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旋律
俺たちはシロムネの飛行機に乗っていた。その性能は見事というしかないものだった。いつもよりもさらに操縦しやすくなった飛行機で向かうは、軍基地本部。そこには休暇でない今、全ての人材が揃っていた。ウシジマも、第1部隊も、キサラギさんも。
「カゲミヤ・・・。これで、全部。全部終わるん・・・だな。」
俺は言った。なぜそんなことを言ったのかはわからない。俺の問いにカゲミヤは答えなかった。
「・・・カゲミヤ?」
俺の応答にもカゲミヤは答えなかった。
俺たちはシロムネの飛行機に乗っていた。その性能は見事というしかないものだった。いつもよりもさらに操縦しやすくなった飛行機で向かうは、軍基地本部。そこには休暇でない今、全ての人材が揃っていた。ウシジマも、第1部隊も、キサラギさんも。
「カゲミヤ・・・。これで、全部。全部終わるん・・・だな。」
俺は言った。なぜそんなことを言ったのかはわからない。俺の問いにカゲミヤは答えなかった。
「・・・カゲミヤ?」
俺の応答にもカゲミヤは答えなかった。
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