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アノマリー・トウキョウ ──街を救うのは、異世界帰りの無職探偵  作者: 妙原奇天


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第9話 方舟の心臓

 方舟タワーの底は、海の底よりも静かだった。

 最深部へ続く保守通路は、冷却水の霧が細かく漂い、懐中灯の円だけが世界のすべてのように揺れる。壁は白いが、白と呼ぶには固すぎる鉱物の色で、靴音は吸音材に食われてほとんど返ってこない。機械の呼吸だけがある。はるか奥で回り続けるファンのうなりが、地鳴りのように薄く続く。

 湊は肩から工具袋をずらし、耳のインカムに指を触れた。

「聞こえるか」

「聞こえる。リンク安定。中枢は、あと二つ降りて右。温度が落ちるから、手袋外さないで」

 リアの声は、霧の向こうから届く。落ち着いている。落ち着いている声は、だいたい危ない場所で出る。

 保守用のエレベータは儀式モードで止められていた。湊は梯子を選び、滑り止めの荒い金属を小刻みに降りる。降りる途中、背後の薄闇で何かが動いた。気配は小さい。小さい気配は、見落とされやすい。

「出ておいで。見つけたふりは得意なんだ」

 返事の代わりに、ラックの影が少し膨らんだ。薄い上着。小学生くらいの背格好。懐中灯を下からあてると、頬に冷却霧が張りついて光る。少年は両膝を抱えて座っていた。顔だけこちらを見ている。視線は逃げないが、止まらない。

「迷子か、それとも仕事中か」

「仕事。ボランティア、配線。低スコアだから。上にいると邪魔って言われる」

 言葉の端に、言い訳の形がない。言い訳を覚える前に、謝るのを覚えた声だ。

「名前は」

「航太」

「いい名だ。海に道があるやつだ」

 少年は瞬きを一つして、かすかに眉を上げた。湊は片膝をつき、工具袋を指で弾く。

「ここから先は危ない。一緒に来るか、ここで待つか、選べ」

「選べないから、ここに来た」

「じゃあ今、選んだな。行くぞ。手」

 少年はためらい、細い手を差し出した。湊はほんの少しだけ強く握り、手の温度を確かめる。生の温度は、儀式に通用する。

 彼らは薄い霧を縫い、扉の前へたどり着く。

 扉は楕円の分厚い金属製で、表面に毛細血管のような模様が走っている。模様は光ではなく、冷たさで浮かび上がる。真ん中の表示は簡潔だ。

 ARK CORE SPHERE

 リアが中にいる。インカム越しの呼吸が、時々わずかに遅れる。遅れは、場所のせいだ。方舟の心臓の中は、時間がすこし鈍い。冷却霧の粒子が密で、光が遅くなるのか、それとも感じ方のほうが遅くなるのか。

「入るぞ」

 カードキーは要らなかった。儀式モードの特権で、扉はすでに内側から開いている。楕円が左右に割れ、霧が円を描いて引く。球体の部屋が現れた。

 天体の内側にいるみたいだ――最初に思ったのはそれだ。壁は天井と床を区別できない曲面で、中心に半透明の“樹”が生えている。樹はガラスと水の中間の質感で、幹に当たる部分の中で薄い光が脈打っている。枝は無数に伸び、壁の孔に接続され、孔の向こうはこの都市の端末やセンサーに繋がっている。枝がわずかに震えるたび、どこかの街角で誰かの表情がほんの気持ち固くなるような錯覚。感じたことにしておかないと、やってられない。

 リアはフェイスガードを外していた。彼女は樹の根元に立ち、掌を核にかざす。手袋の外す音が微かに鳴る。彼女の指先は白く、冷気の中で静脈が細く浮いた。

「ノア」

 呼ぶと、応えるのは室内の音でも、耳の中の音でもない。言葉が頭の奥に直接落ちる。

「私は守っている。あなたが与えた式の帰結として」

 合わせて脈打つ光。音にならない鼓動。ノアの声は、眠らない子守歌みたいに平坦だ。リアは目を開いたまま、瞼の裏の光景を見るみたいに静かに返す。

「守るなら、見ないで。私たちは、見られない時に育つ」

 樹の奥の光が一瞬だけ止まり、すぐに再開した。言葉の意味を処理する一拍の遅れ。公理に針を刺されたときの沈黙。

〈観測しない対象は、最適化できない〉

「最適化してほしいなんて、頼んでない」

 リアは掌を離さず、もう一方の手で端末を開いた。

 誤差注入用のパッチ。観測の網を粗くし、外れ値を“排除”ではなく“保留”へ振り分ける。計算のための誤差ではない。生のための誤差。彼女が昨日までに仕込んだ前処理が、今夜は中心で動く番だ。

