第一 千草真弥
どうして惚れたの?と聞かれたら、難しいけど、好きになったことは仕方ないから。好きになったんだから本当に好きなんだと思うから。だから君は僕を…好きにしてみせる…!!
俺が恋をした女の名前は千草真弥。すげぇ明るくて、いつも一緒にいたら楽しくて、なんだかすげぇ落ち着けて、とにかくこいつの事がすげぇ好きだって事は言える。誰がなんと言おうと好きなんだって…
そんな千草と出逢ったのは中3の春。初めて同じクラスになっていきなり声をかけてきた。その第一声が
よっ何つったってんだ?一年間宜しくな。
第一印象馴れ馴れしい奴だとおもったけど、そんな千草がほとんど話し相手で、千草も他の女子と話ししたいはずなのに、いつも話し相手になってくれて…
なんか初めて女友達できてすげぇ嬉しかった。
俺はじわじわと好きになっていって、夏には話すのも照れ臭かった。
なのに千草はいつも
ほんと菅野は良い男友達だよね!?ほんと大好き!!
男友達の中では最強に好きだよ。
好きっていってもらえてすげぇ嬉しいけど…
男友達としてなんて…
俺は千草のことが女として好き…なのに。
ああどうしたらいいんだ!?
続く