする。
『ひび割れでもしたのか?』
「黙れ!!」
俺はそう言い返し、すぐさま、(【創造】ミスリル銀剣)
と心の中でスキル創造を使い、ミスリル剣を二つ手に取った。
それを見ていた闇龍が『空間魔法使いだな!?』と何故か驚いていた。
俺はそれをよそにこの双剣で振られている闇龍の尻尾を切断する。
だが、また再生してくる。
「再生か…厄介な力の持ち主ですな?」
『儂は闇龍の中で少し特殊だからな』
闇龍はそのわけを話すわけなく、それだけで片付け、またブレスを放とうとする。
俺はそれを見て
「させるものか!!【隕石落下】!!」
俺は隕石群を闇龍の頭部目掛けて落とす。
が、一回闇龍の腹に当たったきり、別の方へと飛んで行っていた。
『さっきのは効いたが、儂がこの程度で中断するとでも思ったのか?』
闇龍はそう言って俺の隕石落下の反動の間にブレスを放ってきた。
「魔力斬り!!」
俺は光属性の魔法を込めたミスリル銀でブレス切断を試みる。
ブレスは闇属性なのでと俺は打ち消そうとする。
剣はブレスを刃の部分で防いでいる。
そして、ブレスが切れてきたところに俺が、振りを入れてブレスを完全に弾いた。
『何っ!?』
「驚いている暇でもあるのか!!」
俺はそう叫んで闇龍の頭、距離ゼロ距離で振るったが、俺は謎の気力によって後ろに吹き飛ばされた。
俺は顔を上げてみると、巨大化した闇龍だった。大きさは約、80mぐらいだろう。
驚いている俺を見た闇龍はテレパシーでまた語りかけてきた。
『儂は最初に言っただろ?"それなりの力を出させてもらおう"と。ここからが本番だ。人間!!』
闇龍手と手の間にブレスのような魔力塊を、口にまた魔力塊を圧縮して1分単位で吐き出して放ってくる。
俺はそれをふわふわと漂ってくる泡のように避け、闇龍に一気に近づく。
そして、とどめを刺そうと、闇龍の目の前、で俺も剣と剣の間にあった光属性の魔力塊を圧縮して放つのではなく、爆発させた。
俺と闇龍。いや、この村まるまる真っ白に光、それが収まった時には俺と連合の強者達、闇龍しか意識がなかった。魔獣はさっきの爆発により、吹き飛んだみたいだ。
俺はフラフラしながら闇龍を見る。
闇龍も俺と同じく、若干疲れてフラフラしているみたいで、俺を見てきた。
『さっきのはだいぶ喰らったぞ』
「そうか。それはよかった。だが、この程度では終わらないだろ?早く続きをしないのか?」
俺は闇龍を睨みつけながら問うと、闇龍はテレパシーではなく、地声で俺に語り出てくれた。
「いや、もう終わりかもしれん」
「どうしてだ?俺よりもお前の方が圧倒的に力が強いと思うが?」
俺がさらに強く威圧して問うと、闇龍はこういった。
「邪竜様から連絡が来た。今すぐ撤退しろと」
俺はそれを聞いて「逃がすか!!」と叫んだが、もうそこにはいなかった。
俺は安堵してか、そのまま安心して倒れてしまった……
「大丈夫か!?」
俺にそう声がかけられた。
「はい……」
俺はそう応答すると、その人物は俺に回復薬を渡してくれた。
それを受け取り、俺は周りを伺ってみると、ティリアの姿を伺うとしたが、いなかった。
「あの女の子は別室で治療されている。それにしても、君はやってくれたな」
「ところで、村はどう?」
俺の来た理由は主に、ティリアの願っていること、村を救うことだ。
見たところ、村は壊滅的だが、村の人は助かったか?ということをまず聞きたい。
「村民2000名のうち、生き残りは1600名だ。周辺の村の被害はここから南東にある街は謎の隕石によって今週の経済は終わった」
俺はそれを聞いた時、俺のせいだ。
と思った。隕石を落とすことができると言っても、完全にコントロールができるわけではない。
俺は静かにその町の人無事でありますようにと願い、立ち上がろうとする。
「おっと、大丈夫か?」
「大丈夫です。リカバリー」
俺は自分に治療魔法をかけて復活する。
ついでに、この場にいる怪我を負った人にもかけておいた。
「ところで、君はギルドに所属しているみたいだが、何ランクなんだ?」
「最低ランクの紫です」
俺がそう言うと、この問いの答えを聞こうと、耳を傾けていた人たちは驚いた。
「たまたま、依頼でこの村に向かっていたんです。途中、兵士のおっさんにこの村が魔獣に襲来されて聞いて俺は一回くるのを躊躇いました。ですが、ティリアは先に行ってしまったので追ってみると、そこに何処かの国の将軍らしき人が…その人を振り切って…がさっきまでの流れです」
俺は簡素化して状況説明した。
「だが、紫が闇龍を抑えるとはな…」
その人は頭を押さえて最近の若者はどうなっていると嘆いている。
「抑えると言っても殺してはいませんから…とどめを誘うとしたらいなかっただけですから…」
俺がそう言うと、連中が"いや、それでもすごいから"と言っていた。
「そういえば、ギルドから5人の行方不明者が出たのとの情報があったのだが知らんか?」
「それならオークの女王に連れて行かれましたよ。俺とティリアからしたら助かったことなんですけどね。そいつらは、俺を殺そうとしていたので」
俺がそう言うと、紙をとってきて俺に渡してきた。
「こいつらで間違いないか?」
俺は頷くと、その人は飛んで行くように治療棟から出て行った。
「あいつらは職務放棄、新人狩り、盗みを犯していた盗賊だったんだよ…よかったね助かって」
「はい」
俺はそう言って1人、シビレ草を取りに行った時、1人の少女が治療棟の出口にいた。
その少女は俺を見つけると、いきなり殴ってきたが、すぐ笑顔になって
「光輝、寝てなきゃいけないよ」
と心配した顔で言ってきた。
「大丈夫だよ。今から、シビレ草を取りに行くか?」
「そうだね」
俺とティリアは教えてもらった採取地へ向かって行った。
次回でこの話は集結させる予定です。
次回にようやくこの話の主題となる初依頼ですね…
コウキ・マガミ 17歳 男
Level42
次のレベルまで3581
HP4852+(999999)/4582+(999999)
MP6851+(999999)/6851+(999999)
ATK4852+(432000)
DEF5631+(210000)
SPE6721+(427400)
Pts.42+(6000)
ユニークスキル
【創造】レベル8
【破壊】レベル9
【神獣使い】レベル7
【聖獣使い】レベル8
【龍使い】レベル5
【転移】レベル6
【結界】レベル4
【魔眼】レベル6
スキル
【隠密】レベルMAX
【鑑定】レベル2
【護身術】レベルMAX
New!【探索】レベル1