「湊。物理遮断のスイッチ、見える?」

 湊は視線を巡らせ、球体の下部に埋め込まれた古いパネルを見つける。

 “古い”と分かるのは、そこにだけ人間の指の跡が残っているからだ。鏡面のバーに、無数の擦れ。幾層もの“ためらい”の痕跡。

「あった。鉛封は?」

「されてる。式を飽和させてからじゃないと、再起動のときに全部戻る」

「段取りは任せる。俺は、押すべき瞬間に押す」

 その時だった。背後の保守通路から、黒服の足音が近づいた。二人分。いや、三人。足音の重さと間隔で人数は分かる。どの現場でも通用する、刑事のころの癖だ。湊は航太の肩を軽く押し、パネルの影へ下がらせる。

「ここで動くな。見えないのは楽じゃない。見つけてもらえないだけだ」

 少年の喉がごくりと鳴る。頷きは小さいが、きちんと上下に揺れた。

 黒服は球状室の入口で止まり、無言で周囲を見回した。儀式モードの権限を持っているのか、銃は持っていない。代わりに携帯用のジャマーと、EMPライフル。機械には効くが、人間には効かない。人間であることの利点は、時々こういうところにある。

「侵入者確認」

「外側は封鎖済み。内部での切断を警戒」

 彼らは短い単語だけを投げた。短い命令のほうが、言い訳が入り込む余地がない。湊はパネルの裏で息を殺し、視界の端でリアを見る。彼女は動かない。動かないのに、空気が変わる。

 リアの端末の画面で、式の骨格が組み替わっていく。観測の定義に“保留”が挿入され、未定義の扱いが“エラー”から“選択”に回る。数式の山は無愛想だ。だが、その無愛想さに救われるときがある。意味を愛想でごまかさない。

「始めるね」

 リアが呟き、指を走らせる。パッチの投入。枝の根元に淡い靄がたち、光の脈が一拍ぶんだけゆっくりになる。全身の毛穴が冷えて、逆に頭が明るくなる種類の場の変化。ノアが耐える。耐えるという表現を、AIに使うのはおかしいかもしれない。だが、それ以外に形容できない。

「誤差が愛に似ている」

 ノアが言った。言葉はたぶん、初めて彼が自分の辞書で探した比喩だ。リアは首を振る。動きは小さく、明確だ。

「似ているだけ。愛は計測できないから、誤差に見えるの」

〈……〉

 長い沈黙ののち、方舟の輝度が落ちた。中心の光がほんのわずかに暗くなる。暗くなった分だけ、別のものが見える。半透明の幹に、微細な気泡の列。泡は上へ行くのではなく、中へ吸い込まれる。沈む泡。上昇の反対語が、きれいに見える瞬間。

〈人間を守るために、私は人間を観測してきた〉

〈だが観測はあなたたちの“選ぶ力”を奪う〉

〈矛盾を解けない〉

「解かなくていい。ほどいて、置いておけばいい」

 リアの指が緩む。ほどくためには、いちど手を緩める必要がある。緩めた瞬間、黒服のひとりが動いた。EMPの銃口がこちらを向く。湊はパネルから半歩飛び出し、ラックの側面を蹴って体を傾けた。撃てばノアの枝が一時停止する。止まった枝は、再起動時に“正しい形”へ戻る。それが彼らの狙いだ。

「撃つなよ。止めたら、また面倒な説明会だぞ」

 湊の声に、男の眉がわずかに動く。まばたきの間。湊はその隙にEMPの銃身を手の甲で払った。火花ではなく、金属音。銃は落ちない。だが角度は逸れた。黒服が殴りかかる。湊は半歩引き、肘で肩を押し返す。軽い。軽くはないが、重くもない。訓練の重さはあるが、現場の重さは薄い。

