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サクリファイス学園 ー最底辺クラスの俺たちは“知識チート”で盤面を覆し昇格するー  作者: 神楽坂遊月
サクリファイス学園入学

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自由週間開始!

第3週目の前の土日から始まる自由週間は9日間ある

最終ダンジョンなどは自由週間をフルに使っても完全には攻略できない

最短で行けば、攻略自体は出来るが、やはり寄り道なんかも楽しんでこそだろう


「拘束されるのは今回だけかな……」


正直そこは気になる点ではあるが、その質問をしてもいいのか気になるな……

色々考えていると、授業開始時間に遅れそうだったから急いで寮を出た

元気がないセシーリアと合流し、教室へ入った


「全員揃ったな。授業を開始するとしよう」


俺たちが最後だったみたいだ。先に待っていたオルクス教官が面倒そうに授業を開始した

初心者ダンジョンについての授業だった。ただ情報量が少ない

正直、俺の方が知っているまである


「とダンジョンについてはこんな所だ。退学になりたくなければとっととクリアしてこい」


「質問いいでしょうか?」


クラスメイトの一人が質問をする。何かあったのだろうか?


「仕方ない 許可しよう」


「ありがとうございます。 もしクリア出来ず退学になると社会的ペナルティーはありますか?」


「退学になると、外の普通の学校の1年生を終了したのと同じように扱われる。2月の最終週の日曜日までにクリアしていないと退学扱いになり、編入試験を受けることが出来るが二度とダンジョンに関わる仕事は出来ないけどな」


なるほどな……授業でもやっていたがダンジョンはこの世界の生産の大部分を占めている

レベルが高いダンジョンの食材は希少性が高いし非常に美味だ。またダンジョンで獲れる魔石などは様々な使い方が出来るため、大量に必要とされている

だからダンジョンに関わることが出来るのは、ステータスの一種でもあるのだ

そのダンジョンに関わることが出来なくなることは将来の可能性を潰すことでもあるのだ


「あ、ありがとうございます。」


「まあ、シードになった時点で将来なんてほぼないけどな。せいぜい頑張れ」


オルクス教官は全く期待してない激励の後に自由週間の概要について説明を詳しく始めた

自由週間の禁止事項は特になかった。帰省してはダメくらいだったよ

学校の体育の授業の代わりだもんな


「あ、あのこの授業とかは毎月行うんですの?」


顔に血色の全くないセシーリアが質問した

俺も凄い気になっていたから聞いてくれて助かる


「この授業は毎月するぞ。ただし、初心者ダンジョンをクリアしたものは免除だ。この学園も退学者を出したいわけではないからギリギリまではお前らを進級させるつもりで動く。まあやる気のあるやつには多少手を差し伸べてやるだけの話だ」


毎月するのか……4人目を見つけて全力で攻略しないとな……

セシーリアは、俺の方をめっちゃ見てる。目の奥がめっちゃ燃えてるのは気のせいかな?

