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サクリファイス学園 ー最底辺クラスの俺たちは“知識チート”で盤面を覆し昇格するー  作者: 神楽坂遊月
サクリファイス学園入学

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ヒスイのトレーニングとチームバトル

他サイトにて立ち位置の指摘があったので修正しました!

今後も小さい修正など行いますので報告いただけると嬉しいです!

ヒスイが交渉を持ち込んできた次の日からヒスイも一緒にダンジョンへ行き、チームバトルの戦力としてレベルを上げを始めた

ダンジョンへはメインパーティの4人とサブパーティの4人の計8人まで一緒に行くことが出来るからな


「今日からよろしくね」


フレンドリーなヒスイはうちのチームメンバーとも仲良くなり始めている。新入りにも優しいのはこのメンバーで良かったと思うよ

ヒスイにはサブパーティとして一緒にダンジョンへ入った。

サブパーティのメリットとデメリットはいくつかあるので、チームメンバーに説明する


メリットは以下の通りだ

・ダメージを負わないのでダンジョン内で戦闘不能になることがない(罠には一応ひっかかるが、メインパーティが先にいくからそんな状況がない)

・戦闘をしなくても、経験値が入る(メインパーティの10%だけど)

・戦闘に関わること以外は出来るから、採集などで経験値を入手できる(その場合はメインパーティの時と同じ経験値が入る)

おおざっぱに言うとこんな感じだ。


逆にデメリットはほとんどない。戦闘に参加出来ないのと、採集や採掘に関連するスキルしか使えないくらいか?

ダンジョンの途中でいれかえ出来るからな。入れ替えさえすると、メインパーティになるから連戦に対応出来る

長い時間ダンジョンを攻略ようになるから、サブパーティは正直必須みたいなもんだ


「なんで知っていますの?」


「図書館で勉強したんだよ」


説明を簡潔にすると、セシーリアに不思議そうな顔をされたから、矛盾が無いように返答したらジト目で帰ってきたんだけど、なんで?

時間も惜しいので、ダンジョンへ潜りさっさと5階層を目指した。ヒスイが入ってるから一気に5階層の”謎岩”には行けないから最短で攻略したよ

そして”謎岩”では、戦闘メンバーを入れ替えつつ、サブパーティ組で採集・採掘をした


「”謎岩”ってこんなことが出来るんだ……」


「キセロには驚かされてばかりだ。この空間をここまで使えているのは世界中で私達のみだろう」


「そう……だよね。聞いたことないから」


”謎岩”での行動では驚かれたが、そんなことは無視して3日間トレーニングをした。全員のレベルも上がったし、俺とセシーリアはルインと大差ないステータスにはなれただろう

