竹本明
僕は竹本明。自分で言うのもなんだが武城の親友だ。そして、同じ北城高校通う高校1年だ。
短髪茶髪、左耳の朱色のピアスはお気に入りだ
俺の役目はズバリ武城の守護だ。
一見、武城は地味に見えるがそれは世を忍ぶ仮の姿、身長は気持ち低いが本気を出せばその辺の
モデルでは太刀打ち出来ないだろう。
幸い北城高校は男子高な為、武城の本気を知る女はいない。
が、、、
最近、武城の周りがざわついて来やがった。
恐らく同じ中学だった女子が噂を流したんだ。
武城は特異体質で体内から金木犀の香りがする。
遺伝的な病気ではあると医師は言うが実の所
もっと神秘的な事だと俺は思う。
武城の実家はお寺で金木犀が植えてある。
金木犀の花言葉は幽世といい怖い意味あい
と邪気を払う守護、誘惑の意味もあり俺は神秘的な力だと思う。
実際俺が小学校の時に車に跳ねら生死を彷徨っていた時に夢の中で金木犀の匂いに誘われて
現世に戻って来た記憶があり目が覚めた時に
武城が隣で看病してくれていた。
寺の息子だからか欲が無く、優しく、自分より
人の為を考える。
こんな素晴らしい人間を俺は知らないし今後
武城を全力で守っていくつもりだ。
そんな事を考えていると目の前にどこぞの学校の
女が近づいてきた。
女性徒2人組「あ、あの、金木犀の男ってあなたでしょうか?」
竹本「いや、隣の武城だ。」
女性徒はヒソヒソ話をする。
「ネェ、噂と違うよ。何が金木犀なんだろうね。
それより彼の方がカッコいいよ。
隣の人にしとこうよ!」
女性徒「、、、えっと。もし、よろしければ私達と遊びませんか?」
竹本「、、、武城は用事があるから駄目だな。」
女性徒「い、いや、隣の方は結構です。貴方さえ大丈夫ならば、、、」
竹本は武城に耳打ちする。
今日寺の草取りがあったな。頑張れよ。
武城「いつもありがとう。僕、誘われると、どうしたら良いかわからないから。」
竹本は武城の肩をポンと叩くと女生徒と人混みに消えて行く。
竹本は何度も振り返り、武城が見えなくなる、、、そんな時、ある女生徒が武城に話掛けるのが見えた。
し、しまった。
竹本は人混みを掻き分け武城の元へ急ぐ。
や、やられた!
そこには武城の姿はなかった!
竹本「ちくしょう!拉致された!」




