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決戦は土曜日。

朝7時。

武城沙羅「達也、髪のセットするわよ。」

姉の沙羅は達也が他の女からちょっかいを出されない様にわざとボサボサで顔を隠す様な髪型に

セットする。

これが毎日のル−ティンである。


武城達也「いつもありがとう。でも、、、今日は

土曜日で家の草刈りしかしないからセット無しで良いよ。」


沙羅「、、、」


ドカン!ドアが蹴り開けられる。

達也「うわぁ!」


沙羅「、、、家から出ないのね。コンビニもいかないのね。」

沙羅は達也をベッドへ押し倒すと前髪を指でくるくると回す。


「うん。出ないよ。」


沙羅は恍惚の表情で達也を見つめると唇を近づける。達也の唇に鼻を近づけると深呼吸をして

眼を閉じる。金木犀の香りが沙羅の鼻腔を抜ける。


、、、そう。これは武城達也の最大能力チャーム(魅了)である。とどのつまり達也は姉を魅了してしまっているという事で能力者の沙羅でさえ 

メロメロになってしまうという点では恐ろしい能力だ。


優太「沙羅おねぇちゃん!お友達が迎えに来てるよ!」


沙羅「チッ。」

沙羅は渋々達也から離れる。

外には高級外車に乗った沙羅の下僕達が沙羅を迎えに来ていた。

沙羅は本日、大学の友人と研究課題作成の為に

県外の施設視察へ行き帰りは夜中になる予定だ。


達也「姉さん。気をつけて。」


沙羅はゾクリとすると達也を抱きしめる。


沙羅「はぁ、、、今日行くの辞めようかしら。」


達也「だ駄目だよ。ちゃんと行かなきゃ。」


沙羅は達也の眼を睨む。

一瞬早く優太が達也の体に結界を張る。


沙羅はニコリとして家を出ていった。

沙羅は出発前に達也に帽子を被せる。

でもこの帽子だけは被って、誰かと出会った時の保険。

沙羅は出発した。


達也「優太ありがとう。結界が遅かったら心底を見透かされる所だったよ!」


優太「ふふ、僕も上達したでしょ!」


達也「さてと!草刈りの準備だ!」



午前9時

竹本「じゃあ皆行こうか。」

ユナ「ハ―イ!」

ユリッペ「、、、」


ユリッペ「ちょっと!ユナ!あんたの格好何?」

ユナはフリフリのワンピースとピカピカなハイヒールでとても草刈りの格好では無い。


ユナ「かわいいでしょ!武城君に褒めて貰うの!」


竹本「いや、怒るだろ。ユリッペを見習え。」


ユリッペは上下ぱっつんぱっつんのジャージに首にはタオルを巻いていた。

ユリッペ「どすこい!」

ユリッペは四股を踏む。 


竹本「いいね!ユリッペは女捨ててる所が良いよ。」


ユリッペ「捨てとらんわ!」


一同はお寺の門前まで来るとお寺の大きさに驚く。


竹本「立派だろ。著名な檀家さんも多い。」

ユナ「金持ちじゃん!あの顔と金持ちとか最強だ!」

ユリッペ「凄。」


奥から武城が小走りで出て来る。

武城「皆ありがとう!よく来てくれたね!」


皆が門をくぐろうとしたその時。


優太「ちょっと待って!」

優太が飛び出してきて門下のドングリを握り潰す。

小声で武城「?まさか結界?」


小声で優太「うん。沙羅オネェちゃんの仕業だよ。」


小声で武城「まだあるの?」


小声で優太「わからない。仕込み方が巧妙で近くまで行かないとわからない!」


ユリッペ「えー!武城君の弟?めっちゃかわいいね!」

ユリッペが門をくぐってきた。


ユナ「本当だ!よろしくね!武城君の彼女だよ!」

この発言は一同スルーする。

ユナも門をくぐる。


竹本「よっ!お邪魔するよ。」

竹本も門をくぐる。


優太「武城優太、小学校3年生です。宜しくお願いします。」


ユナ「わぁかわいい!」

ユリッペ「いいなー弟!」

竹本「優太久しぶり!」


小声で武城「優太、他の結界見つけれるか?」


小声で優太「難しいけどやってみる!」


小声で武城「頼む!」


武城「じゃあ皆中へどうぞ。」


武城「あっユナちゃん。その格好じゃ汚れちゃうからジャージ貸してあげるよ!」


ユナ「、、、は?」


武城「だからさ洋服が汚れちゃうから」


ユナ「そこじゃないでしょ!この格好みて

何かないの!」

ユナはフリフリしてる。


武城「?動きづらいと思う。」


ユナ「、、、はぁ。もういいわ。

って武城君はなんで深々と帽子を被ってるの

かわいいお顔が見えませんが。」


武城は慌てて距離を置く

「いや、今日髪型がいまいちで、、、」


ユリッペ「?いつもボサボサやん。」


一匹のカラスが様子を伺っていた。





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