そうして、決戦の土曜日がやってきた。ルイン達もダンジョンへ毎日行っていたみたいだが、ルイン以外はヒスイと同じくらいの強さくらいだろう

当日の10時半。俺たちはチームハウスで準備をするために集合した


「さてチームバトル当日だ。みんな準備はいいか?」


「もちろんですの!ボコボコにしますの!」


「うちもぉ。今日は最近でぇ一番元気かもぉ」


皆準備が出来ているみたいだ。

謎岩で対人戦の練習もたくさんしたからな。ステータスだけでなく、個人の技術も向上している

特に、リンドウの使う槍とか、ヒスイの弓なんかは初めて戦った時より対処できるようになったしな


「よし、闘技場へ行こうか。条件の最終確認だ」


そうして、俺たち5人はチームハウスを出発し、今日の決戦の舞台である第十闘技場へ向かった

チームハウスと闘技場は少し遠いが、移動手段は徒歩だけだから歩いて移動している

一応、お金が貯まったら自転車など買えるが、まだ俺たちには手が出せそうにない


「さて、これから最終の打ち合わせを開始するぞ。」


「よろしくお願いします」


「そんなに、いい子ちゃん風にしてよぉキセロ。ボコボコにされる準備はしてきたか?戦える人数足りてないだろうしな!」


オルクス教官が今回のチームバトルの調停役及び審判をやってくださる。ルインがひいきしてるとかいいそうだがオルクス教官しかいなかったのだ

俺は普通に教官だし、色々お世話になっているから敬意を持って話してるだけなんだけどな……

ルインは勝った気満々だ。俺が人数を無理やり集めていると思っているんだろうな。メンバー見たら最初にダンジョンへ入った人ってわかるはずなんだが……


「ルイン。黙れ。最終確認だ。今回は特にルールを決めていなかったな…… 何もなければスタンダードでよいな」


チームバトルは簡潔に言うと実際にバトルするチェスだ。スタンダードはキングが取られたら負けのシンプルなルールだ

チェックメイト……将棋で言う”詰み”の状態になっただけではダメだ。きちんとキングを倒せたら勝敗がつく

今はそれだけでわかっていたら大丈夫だ


「俺はなんでもいいっすよ。絶対勝つんで。なあザ……キセロ」


この一言で、俺は我慢するのをやめようと決めた。秒で試合を決めてやる。怒っちゃったもんね

わざわざザコなんて言ってくるやつは、わからせてやったほうがいい。

転職して、強くなった気になっているやつの、伸びきった鼻は飛び膝蹴りでへし折ってやるわ


「オルクス教官。”点数制限”は解除でいかがでしょうか?」


「そう言っているが、貴様はどうだ?」


「どんなルールでも負けませんよ。いいからさっさとやろうぜ。そんな訳わからないルールつけてまで勝ちたいんでしょ?弱虫が」


ルインはここぞとばかりに煽ってきたが、そんなことどうでもいい。俺は勝つこと以外考えてない

とっとと決着をつけて、何も言えないようにしてやればいいのだ

しかし、今回はこっちも煽られてばかりではいけない。ヒスイとメイのことも交渉しなければ……


「そんな自信満々なルインに提案です。賭け……しようよ?」


「おいおい、負けるのわかってるのに賭けまでするのかよ。いいぜ何でも賭けてやるよ」


俺が賭けを提案すると、オルクス教官の顔が般若みたいになったが、気にしない

説教を食らうのは覚悟の上だ。説教された上でメイのことを話せば理解はしてくれるだろう……たぶん


「俺たちが希望するのは……メイだ。俺たちが勝ったらメイをうちにくれ!」


「いいぜ。俺たちが勝ったらセシーリアちゃんな」


こっちはヒスイで話する予定だったのが、向こうはセシーリアを要求してきた

正直、セシーリアとメイでは釣り合わない。レベル差があるからな

どのように切り出そうかと考えていたら……


「釣り合わんな。ヒスイとメイなら平等だろう。ルインどうだ?」


「まあ、それでもいいっすよ。どうせ勝つんで」


その言葉で条件を確定として、バトル前の最終交渉を終了し、各チームの控え室へ戻っていった

チームの最終ミーティングをするためだ


「あいつ、絶対に許しませんの!」


「セシー、気持ちはわかるが試合であいつをボコボコにしたらいい。キセロ……もちろん、そのチャンスはくれるな?」


セシーリアは荒れてるし、リンドウはなだめているが、怒っているのには変わりない。だって笑顔怖いんだもん……

カリーも準備万端でニコニコしている。こんなメンバーに正直引いてる俺。

ヒスイもしっかり引いていて、仲間意識を感じた


「さて、試合の前に駒役の割り当てをしようか。」


「うちぃ、たくさん戦える所ならぁ何でもいい」


チェスにはポーン、ナイト、ビショップ、ルーク、クイーン、キングという駒がある。

この各駒を誰が担当するのか?というのが駒役だ。通常、対戦相手と駒の種類と数は揃える必要があるのだが、今回は”点数制限解除”の為その必要がない

人数が揃っているチーム同士のバトルなら、この調整はいらないのだが今回は5対5なんでな……


「とりあえず、キングは俺。クイーンはセシーリア。ルークはリンドウ。ポーンは2人にお願いする」


「うちもぉポーン以外がいい」


カリーがそうワガママを言うが、残念ながらカリーはポーン以外になれないのだ

キングとポーン以外には、その駒になるための条件があるからな。

例を出すと、クイーンは回復を使えなければならない。とかね


「ということなので、我慢してください。けど今回のバトルは一瞬で終わるぞ」


「ん?なぜだ? そんなに簡単に勝てる相手ではなさそうだが……」


「そうです。私はダンジョン潜れなかったので知ってますが、相手の仲良し3人組は皆さんの次にダンジョンに入ってましたよ。連携がいいからって」


あの3人ってそんなにいい連携するんだ……覚えておこう

ただ、チームバトルはチーム戦ではあるが、戦いは1対1のガチンコ勝負だ。連携なんて使えないから今回は意味ないけどな


「今回は、作戦で勝つ予定だ。正直ルインは転職しているからポーン組の中では強いほうだろう。ただ個人が強くてもチームバトルでは勝てないってこと」


「よくわからないですの!とりあえずどうしたらいいんですの?」


「まず入場したら、俺が入ったマスの左隣にセシーリア。前のマスにヒスイ。左前のマスにカリー。俺の右一番端のマスにリンドウが立つように。それからは現場で指示する」


そう伝えると皆理解したようで、うなずいていた。

それを確認し、控え室の端末に連絡が来るのを待つ


『時間です。入場してください』


「さて、行こうか」


決戦の時間だ

毎度見ていただいてありがとうございます

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