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初依頼 シビレ草採集のため、イケジリン村へⅠ

早めにできたので投稿しました。

ちゅんちゅん…

小鳥の鳴き声が光輝のいる部屋、605号室から聞こえてくる。

「もう朝か………は?鳥?」

俺は自室にいる3匹の小鳥を見てどうしてこんなところに鳥がいるんだろう?と疑問になった。

俺は小鳥を捕まえて外に出そうとするが、やはり警戒心も強く、俺から逃げるように後ろの棚に隠れる。

「所詮俺は鳥にさえ嫌われる存在なんだな…」

俺は独り言を言い、小鳥を放置してドアに手をかけた。すると、小鳥が何故か紙を俺の目の前に落として窓から出て行った。

「どうして鳥が?誰からだ?」

俺はその紙を拾い、文字が書いてある方を向けて見た。

"コウキへ

昨日はいろいろ殴ってすみませんでした。自覚していると言っても他人に言われるとつい、カッなってしまって…

お詫びとはなんですが、コウキさんはギルドに登録されたんですよね?

なら、一緒に依頼を受けて見ませんか?コウキさんと一緒なら、茶ランクの依頼をクリアできると思いますし、早くランクを上げることもできます。

9神の刻、ギルド2階で待っています。

byティリア "


…………。

俺はあまりのことで無言になる。

小鳥がお手紙を運ぶってなんなんだよ!?

ファンタジーすぎるだろ!?あ、ここファンタジーな世界だったわ…

っていうか動物と意思を通わせるスキルなんてあるんだ…

「よし、行こう」

俺は決心し、※仕度(したく)してからギルドに向かった。




「着いたが…ティリアは何処にいるんだ?」

俺はギルドの2階でキョロキョロと辺りを見渡し、ティリアを探す。

だが、姿が見えない。

"裏切られたか…?"俺は一瞬そう思った。だが、場所を少し移動してティリアを探していると、ティリアに似た女の子がゴリラみたいな体をした男達にナンパされていた。

序でに、それをみてオロオロとしている女の子がもう一人いた。

俺はその女の子の近くに行く。

「どうしたの?」

「あの子が私を庇って…」

俺はちょうどもう一人の女の子を見れる位置に立つと、その女の子は俺の推測通り、ティリアだった。

ここから見るとティリアは強気になってその自慢の蹴りで一人男を倒したみたいだが、やはり危険だ。

「少し注意しに行くよ」

俺はその子にそう言って男達がいるところへ向かってこういった。

「ちょっと、そんなか弱い女の子を取り囲んでナンパって少し考えたらどうかな?その子は子供。ナンパズはいい年したおっさん。ちょっと情けない。いや、みっともないと思わないのかな?」

俺はナンパズ5人組に話しかけた。

すると一人のリーダーらしき存在が俺を睨みつけながら文句つけてきた。

「ナンパズとはなんだ?」

「ナンパズは今、ここで女の子をナンパしていた5人組のーー「んだとゴラっ!!」…話の途中なんだけど…」

俺は怒っている人は置いて置いて、ティリアを子招きし、避難させた。

「どうやら、お前は俺たちを怒らしちまったようだな…」

「はっ知らんな。お前らがどのくらいの強さかは知らんが5人でナンパしている奴をおこらしたところでなんだ?という話だが?」

俺は若干挑発になるかはわからないけど、その雰囲気を漂わせながらそう言った。

「言ったなクソガキが!!やれ!」

男の合図と同時に後ろにいた四人が

「エレキブースト!!

ファイアーウォール!!

ウォーターブレード!!

メテオウォール!!」と言って俺に向かって魔法を放ってきた。

「おいおい男5人が細身の幼い男の子を中級魔法以上使ってでも静かにする必要はないだろ?」

その抗争をみていたらある人物が俺の横に立ち、ナンパズにそういう。

「貴方はーー」


ティリアはその人物の名前を言おうとした時、それらを見ていた人達がハモりながらこういった。

「「「「「白金(プラチナ)ランク、チーム百鬼夜行のリーダー、"グラファルファー・ライレント"!?」」」」」


プラチナランクって最上級ランクじゃねぇーか!?

おいおい…マジかよ…

俺はそう思いながらその人の対処を見る。

その人は、魔法を魔剣ラスロットで刻み、破壊しながら男達の意識を刈り取って行く。

グラファルファー・ライレントがこれに介入して約5秒。このことは解決した。


「助けていただきありがとうございます」

「気にしないで。後、なるべく相手を挑発しないようにね」


俺はそういってお礼を言い、ティリアのところに行った。

ティリアはすでに依頼を持っており、今から受けに行こうとした時、その女の子が絡まれているのを目撃し、助けにはいったが…だったらしい。


人を助けに行くことはいいことだとと思うけどまずは自分の身が安全かを考えて人を助けに行くというこど考えないと行けないな。人を助ける心は否定しないが、助けたのはいいが、自分がに外を被るのはなるべく避けたほうがいいだろう。


俺は、そう思いながらティリアと仲直りし、依頼を受理してもらった。

イケジリン村へ行くのは明日の早朝の予定なので、今は、宿屋でごろごろとしている。

ティリアは現在お買い物中だ。俺も手伝おうか?と言ったけど下着売り場なんてきついでしょ?と言われて断れてしまった。


少し興味があったんだけどな…残念だな…異世界の女の人ってどんな下着をきているのかとても気になったんだけどな…

ティリアと行ったら付き添いと思われてひどい目で見られないで済むだろうけど一人だったら…

俺の社会的地位を失うことになってしまうだろう…

俺はそう思いながら就寝した。




朝、俺は5神の刻に起きた。

「準備しないとな…」

俺は、金がなく、何も装備品を持っていない。つまり、生身の人間だ。

金欠で悩まされている俺は、装備品を調達するのはチート存在な創造に頼るしかない。

たが、どこでそれを調達したかを聞かれるとアウトだ。

俺みたいな奴が金を持っているわけがない。

そう思われているに違いない。


「うーんどうすることだか…」

俺は殺された時、食おうとしていたラーメンを思い出す。

そして、つい、"創造"…と呟いてしまった。

すると、目の前にラーメンが出てきた。

だが、あいにく朝食を食って満腹だ。ここは仕方ないので破壊した。

「ここは、銅剣でいっかな…」

俺はそう独り言を言って銅剣を作って懐にしまった。

その時、ドアのノックする音が聞こえた。

「お、ティリアか。準備できたんだな?」

「うん。じゃあ、行く?」

俺は頷き、ギルドを後にした後に借りた馬車に乗り込み、イケジリン村へ向かった。

9神の刻=9時、21時です。

時刻を現しています。

1神は1時、13時。

2神は2時と14時。

3神は3時と15時としています。

※仕度は支度と同じ意味だそうです。


なんか、ハーレムに行きそうな予感が…

当初にそんな予定はないんだけど…


メテオウォールについてなんですが、間違っていたらすいません。

隕石落下のことです。


後、魔法の表現方を変えました。


主にイケジリン村での活動は次回でとなります。

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