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製麺機やら

問題は製麺機だ。

電気は無いし動力は手動か？！

この世界、魔物から取れる魔石という物がある。が、まあまあ高価であるし、原価が高くなる。

とりあえず、製麺機を造って貰える所を探して、相談しなければならないだろう。

道具屋さんをどうにか見つけ、製麺機の構造を伝えて、造れるか聞いてみる。

「複雑な機構でもないし、造れるとは思うが、太さを変えられるようにするところが、結構難しいな。動力は手動と魔石と両方使えるようにしてあげるよ。費用は大銀貨1枚と銀貨5枚ぐらいかな。」

２つ返事でお願いする。

あとは食材だ。

小麦はあった。

ネギもある。

でも、醤油と味噌は無かった。大豆は存在したので、自家製しかないだろう。

ニンニクやショウガはあったが、胡椒は存在するが、作っている農家が無い。たまに見つかるのを当てにするわけにもいかないので、作ってくれる農家を探すか、自分で育てるしかない。

農家にお願いするのは、どうしたら良いのだろう？

商業組合か、農業組合は存在するのだろうか？

インストールされた情報を頭の中で探る。

どちらも存在する事が分かると、とりあえず農業組合に向けて歩くことにする。

「胡椒？！あんな辛い粒どうするの？」

受付の女性が聞いてきた。

「料理に使うので、欲しいのだが、売ってなくてね。誰か作ってくれる農家を紹介して貰えないだろうか？」

「紹介するのは良いですが、交渉は自分でして下さい。それと、流通に関しては農業組合を通して貰いますので、そのつもりで。」

しっかりマージンは取るらしい。

紹介された農家に向かい、作った胡椒は全て買い取ることを条件に、了承を得た。

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