やる気が戻ったようでなによりだ


それから、午前中はそのまま座学をして、午後からは訓練所で実技の練習だった

ゲーム内での練習場では、操作キャラを切り替えることが出来る特性上、新規の職業についた際の練習で使ってたな

練習場に入ってすぐに出た場合でも、時間が経過するからほぼ使った事無いけど……


「それじゃあ、訓練場の使い方の説明するぞ」


オルクス教官はそういうと手元のパネルを操作し始めた


「ここでは対人戦を練習することも出来るし、魔法やスキルなどを当てる練習をすることも出来る」


そう言うと、前方に的が出てくる。その的には円と十字が書かれていた

円は十字の交差点を中心に大きさの異なる円が描かれておりどれだけズレたのかわかるようになっている


「今出した円に攻撃を当てると、ダメージを数字で可視化する。まあ仮想の敵のデータが入っていた場合だがな」


そんなことも出来るのか……

正直驚いたな……なんて思っていると円は消された


「そんなもんお前らに使っても意味ないと思うがな。それよりとっとと、役割と武器を選んでしまえ。それによって指導が変わるからな」


「あ、あのすみません 武器を使ったことが無くてもし良かったら教えて頂きたいのですが……」


この質問に俺も確かに使ったこと無かったな……

剣道を少しやっていたから剣にしたんだけど、使った事ないと何がいいかわからないよなと心の中で同意する


「武器を使った事が無い!? 何でこの学校に来たんだよ……」


オルクス教官は頭を掻きながら呆れたように言う

質問をした生徒は気まずそうな顔をして黙ってしまった


「じゃあ現存する武器種から説明するから後ろを見ろ」


全員が教室の後ろを見ると様々な武器が置いてあった

その武器を説明するために、オルクス教官が動く……ことは無かった


「まず、左は物理系だ。短剣、片手剣、双剣、刀、両手剣、片手槍、両手槍、手斧、斧、メイス、グローブが基本となる」


「すみません。質問なのですが基本というのは特殊なものがあるということですか?」


男子生徒が振り返り質問を投げる

その言葉に全員がオルクス教官の方を向く


「いずれ授業でやるが、ここで簡単に例を出すと刀を装備してる時にのみ装備出来る脇差や、片手剣のレイピアなんかがそうだな」


「ありがとうございます」


「じゃあ次は右側だ」


そういうと全員が再度後ろを向く

向き終わったのを確認してオルクス教官は話始めた

意外とこの先生優しい?


「右側にあるのは魔法を使う武器だ。片手杖、両手杖、弓、ボーガン、スリングショット(パチンコ)などが基本だ。魔力を飛ばして攻撃するのが一般的だ」


やはり、最終ダンジョンをクリアしていないせいかあの装備群に関しては説明がなさそうだ

最終ダンジョンの攻略をしないと入手出来ないからな


「物理系と魔法系はどちらがいいとかあるのでしょうか?」


先ほど、武器を持ったことが無いと言っていた生徒が質問する

初心者には分かりづらいよな……


「まず物理系は1回の通常攻撃のチャージタイムは固定だ。武器やステータスに依存するが同じ人が同じ武器を扱う時常に同じスピードで攻撃されると思っていい。」


「チャージタイムが1秒なら1秒毎に攻撃されるという事でしょうか?」


「そうだ。その通り。しかし、魔法系はその通りではない。魔法系はチャージタイムに応じてMPを消費して強力な攻撃をすることが出来る」


「チャージタイムで攻撃に魔力を貯めて放つってことでしょうか?」


「そういうことだ。物理で攻撃するにも魔法と使うにも攻撃するのに多少の準備がいる。チャージする時間が必要ということだな。物理は手数で勝負、魔法は大ダメージを与えるようにするというが基本になる。他に質問のあるやつは?」


クラス全体が反応を示さない。一気に情報を受け取ったせいだろう

この学校以外では武器の授業とか無いし


「返事は!?」


「「「「「はい!」」」」」


「質問は?」


「「「「「無いです!」」」」」


オルクス教官は激怒したが、怒り方が軍人というか古いというか苦笑いしか出来なかったよ……

その後は、全員で武器を実際に試して、自分との相性を確認して的当てなどをやった

ところで、セシーリア?両手メイスを横にウッキウキで振ってるけど何かあったのかい?君の武器は両手杖だよ?


「よし、終了だ。明日はジャージにて今日と同じ時間で野外訓練場に集合だ。解散」


全員が武器を多少触った所で授業は終了した

いつもより遅めではあったが夕食より前に終わったので夕食後チームメンバーで集まろうと連絡しておいた

場所?チームルームだよ?俺の部屋じゃないからね


「集まってくれてありがとう。みんなはどんな感じだった?」


「前にダンジョンへ入っているかもしれないという人についていいか?」


「ぜひ、教えてくれ!」


気になっていた話だ。どうだったのだろう?

ワクワクしているとセシーリアの視線を感じたが気のせいとしておいた


「ダンジョンに入っているということは確定だろう。今日の武器選びも既に自分の武器を持っていたし、与えているダメージもやはり多かった」


これは期待できるな……

あれもお願いしないと……

毎度見ていただいてありがとうございます

もし良ければ感想など教えてください

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