家路
すこし丸くなった背中に
小さな風呂敷包みを
くくりつけた老婆が
麹屋の格子戸を
からからからと静かに開けた
出迎えた家人に
深々とお辞儀をして
頭をあげたときに
こぼれ落ちた満面の笑顔
信号待ち 束の間の
車窓から垣間見た風景…
物語のつづきに思いを馳せながら
家路へと足早に車を走らせた。
・・・・・・・・・・・・・・・
あとがき
忙しさにかまけて
心をおざなりにしてしまいがちな
わが身を反省しています。
病気とは、そんな時間なのかもしれない。
すこし丸くなった背中に
小さな風呂敷包みを
くくりつけた老婆が
麹屋の格子戸を
からからからと静かに開けた
出迎えた家人に
深々とお辞儀をして
頭をあげたときに
こぼれ落ちた満面の笑顔
信号待ち 束の間の
車窓から垣間見た風景…
物語のつづきに思いを馳せながら
家路へと足早に車を走らせた。
・・・・・・・・・・・・・・・
あとがき
忙しさにかまけて
心をおざなりにしてしまいがちな
わが身を反省しています。
病気とは、そんな時間なのかもしれない。
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