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今回は長めです!

みなさま、おはようございます。

異世界に落とされたシャルです!

さて、目の前にいらっしゃるのは可愛らしい猫さんです。

ただし!ここで!!

重要な問題が!そう!!

なんで猫と目線がいっしょなんですかああああああ!!!

えっっっ!?

ほんとなんなのかな!?

って、あれえええええええ!?

なんで自分の手に毛がああああああああ!?

え、、、これは、NI KU KYU U ☆


『なんじゃこりゃああああああああああああああ』


猫さんごめんね!

びっくりさせちゃったね!

目がまんまるだね!

でも自分もこれ以上ないくらいびっくりしてるうううう!!


『ね、猫がしゃべった……』


『え?』


…。

猫がしゃべったああああああああ!?

というか、この場合の猫って自分のことだよね!!

まじかああああああああ!?


『えっと、君も猫だよ?』


『えっ!?』


そういうと猫さんは、自分の手?(前足?)を見たり、自分のしっぽを追いかけてぐるぐるしだした。

え、待って、可愛い。


『ううう。あ、えっと、んー、えいっ』


……きました。

ファンタジーーーーーーー!!

水がふってきたよ!!ドバッてきたよ!!

これ猫さんが出したんだよね!!

すっげえええええ!!


『ほんとだ。わたし、猫になってる』


そういうことか。

出来た水たまりを鏡がわりに使うのか!

あったまいいな!!

それじゃ、自分も失礼させてもらって。


おお。ばっちり猫だね。それに!!

神様のとこで設定したとおりオッドアイだよ!!!

暗い赤とヘーゼルだよ!

ちょとだけ厨二心が疼いちゃってね!


隣の猫さんは、クリーム色の茶トラで、金と明るい青のオッドアイでした!

しかも、イヤーカフ付けてる!

エメラルドっぽい石が付いた銀色の!

めっちゃおしゃれだね!

あ、猫さんと目が合った。

ガン見してたのバレたかな?


『ねー、あなたシャルって人とシルバって人知ってる?』


『え?もしかしてレイラ?自分シャルだよ!レイラも猫種にしたんだね!』


『えっと、うん。可愛かったから猫種にしたよ。え?シャルさんってもっとおとなしかったような?』


あー。コミュ障の自覚はある。

あと、顔筋が動きにくいことも知ってるけど、おとなしいのか、、、?


『あの時は、混乱してて固まってたんだよ!、、、多分。でも、シャルじゃなかったら3人一緒に事故にあって転生してきたなんて知らないっしょ!』


『うーん。それもそうかな。じゃあ、シルバ探そう!わたしたちと一緒で動物になちゃってるかもしれないしね』


『うん!行こ!』


そうしてシルバを探し始めてはや数十分。

一向に見当たらないのですが!

そろそろ足疲れたよ!!


『シルバアアアアどこだあああああああああ!!!』


ガサガサッ


ん?後ろで何か聞こえた?


『シャ、シャルさん…う、うしろおおおおお』


レイラの絶叫と同時に振り向くと、で、でたああああああ!!

黒くてでっかくて狼みたいなくろいやつうううううう!!!

ああああ、こっちにとびかかってき…あれ?


狼みたいなやつは自分たちの少し前で、見えない壁に阻まれているみたい…?

あ、これってもしかして自分の選んだ無属性魔法のシールドか!!

ナイスシールド!!ありがとう!!!


でも怖いいいいい!!

ひっかいたり、体当たりするだびに衝撃が自分に伝わって来てるんだよね!!

レイラと身を寄せ合って狼がどこかに行ってくれるのを待ってるんだけど、この狼しつこいいいいい!!

はよ!どっか!!いけ!!!


いつまで続くんだろって、気が遠くなり始めたとき、いきなり目の前が真っ赤になった。

それが炎だと気づいたのは、炎がなくなって視界が開けてからだ。

狼はいつにまにか消えていた。

しばらく放心したあと、自分たちを呼ぶのんきな声がきこえた。


「シャルせん~い。レイラせんぱ~い。ぶじですか~」


声の方を向くと、明るい銀色の髪と眼をもつ長身美女がこっちに向かってきていた。

なんだか、イラッとしたので美女の足元にシールドが出てくるのをイメージしてみた。


「うわっ!?」


盛大にこけてくれたのですっとしました!

反省も後悔も全くないです!

あ、シールドあやつれてた!いえい!

出す出す詐欺すみません!!!次回は残り2人人化させます!!

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