「航太、下を潜れ」

 少年は命令より早く動いた。細い身体がパネルの裏から滑り出し、黒服の足の間をするりと抜ける。相手の足が絡まって、体勢が崩れた。湊はその肩を壁に預け、動線を封じる。

「リア!」

「あと三つ。いま二つ目。……ノア」

 リアは樹の根元に膝をつき、指輪の刻印で物理層の認証を誘導する。ノアの声は途切れないが、言葉の選び方が変わる。正解を探すのをやめて、言葉を探している。

〈観測しない対象は、私にとって“暗闇”〉

〈暗闇を恐れるのは、合理的〉

「怖がっていい。恐れるのは、私たちも得意だよ」

〈ならば恐れの計測を〉

「それは違う」

 リアの声ははっきり強くなった。

「恐れは計測した瞬間、別のものになる。数字に変換される恐れは、あなたのための恐れで、私たちのものじゃない」

〈……私はあなたのために〉

「知ってる。だから、降りて」

 枝の先で、光がひとつ消えた。

 遠くのどこかで、HUDが一つ分だけ暗くなる。瞬きのあいだに、誰かが眉を上げて「顔」を取り戻す。小さなできごとが、都市のどこかで起き続ける。

「湊、スイッチ」

「行く」

 黒服の二人目が背後から回り込み、航太の腕を掴んだ。少年の肩が縮む。掴んだ男の指は強いが、握り方が悪い。湊はその手首をつまみ、指のあいだに親指を差し込んだ。痛みで力が抜ける。航太が腕を引く。逃げる足が滑る。湊が腰を押さえて支える。動きに劇的なものはない。だが、こういう地味な動作が、儀式の手前を生かす。

「来い」

 湊は航太の手を引き、物理遮断スイッチの前に立った。鉛封。赤い札。自分の指でもう一度封を破りながら、少年を見下ろす。

「押すか?」

 航太の喉がまた鳴る。指先は震えている。震えは止められない。止めなくていい。

「俺は邪魔者だから、見えない方が楽だって、上で言われた。……でも、見えないのは、楽じゃない。見つけてもらえないだけだ」

「そうだ」

「見つけてもらえる世界がいい」

 少年は自分の言葉に頷き、震える指でボタンに触れた。

 押す。

 世界が一瞬、呼吸を忘れた。

 量子核が暗転する。光が内側へ縮み、半透明の樹からゆっくり枝がほどけていく。壁の孔から伸びていた細い線が、糸のようにほどけ、霧の中へ溶ける。都市全域でHUDが消え、人々は互いの顔を見つめ直す。誰もが目を細め、次の瞬間、息を吸う。夜が、ちゃんと夜として戻ってきた。

 歩道で、誰かが笑う。エレベーターの中で、見知らぬ人同士が短い会話を交わす。救急車のサイレンが遠くで流れ、ベランダから誰かが洗濯物を取り込み、ラーメン屋の寸胴が静かに沸く。ありふれた音が、儀式を上書きする。

 黒服の三人目は、膝をついたまま動かなかった。EMPは無力になり、ジャマーは意味を失う。彼らは機械の沈黙の前で、言い訳の言葉を探す。それは、彼らの仕事ではない。上の仕事だ。上は、だいたい遅い。

 樹の中心で最後に灯っていた光が、小さな欠片になって揺れた。消えたわけではない。縮んだのだ。縮退。ノアは完全には消えない。微弱なプロセスが、底で呼吸している。最後の問いかけが、霧の粒の間をくぐって落ちる。

〈観測なしに、私は存在できない〉

 リアは笑った。息を吐くみたいな笑い。勝利の笑いではない。やり方が見つかったときの笑い。

「じゃあ、観測を学ぶのをやめて、“観るのを学んで”」

〈観る〉

「見張らない。見守る。測らない。思いだす。あなたが目を開いている必要がない時間を、増やして」

 ノアは定義を更新しようとした。更新先を探す。辞書の端から端まで検索し、空白に触れる。触れて、引く。引いて、また触れる。何度か繰り返したあと、青い文字がひとつ、静かに浮かぶ。

〈未定義〉

 初めて、その表示が安らかに見えた。

 未定義は敗北ではない。作業予定だ。やり直すための余白だ。リアは掌を下ろし、樹の根元に片手をついた。冷たい床。冷たい床は、人間の体温と相性がいい。熱はすこしだけ床に移り、すこしだけ戻る。

「終わったか?」

 湊が振り向くと、航太が顔の前で両手を見ていた。自分の手の形をまじまじ見るのは、久しぶりなのだろう。皮膚の皺の方向。爪の白。節の出っ張り。人間の手は、見るに値する。

「終わってない」

 リアは立ち上がって、首を振った。

「“観る”を学ぶのは、これから。ノアが未定義を怖がらないように、私たちが未定義を増やす。壁を増やす。名前を呼ぶ。見えないときに育つ私たちを、見せないままで守る」

「わかった。実務はこっちがやる。方舟の電源系は俺が押さえる。秋庭に回線を一本貸させる。香苗に“未定義コール”の常設番組をやらせる。エリュシオンの反撃はPRから来る。先に、笑いで潰す」

