日常の終わりこんにちはチェスゲーム
頑張って書きました!前から書きたかったチェスゲームという名のゲームを小説にしたものです!良ければ見てください!
「美沙ちゃんじゃあね!」
「さようなら。」
いつも通りの平日の日私は友達と別れ学校から帰宅していました。最近日本では人の行方不明が増えているので普通は最低でも2人以上で帰るのですが生憎私の帰り道と同じ道の仲良しな友達は居ません、なので私は友達と別れたら早足で帰るようにしてます。
ふとその時。
「痛っ」
頭に痛みが走った。
頭痛で頭がグラグラして視界も歪んでいる、立って居られず私は座り込んだ。ふと前を見ると1人の人物が見えた、黒い服を来た20代くらいのその人物に私は無我夢中で助けを求めた。
「助け…て下さい…」
しかしそこで力尽き私は倒れた。
最後に見えたその黒い服の人物は笑っているように見えた。
再び目を開いた時目の前の景色はいつもの帰り道ではなかった。
ここは…何処?
この日私の日常が――――終わりを迎えた。
そこはまるでゴーストタウンを彷彿させるような場所でした、先程までまだ明るかった空はどんよりと暗く周りに見える建物は店はシャッターが降り他の建物も明かりがついていません。
「なんなんですか…ここは…」
いつの間にか頭痛と視界の歪みは消えていた。
とりあえず誰か人を探さないと。
「誰か、誰か居ませんか!」
しかしその声に反応は無かった。
「…もしかして私以外に誰もいないんですか。」
それは流石に困る誰か居れば元の場所に帰れるかもという希望を持てるが誰もいなければその希望も持てない、まず食べ物もあるか分からないんだ、最悪飢えて死んでしまうかもしれない。
その時。
ズルズル、ズルズルっと何かを引き摺る音が聞こえました。
「誰か居るんですか?」
ズルズル、ズルズル…その音は建物の角から近づいて来ます、そして。
「あの助け、ひっ!」
その音の正体が美沙の前に現れました。高さ2メートルを超えるであろう大きな体に顔にスマイリーのような顔の仮面が縫われていて右手に大鎌を持って引き摺っています。そして左手には首なしの人の死体を引き摺っていました。
「…(ぱくぱく)」
私はあまりの恐怖に声が出ませんでした。そして心では叫びます。逃げなきゃ逃げなきゃ殺される!立って!早く動いてと、しかし腰を抜かしてしまい私の体は全く動きません。
死体と鎌を引き摺った大男が近づいてきます。
「やだ…助けて…」
やっと出たその言葉も大男には響きません。そして大男は右手の鎌を振り上げ美沙に振り下ろす――――瞬間に無数の剣が大男を襲いました。
「え?」
振り向くと2人の女性が立って居ました1人は長いロングの銀髪の全身ライダースーツに身を包んだ気が強そうな女性と茶髪のショートの長袖の地面に手を着いて大男を睨みつけている女性です。そして私はその女性を知っています一ヶ月前に行方不明になっていた元高校の先輩。
「唯…先輩?」
そういうと唯先輩も私を見て驚きながら。
「美沙ちゃん…なの?」
「唯ちゃん、感動の再会はいいけどまだスマイルは生きているよ!」
そう言われた唯先輩はまたさっきと同じ表情を見せながらスマイルと呼ばれた大男を睨みつけましたそして私に。
「美沙ちゃんちょっと待っていてね、すぐ片付けるから。」
そう言った瞬間地面から剣がまた無数出てきてスマイルを貫きました。そしてついにスマイルは血を流しながら倒れて動かなくなりました。
「うっ!」
その光景を見て私は胃から胃酸が込み上げてきました。
「…ごめんね美沙ちゃんこんなもの見せちゃって。」
そういう唯先輩はとても悲しそうでした。
「いえ…助けていただきありがとうございました唯先輩…それにしてもさっきのは?」
「美沙ちゃんチェスゲームのこと知らないの?異次元バックも持ってないみたいだし…」
「チェス…ゲーム?異次元バック?」
「…わかった美沙ちゃん後で話すからまずはここを離れよう。音で誰かが来ちゃうかもしれないし。」
「え?さっきの大男ならともかく人なら大丈夫なんでは…」
「それも含め後で説明するよ。いいですよね奏美さん?」
「ああいいよ、別に敵じゃないみたいだしなそれにあんたの後輩だろ?私は見捨てないさ!」
「ありがとうございます。」
「敵?」
「まあ色々あるんだよこの世界にはな。」
「ああ〜そうだ私は大神奏美気軽に奏美さんって呼んでくれ!」
「わかりました奏美さん私は中井美沙です、よろしくお願いします。」
「ああよろしくな美沙ちゃん!」
歩いて行くと1つの建物に着きました
「美沙ちゃん、ここが私達のアジトさゆっくりしてきな!」
「私はこんな世界早くおさらばしたいけどね。」
「まあまあその気持ちはわかるけどね唯ちゃん、短気は損気だぜ!まずはこの戦いに勝ち抜かないといけないんだそれまで気長に待とうぜ!」
「わかってるけど…」
「とりあえずただいまー!キングが帰ってきたぜ雑兵達よ!」
奏美さんが3階の扉を開けたら中には
「何がただいまーだよ、あんたの首取られたらうちのまけなんすよ?少しは自重して下さいよ。」
ジト目でボーイッシュな少女と
「誰が雑兵だ!確かに俺はポーンだが戦闘力じゃあアンタらには負けてねえ自信が「いや〜なんか体を動かしたくなってね!」って聞けよ!」
改造学ランを来たヤンキーって感じの青年と
「えっ〜と落ち着いてくださいでも確かに気がついたら負けはちょっとやだな…」
オロオロしながら場を収めようとしてるが少し奏美さんに非難の目を向けている優しい雰囲気の少女が居た。
「悪かったよ次からは3人以上で行動するぜ許せよ!」
「そういうことじゃ…まあいっす、で?そのうしろの少女は誰っすか?」
「ああ美沙ちゃんな今から話すぜ!」
「あの…その。」
「いきなりで驚いているな美沙ちゃん、まあいいようこそ!」
そして奏美さんは両手を広げて不敵な笑みを浮かべながら高らかに言った。
「このチェスゲームという名のクソッタレなゲームを終わらせる為の組織アルカディアスへ」
そして私のチェスゲームという名の非日常が幕を開けたのです。
疲れた…時間かけて書いたので変なところもあるかもしれませんですが私が書きたかった内容での小説なので最高傑作にしたいです!変なところは直していくので反応よろしくお願いします!