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オーク狩り

翌日、オーク狩りに出発する。

王都の外側の森に出るらしい。

町外れの家から近いので、すぐに行ける。

「ふーっ！」

溜息が出る。

オークがなかなかいないのだ。

出てきたのが、ゴブリンと呼ばれる人型魔物。小さな体の鬼。

食べても不味いらしく、使用には向かないらしい。鑑定でも同じことが頭に流れる。

次に多く出てきたのが、ホーンラビット。ツノの生えた兎だ。一応食べられるようなので、リュックに放り込む。

たまに出てきたのが、コカトリスとか言うデカイ鶏。

目が合うと石化魔法で石にされるらしい。冗談じゃ無い。遠くから弓矢で倒した。

コカトリスは滋養強壮に良いらしく、リュックに入れた。

「やっと見つけた。」

思わず声が出た。

ようやくオークが居た。それも3匹。

豚か猪の様な顔のデブい人型魔物。

石斧を持って歩いてる。

弓矢で先頭のオークの目を狙って放ち、混乱するオークに向かって槍を持って突進する。

あっさり倒せた。

3匹有れば、スープの研究が少し出来そうだ。夕方だったので、家に帰ることにした。