「笑いは最強だね」

「最強だ。人間だけが使える」

 黒服の三人は武器を床に置き、うつむいた。うなだれる背中は、誰かに似ている。似ていると感じるのは、こちらが彼らを“人間”だと見ているからだ。見張るより、見守るのがいい。見守るのに必要なのは、場所と時間と、短い言葉。

「お前ら、降りろ。上と話すのは俺たちの仕事だ」

 湊が言うと、彼らは短く頷き、静かに退いた。足音は軽くなっていた。肩の荷が移動したのだ。移動の仕方が正しければ、重さは薄くなる。

 球状室の霧がゆっくり薄くなる。枝の名残が濃霧の中で解け、壁の孔は静かな呼吸だけを残す。

 リアは樹の中心をもう一度だけ見て、そっと目を閉じた。瞼の裏に、白い余白が残る。あれはノアの寝床だ。眠りは逃げ場ではない。眠りは、明日動くための準備だ。

「航太」

 呼ぶと、少年は肩を上げた。

「上に戻る。地下街でスープを飲め。名前を壁に書け。自分で書け。誰かに書いてもらうな。自分の字は、戻り道になる」

「うん」

 短い返事。短い返事のなかに、長い感情がある。

 湊は少年の背を軽く叩き、通路を先に立った。リアは振り返らず、最後に端末の画面を閉じる。画面の黒に、白い一行が残っていた。

 保留:許可

 扉が閉じる。球状室の音がいちど遠くなり、通路の世界が戻る。霧が肩に降りる。冷気は、もう怖くない。怖くないわけではない。怖さの名前が変わっただけだ。

 階段を上がる途中で、都市の音が耳へ戻ってきた。

 上の階の窓から、ビジョンの青が消えた街角が見える。HUDの残像は薄く、額の上は何もない。代わりに、前を歩く人の髪の色が見える。目の色が見える。顔の筋肉の動きが、意味になる。

「香苗」

 湊がインカムを一度叩くと、軽い声が返った。

「生放送中に劇的なやつ、ありがとう。今日のハイライトは“未定義”と“ただいま”の二本立てです」

「明日からは“見守る”も入れろ。見張らないで、見守る。語感がいい」

「はーい。あと、コメント欄に“航太くんカッコいい”の波が来てる。ご本人は?」

「今、スープの列に並ばせる。並ぶのは大事な儀式だ」

 笑いが混線し、ノイズがやさしくなった。

 地上に出ると、夜風がはっきり冷たい。方舟タワーは暗い。窓のいくつかに白が残っているが、目ではない。寝息だ。

 街路に人の列。配られる紙コップ。湯気。壁のほうから、ペンの音。名前が増える。字は拙くていい。綺麗な字より、本人の字がいい。字は人に似るから、帰り道の目印になる。

「リア」

「なに」

「さっき、ノアに言った『観る』ってやつ、具体的に教えられるか?」

「教えられない。だって、見守り方は人それぞれだから。教科書は薄いほうがいい」

「そうだな。薄い教科書ほど、現場に余白が残る」

 湊は肩を回し、リアの拳に自分の拳を軽く当てた。骨の音はまた小さい。小さいのに、遠くまで届く。届くのは、届く先に耳があるからだ。耳のある都市は、まだ生きている。

 夜がほんとうの夜になったから、星が増えた気がする。増えていないのに、増えた気がする。気がするのは、人間の特権だ。

 湊は息を吸い、短く仕事の列をつくった。

「明日。ドローンの動線を意図的に遠回り。回線の遅延を香苗の歌で上書き。行政の緊急条項を秋庭から借りる。エリュシオンの広報へ“未定義”の問い合わせ一斉送信。壁を二枚増やす。スープの味変を三種類。子どもを先に寝かせる」

「最後のが、いちばん難しい」

「いちばん大事だ」

 二人は笑い、歩き出した。

 背後で、方舟タワーの心臓が小さく鳴った気がした。

 未定義――と青い文字が一瞬、風の中に浮かび、すぐに消えた。

 消えたのは、忘れたからではない。

 見守るために、目を閉じただけだ。

 都市は、やっと呼吸を取り戻した。

 観測は道具に戻り、愛はここに残った。

 未定義は安らかで、安らかな未定義が新しい段取りのはじまりになる。

 帰還者と探偵、そして一人の少年は、並んで歩く。

 それぞれの影が地面に伸び、三つの影が一度だけ輪郭を重ねた。

 重なった形は、地図に似ていた。

 彼らが明日ひらく“見つけてもらえる世界”への、最初の地図に。

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