表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

◆ キャラクター ◆

今回はキャラクター設定です。

キャラの数が増えるのは、それほど世界が広がらない話では望ましくないので、調整も兼ねて。新キャラが出ることはもう多くはないはずですが、設定の追加調整の折には更新が入ることになろうかと思います。

清俊きよとし。本編の主人公。大学四回生で就職活動やる気ナシ。

身長178cm、体重65kg。血液型A型。誕生日5月8日のおうし座。

無難で流されがちな淡白な性格。ただ、恋愛ごとに対しては意外と引きずりやすい。

中2から半年前まで片思いしていた沙雪さゆきが突然学生結婚してしまったため、喪失感から立ち直れないでいる。天動説にしがみつくような狭い幸せを求め、あまり冒険を好まない。

家族は海外出張中の母と、自宅に姉の狩穂かるほ。父とは小学校高学年時に死別。金持ちだった祖父も小学校で亡くなっている。

大学の親友に時和ときかずがいる。


狩穂かるほ。清俊の姉でひとつ上。自宅にいる(勤めてはいないらしい)。

身長168cm、体重47kg。血液型B型。誕生日8月3日のしし座。

アルビノ(先天性色素欠乏症)だが、健康体。強い性格はややアウトローな印象も与えるほどで、やや乱暴で言葉遣いも粗い。弟の清俊に対してはまめまめしくかつ高圧的な怖い姉。自分を異端視する人の目を嫌うため、家族以外には些か人嫌いで生きており、恋愛にも関心が薄い。クラシックでワーグナーを好み、ドイツ文学者であるシュトルムを研究している。

基礎体力は人並み以上ではあるが、夏の直射日光ではどうしても肌を痛める。このため普段は出歩かず室内に篭っているせいで、この時期たまに出歩くと熱射病を起こす。


時和ときかず。清俊の同級。

身長165cm、体重53kg。血液型AB型。誕生日11月19日のさそり座。

無類のパソコンオタク。秋葉原は彼のお庭。自宅の部屋にパソコンを既に5台も所有し、6台目を買いに清俊をアキバに誘う。パソコン=彼女なので、生身の恋愛には狩穂と同じようにあまり興味がない。小柄で細い体格の割に手は大きく、毛深い。しかし極めて流麗な字を書き、また無類の整頓好き、綺麗好きでもある。

清俊にとっては痒いところに手が届くサービス精神に溢れた人物。一方、オタク趣味な時和にとって清俊は「フツーの感覚」を教えてもらえる貴重な存在らしい。


正臣まさおみ。清俊の小学校時代の同級生。

身長181cm、体重67kg(推定)。血液型A型。誕生日4月4日のおひつじ座。

小学校時代はサッカー部のキャプテンで全国大会に何度も出場するようなヒーローだった。高校はスポーツ校に進学、そのままJリーグ、オリンピック、ワールドカップ……と期待されていたが、その高校時に自らの不注意がたたって足に大怪我をし、一生全力で駆ける事が出来なくなった。

しかし事故までの業績は役立ち、現在は弱小ではあるが弱冠22歳で地元の少年サッカーチームの監督代理に就任している。子供たちの情熱をまったく掻き立てず、顔色を見つつおだててばかりの監督には不満を持っているが、それをなかなか言い出せずにいる。

清俊は、正臣が小学校時代にヒーローインタビューを受けたときに貰ったシャーペンを気まぐれで貰っていたが、久々の再会で正臣に返す。


沙雪さゆき。清俊の失恋相手。

身長155cm、体重40kg。血液型O型。誕生日9月29日のてんびん座。

華奢な長髪の美少女。清楚清純なイメージだったが、一年前に電撃的な出会いにより、大恋愛に落ち、ほぼ半年前に年長の男と学生結婚する。

清俊の気持ちには半ば気付いていたが、8年もの間、なんのアクションも起こさず見てるだけだったということで馬鹿にされたと感じ、乗り換えたが、このことを清俊は知らない。

本編では清俊の回想でしか登場しない。


神楽町かぐらまち。狩穂の講習会仲間。神楽町は姓で、名は不明。

身長191cm、体重87kg。血液型O型。誕生日8月31日のおとめ座。

肩幅があり筋肉質なのでより巨漢に見える。講習会で熱射病にやられた狩穂をおんぶして初登場。スポーツ刈りに短く刈り込んだ髪などで清俊からは「人のよさそうなカメ」と形容される好人物。見た目のゴツさとは裏腹に、遠慮がちで穏やか。

講習会仲間である狩穂に好意を持っているが、先方の一人でも平気な態度を取る突っ張った態度になかなか気持ちを気付いてもらえない(しかし清俊は一発で見抜いてしまう)。


▼キヨトシ(ホーリー・アニマルズ・キヨトシ)。喋る小型ぬいぐるみ。

全長12cm、重量50g。対話及び記憶機能搭載。紙製化粧箱つき。製造年より12年目。

金持ちの祖父が清俊のクリスマスプレゼントに贈ったプレゼントだったが、実は高価な幼女向けオモチャだったため、早々とどこかにしまわれてしまい、清俊の記憶から消えていた。この物語で突然目覚め、まるで人間のような自我を持って動き出す。「特別仕様」らしいが詳細は不明。

世話好きで、独楽鼠のようによく働き、偉そうな発言をし、すぐに泣いたり怒ったりする子供のような存在。HAは普通設定をしたユーザー一人としか対話ができないが、キヨトシは狩穂ともコンタクトが取れる(清敏の家族ならば、コンタクトが取れる)。

製造元の萇苑いらくさえんが脱税事件の結果HAシリーズを事実上放出してしまっているため、キヨトシには帰る里がない。そしてキヨトシの「記憶」は清俊の家の内部のものしかないために、清俊の沙雪への長い片思いのことを、キヨトシは知らないでいる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